建設業の税務調査で必ず確認することは、
- 売上と仕入・外注費の対応
です。
過去に建設業の税務調査を何度も経験してきましたが、売上と仕入・外注費の対応は必ず確認します。
この記事では建設業の税務調査の
- 売上と仕入・外注費の対応を確認
- 売上と仕入・外注費の対応方法
- 売上と仕入・外注費の対応を確認への税務調査の流れ
について、書いて行きます。
この記事を読んで、建設業の税務調査について確認しましょう。
建設業の税務調査で必ず確認することは売上と仕入・外注費の対応
建設業の税務調査で必ず確認することは、売上と仕入・外注費の対応です。
なぜなら、
- 売上計上もれ
- 仕掛品計上もれ
- 材料在庫計上もれ
が、1番確認しやすいからです。
※仕掛品とは、途中工事と思ってください。
1番確認しやすいということは、税金が発生しやすいということです。
確認しやすい理由は、仕入や外注費の請求書を見て「この外注費に対応する売上はどれですか?」と聞けば良いからです。
それに対応する売上が、外注費と同じ期や年にあれば問題ありませんし、なければ売上計上もれ又は仕掛品計上もれの可能性が出てきます。
実際にどうやるかと言うと、仕入や外注費の請求書を確認します。
3月決算の場合は、3月の終わりの頃を確認するパターンが1番多いです。
仕入の請求書を確認して、「この仕入れに対応する売上はどれですか?」と聞いて来ます。
もし、その仕入れたモノが、仕入れた期や年の売上に入っているなら、問題はありません。
その仕入れたモノが、仕入れた期や年に入っていない場合は、「じゃあ、この仕入れたモノは、材料在庫か仕掛品になっていますか?」と聞かれます。
そして、「在庫表と仕掛品の表を確認させてください。」と言ってきます。
在庫表や仕掛品の表に入っていれば、問題はありません。
入っていない場合は、在庫計上もれ又は仕掛品計上もれとなります。
このようにして、建設業の税務調査は、必ず売上と仕入・外注費の対応を確認します。
建設業の税務調査で必ず確認することは売上と仕入・外注費の対応―対応策―
建設業の税務調査で必ず確認する売上と仕入・外注費の対応が確認できたところで、対応策を確認してきます。
対応策は、
- 決算や確定申告のときに、税務署と同じことをする
ということです。
なぜなら、税務署と同じことをしておけば、
- 売上計上もれ
- 仕掛品計上もれ
- 材料在庫計上もれ
などのミスを減らすことができるのです。
税務署と違うやり方でやっているから、ミスが出て納税額が増えることがあるのです。
実際にどうやるかというと、仕入や外注費の請求書に書いてある現場名を紙に書き出します。
そして、その現場名が今期又は今年の売上になっているかを確認します。
それだけです。
もし売上になっていなかったら、在庫表や仕掛品の表を確認します。
そちらに入っていれば、それで問題ありません。
仕入れの場合は、現場名が書いてない場合もあるので、そういうときは
- その材料が売上になっているか?
- その材料が在庫表にあるのか?
を確認しましょう。
税務調査官にもよりますが、出面帳を確認して、仕掛品や売上もれを確認する場合があります。
出面帳で現場に行っているということは、売上や仕掛品が発生する可能性があるからです。
出面帳を確認しておくと、さらにいいでしょう。
決算や確定申告前の3か月は、売上と仕入・外注費の対応の確認をやった方が良いと思います。
つまり、3月決算なら1月から3月分、確定申告なら10月から12月分です。
このように、税務署と同じようにやっておけば、税務調査も怖くありません。
毎期(毎年)やっておきましょう。
建設業の税務調査で必ず確認することは売上と仕入・外注費の対応―税務調査の流れー
税務調査の流れとしては、ざっくりと次のような感じです。
- あいさつ及び世間話
- 仕事の内容の確認
- 総勘定元帳の確認
- 売上と仕入・外注費の確認
という感じになります。
比較的はやい段階で、売上と仕入・外注費の確認は行われます。
初日の午前中の終わり頃から又は午後の始めからというのが、多いと思います。
売上と仕入・外注費の確認が終わったら、総勘定元帳を見ながら、交際費や消耗品費などの気になったところを確認していきます。
この後は、税務調査官にもよると思いますが、領収書をチェックする場合もあります。
売上と仕入・外注費の対応が終わると、1つ終わったとホッとします。
怪しい経費などを入れていなければ、後はほとんど指摘事項もないからです。
怪しい経費など入れずにキチンとやっておけば、税務調査は怖くありません。
日頃からキチンとした会計を目指して、税務調査を乗り越えましょう。
建設業の税務調査で必ず確認することは売上と仕入・外注費の対応のまとめ
建設業の税務調査で絶対にあるのが、売上と仕入・外注費の対応です。
ここを押さえておけば、税務調査は怖くありません。
毎期(毎年)売上と仕入・外注費の対応を確認しましょう。
建設業の税務調査で必ず確認することは、
- 売上と仕入・外注費の対応
です。
編集後記(1553)
昨日もマクドナルドで作戦会議をしました。
やる気が起きないときは、マクドナルドに行くのが1番だと思いました。
私は、誰もいないところよりも、誰かいて逃げ場が無い方が、集中できるようです。
55日記(1883)
うんていをやっているところをママに見せるため、公園に行きました。
3つ目までは、上手に移動できていました。
66日記(1110)
公園で保育園のお友達とあって、遊んでいました。
蒸し暑かったので、頭から汗びっしょりになっていました。