無借金経営は悪だ！無借金経営の3大デメリットを解説！

2024年1月12日

無借金経営のデメリットは、なんなんだろう？と悩んでいませんか。

無借金経営のデメリットは、

・お金がなければ会社はつぶれる

・なにかあったときにお金が借りられない

・会社の成長が遅くなる

となります。

この記事を読んで、無借金経営のデメリットを確認しましょう。

無借金経営の3大デメリットとはなに？

無借金経営の3大デメリットは、

・お金がなければ会社はつぶれる

・なにかあったときにお金が借りられない

・会社の成長が遅くなる

となります。

各項目について、確認していきましょう。

無借金経営のデメリット－お金がなければ会社はつぶれる－

無借金経営のデメリットは、お金がなければ会社はつぶれてしまうということです。

なぜなら、会社は、借金が多いからつぶれるのではなく、お金がないからつぶれるのです。

そのため、会社には、多くのお金があったほうがいいのです。

お金を持っていれば、会社は長く生き残ることができます。

たとえば、次のようなA社とB社があったとします。

会社名	A社	B社
預金	1,000万円	5,000万円
借金	０円	4,000万円

よくある話ですが、どっちの会社の方がいいでしょう。

A社は、預金を1,000万円持っています。

B者は、預金を5,000万円持っていますが、借金が4,000万円あります。

実質的には、A社もB社も1,000万円もっていることになるのですが、実際はちょっとちがいます。

その理由は、使えるお金がどのくらいあるか？ということです。

A社は、1,000万円しか使えないのですが、B社は、5,000万円使うことができるからです。

もし入金がなくなったら、B社は、A社よりもお金があるので、つぶれてしまうまでに時間の余裕があります。

時間の余裕があるため、入金がなくなった対策ができるようになります。

そのため、お金が多いほうが、借金が多いことよりも重要となります。

会社にお金があるようにしましょう。

お金がなければ、会社はつぶれてしまうのです。

無借金経営のデメリット－なにかあったときにお金を借りられなりー

お金を借りていないと、お金を借りることはできません。

なぜなら、お金を借りている会社は、お金を借りている実績があるからです。

そのため、お金を借りていることが信用となって、さらにお金が借りられるのです。

もし、あなたの会社が無借金経営を目指しているとします。

頑張って借金を作らずに経営してきたのですが、取引先の倒産等でお金がなくなったので、お金を借りようとします。

でも、銀行はお金を貸してくれません。

その理由は、今借金がないので、

・他の金融機関が貸してないからヤバいかもしれないと思われるから

・粉飾決算しているかもしれないから

・なにか会社に見えない問題があるかもしれないから

と思われてしまいます。

いざというときに借りるのではなく、いざという前に借りておくのがいいのです。

新規の場合はお金を借りにくいのです。

いきなり自分がピンチになったので、お金を借りようと思っても、そう簡単に出てくるものではありません。

将来のピンチのために、今からお金を借りる信用をつくることが必要となります。

無借金経営のデメリット－会社の成長が遅くなるー

無借金経営のデメリットの3つめは、会社の成長が遅くなるです。

なぜなら、お金がないと投資ができません。

投資ができないと、会社は成長できないのです。

お金を貯めればいいのではないか？という疑問が起こるでしょう。

でも、お金を貯めるには時間がかかります。

チャンスは、一瞬かもしれません。

お金を貯めていては、チャンスを逃してしまいます。

さらに、融資をこれから受けようと思っても、融資を受ける時間がかかります。

預金をもっていれば、すぐ使うことができるのです。

チャンスはいつくるのかわかりません。

投資できるくらいのお金は、手元に残して置きたいものです。

無借金経営のメリットは

無借金経営のメリットは、

・利息や保証料を払わなくていい

・借金を返さなくてもいい

・借金を返す心配をしなくてもいい

でしょう。

借金をすると、お金がかかり、プレッシャーもかかるでしょう。

借金をしないことのメリットは、経費がないということと、プレッシャーがないということになります。

これは、これでメリットにはなるでしょう。