経費を削るならどこから手をつけたらいいのか？

2024年7月2日

決算書や試算表などを見ると、経費が多いので、削っていこうと思うこともあるでしょう。

じゃあ、経費を削るなら、どこから手をつけたらいいのでしょうか？

全体を把握して、支払いの重複しているものや、使ってないものを削って行きましょう。

金額が多い＝経費のムダとは限りませんので、効果があるかないかで判断してみてください。

あと、時間を節約するなら、新しいパソコンを買いましょうという感じです。

この記事を読んで、経費を削ることを考えてみましょう。

経費を削るなら、まずはどんなものを使っているかを確認しよう

経費を削ろうと考えているので、試算表や決算書から大きい金額を削ろうとするのは問題です。

その理由は、とりあえず金額が多いものとなると、それが本当に必要なのかどうかがわからないからです。

最初にやることは、どんな支払があるのか？を確認してきましょう。

支払いになるのがなにかを知るには、

・会計データ

・通帳

・クレジットカードの明細

などが必要となります。

やって欲しいことは、なんの支払いかを確認することです。

通帳やクレジットカードの明細などを見て、これなんだ？と思ったことはありませんか。

契約した会社と違う名前で、通帳やクレジットカードから支払っているものがあります。

そのこれなんだ？を確認して、表にしていきましょう。

・ジャックス⇒インターネット

・エポス⇒電話

とかですね。

そんな感じで書き出して、まずは全部支払いの内容がわかるようにしましょう。

経費を削減するには、使っていないヤツから

書き出してみると、使っていないヤツはありませんか？

これとこれ同じかも？と思ったら、1つをやめて見ましょう。

さらに、サブスクとかになっているけど、あまり有効活用できないものもあるかもしれません。

そこも削って行きましょう。

重複しているもの、使っていないもの、有効活用できないものは、削除していきましょう。

この3つは、そんなに削っても影響が出ないはずです。

これが経費を削る最初の1歩です。

使っていないなどは、自分が判断できるので、まずはそこから始めてみましょう。

仕入れがある場合は、バランスよくも必要

経費を削るには、仕入れの金額の見直しも必要です。

でも、仕入れがある場合は、安いところだけでいいというわけでもないと思っています。

その理由は、他にあっても、ここにないということもある可能性があるからです。

半導体不足で〇〇がないということもありました。

そのた、仕入れのルートが複数あったほうが、いいとも感じています。

金額が高いので、取引を完全にやめてしまうというのも、あまりよくないと感じています。

金額は高いけど、他がないと言っているものが、あったりしますので、仕入れや外注の業者とは、付き合いをやめないほうがいいでしょう。

金額が多いから、ムダとは限らない

金額が多いから、ムダとは限りません。

決算書を見て、金額が多いと目立つので、ムダな経費と思われがちです。

よくある話ですし、よくある質問ですが、「ムダな支出はありますか？」と聞かれます。

そうすると、「〇〇費が多いので、これを削減しましょう」という話になります。

これって、正しいのでしょうか？

正直に言って、正しくないんじゃないかと思っています。

例えば、交際費ですが、交際費の金額が多かったら、「交際費減らしたほうがいいですね」と言われたら納得できますか？

ただの飲み会になってしまっているのであれば、必要ないかと思うので、削ったほうがいいでしょう。

売上につながるのであれば、そこは使うべき費用だと考えます。

交際費を使って効果が出ているのであれば、使う必要はあるということです。

ただの飲み会なら、お金と時間のムダ使いになりますので、やめた方がいいでしょう。

削るのは、効果があるかどうかであり、金額の多いものではありません。

経費じゃないけど削れる時間

経費じゃないですけど、削れるものがあります。

それは、時間です。

身近な話ですと、パソコンの起動時間やアップデート時間です。

時間も削ることができます。

じゃあ、時間を削るにはパソコンをどうしたらいいの？というと、高いものを買うのです。

ちょっと高いパソコンを買ってみましょう。

パソコンにお金をかければ、起動時間などに時間を使うことがありません。

私のノートパソコンは、10万円くらいですが、起動は早いです。

そして、買い替えることができるなら、2年～3年で買い替えた方がいいです。

パソコンって毎日使うから、お金かけても良いものですし、お金をかけるべきところと思っています。

以前、友人の会社に行ったのですが、キーボードがないパソコンを使っていました。

さらに、アップデートでフリーズしてしまって、そのまま動かないという事もあったのです。

そんなパソコンを使っていても、時間のムダにしかなりません。

パソコンは、そこそこの金額をだせば、早く使えるものがありますので、それを買いましょう。

私のは、

・Ryzen7

・SSD

・メモリ16G

なので、起動は早いです。