建設業の方の会計をすると、現金が合わなくて、「どうなってますか?」と確認することがあります。
これは、本人たちの問題ではなく、仕組みが問題なのかもしれません。
現金をなくせるなら、なくしたほうがストレスも無いかもしれません。
今回は、建設業の現金について書いていこうと思います。
建設業の人は、現金が合わないのか?
建設業の人は、現金が合わないことがあると思います。
なぜなら、建設業の人は、現場仕事が多いからです。
そのため、現場で仕事をしてくるので、会社や家での事務仕事ができない場合が多いです。
さらに、現場で仕事をするのが社長(個人事業主)=ご主人で、経理をするのが経理=奥様というパターンです。
こうなると、お金を使うのが社長、お金を計算するのが奥様となります。
問題なのは、使っている人と計算する人が別だから、現金が合いにくいです。
使っている人は、お金を使って領収書を渡しています。
計算する人は、領収書をもらって経理をする。
悪いわけではないのですが、お金を使っている人は、領収書を渡せばちゃんとすると思ってる。
お金を計算する人は、もらった領収書を会計ソフトの入力すれば、ちゃんとすると思っている。
考えが別れてしまっています。
本来は、使っている人がきちんとお金の管理をしたほうが良いのです。
そして、領収書を経理である奥様に渡すのが、1番の流れじゃないかと思います。
現金が合わない場合は、個人事業主なら、生活費になったのかも?という判断で問題ないかもしれません。
でも、会社の場合はお金が合わないのは問題です。
会社のお金は、会社のお金であり、社長のお金ではないからです。
本当はない現金が、帳簿の残高だけ増えてしまったら、役員貸付金などとして処理しなければいけません。
役員貸付金は、銀行に対してはあまり印象がよくありません。
特に会社を経営している場合は、気をつけて欲しいところです。
現金が合わない対処法は、現金をなくしてしまうのも1つの手です。
経費は役員借入金で処理して、あとで精算するという方法です。
個人的なお金で支払って、その後会社のお金で精算する方法ですが、会社の決算書へのダメージは少ないです。
なるべく現金を使わない方法が、現金を一致させる方法です。
建設業の人は、現金が合わないのか?のまとめ
現金が管理できない場合は、現金を管理しなければいいのです。
そうすると、現金が合わないという悩みからも開放されます。
現金を使わない方法も考えていきましょう。
編集後記(1544)
7月10日納税の源泉所得税の準備などをしました。
源泉所得税の準備をするってことは、半分過ぎたんだなぁと感じました。
本当に時間のすぎるのは、はやいですね。
55日記(1874)
初めて美容院に行きました。
「髪切ったよ」と教えてくれました。
66日記(1101)
「美容院楽しかった」と言っていました。
美容院にあるアンパンマンの本が楽しかったみたいです。
※次女は、髪を切っていません。