会社を始めると、税金ラッシュに感じます。
なぜなら、自分で払うようになるからです。
よく聞かれるのが、「また税金?」という言葉です。
会社員のときは、会社が払っていてくれました。
でも、会社員じゃなくて社長になれば、自分が払う立場になります。
今回は、会社で出てくる税金でもメジャーな、
- 法人税と地方税
- 消費税
- 給料の税金
のタイムスケジュールについて書いていこうと思います。
※延長とかしていない場合です。
会社の税金のタイムスケジュール-法人税と地方税―
法人税は、会社が終わった月の2か月後までに払います。
例えば、3月決算の場合は、5月中に払います。
9月決算の場合は、11月となります。
法人税は、前期の納税金額が20万円を超えると、予定納税が発生します。
予定納税は、決算から6か月後+2か月後に納税の期限がきます。
例えば、3月決算は、6か月後の9月の2か月後なので、11月となります。
9月決算の場合は、6か月後の3月の2か月後なので、5月となります。
ややこしいので、決算から8か月後と覚えるか、前回払った月から6か月後のどちらかで、覚えましょう。
地方税ですが、法人税の予定納税がある場合は、地方税もあると考えましょう。
ざっくりですが、そのような感じで良いかと思います。
会社の税金のタイムスケジュール-消費税―
消費税のタイムスケジュールも基本的には、法人税や地方税と同じ流れです。
法人税の予定納税よりも、消費税の予定納税を払う人が多いので、どちらかというと消費税の予定納税の方が、身近かもしれません。
消費税は、会社が終わった月の2か月後までに払います。
例えば、3月決算の場合は、5月中に払います。
9月決算の場合は、11月となります。
消費税にも予定納税があります。
前期の納税金額がざっくり60万円以上払った場合は、該当すると思って下さい。
会社の税金のタイムスケジュール-給料の税金―
給料の税金は、所得税と住民税があります。
所得税と住民税の納付は、2種類あります。
- 毎月納付
- 半年に1回納付
です。
半年に1回納付のことを、納期の特例や納特などと呼んだりします。
毎月納付は、給料から所得税を預かった月の翌月10日までに、国や市などに納付します。
半年に1回納付は、6か月分預かった税金を納税します。
ここで、所得税と住民税の納期限は異なります。
所得税は、1月~6月までの分を、7月10日までに納税。
7月~12月までの分を、翌年の1月10日までに納税という流れになります。
住民税は、6月~11月までの分を12月10日までに納税
12月~翌年5月までの分を、翌年の6月10日までに納税となります。
納期限が違うので、忘れがちです。
私も、住民税の半年に1回納付は、なかなか覚えられません。
納税は計画的に
決算をすると、翌期の予定納税があるかないか、金額がいくらかは決まります。
会計事務所から金額の提示があるとおもいますので、確認しましょう。
決算のときに、翌期の給料などの話も出るでしょう。
その時に税金の金額がわかれば、所得税額もほとんど決まります。
もし会計事務所から金額の提示がない場合は、確認しましょう。
税金の滞納があると、銀行からお金を借りられなくなったりします。
税金の納税は、確実に行いましょう。
最近では、ダイレクト納付やQRコードで払えるようになりました。
納付の予定もそうですが、なるべく手間がかからない納付方法の検討も必要かと思います。
会社の税金のタイムスケジュールのまとめ
どこの会社でもよくある法人税・地方税・消費税・所得税・住民税のスケジュールについて書いてみました。
予定の税がなくて、納期の特例を使うと、3月決算で5月・7月・12月・翌年1月と4回になります。
これが最低限の納税回数です。
編集後記(1309)
リマインダーを使っているのですが、便利です。
機会があったら、リマインダーのことを書いていこうと思っています。
55日記(1639)
保育園からでるとママが外で待っていました。
「なんで言ってくれないの?」とちょっとしたサプライズに、喜んでいました。
66日記(866)
保育園のシーツを替える日だったのですが、「わたしがやる!」と言って頑張っていました。
最後は、「できない。やって」と可愛らしく言っていたのが、印象的でした。