決算の日っていつですか?
決算日を変更したいと思ったことはありませんか。
決算の日は、変更できます。
ということで、今回は、決算日の変更について書いていきます。
決算日の変更は、比較的簡単にできますので、もしお金や時間につらいことがあった場合は、変更を検討してみましょう。
決算日を変更する理由は?
決算日を変更する理由は、
・お金
・時間
ですね。
お金というのは、納税資金があるかないかとなります。
お金がないときに、決算の申告で税金の支払いがある場合は、納税できないということもあるでしょう。
たとえば、売上が2か月後に入金して、支払いは1か月後だったとします。
この場合は、支払いが先行するため、お金がなくなる可能性が高くなります。
税金の納税のタイミングのときに、売上があがってしまった場合は、特に注意です。
売上が上がる場合は、支払いが多くなる可能性があります。
支払いが先行して入金があとの場合は、資金繰りがつらくなります。
何回かお金の心配があった場合は、決算日を変更したほうがいいでしょう。
時間というのは、決算をするための時間があるかどうかです。
忙しい時期を決算の日にしていませんか?
忙しくない時期に決算日をしたほうが、準備なども簡単です。
忙しくない時期であれば、在庫の確認や売掛金の確認など、決算のための確認事項が少なくなります。
忙しい時期ですと、お金や商品がよく動いてしまうため、確認に時間がかかります。
決算をするにも、時間や手間がかからないほうがいいため、忙しくない時期を選ぶ方がいいでしょう。
決算日はいつにすればいいの?
決算日は好きに決められます。
好きに決めたらいいのですが、いつと聞かれたら
・忙しくない時期
・お金がある時期
・税理士が忙しくない時期(願望)
ですね。
忙しくない時期
忙しくない時期というのは、本業が忙しくない時期です。
忙しい時期に決算日を迎えてしまうと、忙しい時の利益がそのまま税金となってしまいます。
決算対策という言葉がありますが、決算対策できないで終わってしまうのです。
そのため、その時期を外したほうがいいと考えています。
お金がある時期
お金がある時期のほうが、決算日はいいです。
なぜなら、お金がある方が、税金を払いやすいからです。
決算日は、税金の払いやすい時期が良いです。
赤字であっても、消費税は納税しなければいけません。
消費税もかなりの金額になるため、お金のある時期に決算日を設定しましょう。
税理士が忙しくない時期(願望)
税理士が忙しくない時期がいいですね。
願望ですけど笑
決め方は、色々ありますが、やって欲しくないのは、
・みんなが3月だから3月
・業界が◯月だから◯月
ですね。
3月決算と9月決算は、比較的多いです。
なんか決算というと、3月のイメージがありますが、そんな必要はありません。
イメージで決算日を設定してしまう方がいますが、オススメできません。
税理士も仕事が重なって、面倒な時期ですからね。
あとは、業界が◯月だから◯月というのも、やめた方がいいんじゃないかと思います。
決算日を同じにしても、あまり意味はないと感じています。
決算日の変更には、手数料がかからない
決算日の変更には、手数料がかかりません。
なぜなら、決算日の変更は、法務局への届け出が必要ないからです。
そのため、手数料がかかりません。
ちなみに、取引先に言う必要はありません。
支払日などが変更になる場合は、言う必要はあります。
でも、決算日が変更になることは、法務局へ届け出をしないため、他の人に知られることはありません。
決算日を変更するための必要な手続きは?
決算日を変更するための手続きは、
・株主総会を開いて決議し、議事録を作成し定款を変更する
・税務署などへ書類の提出
・実際の決算を行う
ということになります。
注意点としては、決算は1年を超えられないということです。
例えば、3月31日決算を5月31日決算に変更しようとするときは、4月1日から5月31日で1回決算をやります。
その後で、6月1日から5月31日で決算を行います。
4月1日から始まって、翌年の5月31日で決算ということにはなりません。
決算日を変更すると、決算を1度多くやらなければいけません。
決算料がかかりますので、ご注意ください。
お金や時間がツライなら、決算日を変更することも考えてみよう!のまとめ
税金の支払いや準備が大変な場合は、決算日の変更も考えてみましょう。
忙しい時期にやるのは、メリットはありませんので。
編集後記(1825)
確定申告が終わっても、休みがないので、ちょっと疲れてきました。
どこかで、休みたいなって思っています。
55日記(2155)
チーズが嫌いと言っているのに、スモークチーズは食べるという謎の状態です。
でも、もともとチーズきらいじゃなかったから、なんなんでしょうかね?
66日記(1382)
かきの種を一緒に食べたのですが、すぐに「たべちゃだめ!」といいます。
1つしか食べてないのに・・・。