個人事業主が確定申告しないとどうなる?バレる?

確定申告をしないけどバレてない!という武勇伝を言う人がいますが、信用しないほうがいいですよ。

確定申告していないことは、いつかはバレます。

・確定申告していないことがバレるルート

・確定申告をしていないデメリット

・確定申告をしていない場合は、申告しましょう

・税務署から連絡がきてしまったら

について、書いています。

 

この記事を読んで、確定申告していない人は、確定申告をしましょう。

目次

個人事業主が確定申告しないとどうなる?バレる?

個人事業主が確定申告しない場合は、バレるかもしれませんし、バレないかもしれません。

でも、バレる可能性はたくさんあります。

その理由は、

・取引先の税務調査でバレる

・誰かのタレコミでバレる

・会社を作ってバレる

などです。

各項目について、確認しましょう

取引先の税務調査でバレる

たぶん多いのは、取引先の税務調査でバレるです。

税務調査の時は、資料を持って帰るケースが多いです。

私が経験したなかでは、「取引先の名前と住所と銀行の口座番号を書いてください」と言われることがなんどもありました。

 

もちろん、その税務調査で、架空の取引先にお金を払ったことにして、経費の水増しをしていないかを確認するというのもあります。

税務調査が終わったら、取引先が税務申告しているかどうかも確認するのでしょう。

 

そのため、取引先が税務調査に入った場合は、申告していないことがバレる可能性があります。

誰かのタレコミでバレる

税務署は、タレコミを待っています。

国税庁のホームページには、「課税・徴収漏れに関する情報の提供」というのがあります。

こちらで、情報提供を募集しているのです。

 

ここから、バレる可能性があります。

私はどんな人がタレコムのか知りませんが、たぶん取引先・友人・元従業員じゃないかと思います。

 

たとえば、宴会の席などでお酒が入って、「俺は申告していない」と言ったとかじゃないでしょうか。

最近だとSNSなども確認しているようです。

 

人の口に戸は立てられぬと言いますが、なにか恨みがある人がタレコムんじゃないでしょうか。

会社を作ってバレる

会社をつくったところバレるというのもあるでしょう。

その理由は、個人事業主のときにまったく申告していなければ、なにもしていない人になります。

 

そんななにもしていない人がどうして会社を作ったの?と疑問を持たれ、そこから申告していないことがバレます。

だいたいのパターンとして、

・個人事業主⇒会社を作る

・会社員⇒会社を作る

・学生⇒会社を作る

だと思います。

 

例えば、40歳くらいの人がいきなり会社を作れば、いままでどうやって生活してきたの?と思います。

そこから、申告していないことばバレるのです。

会社をつくっても、申告していないことはバレます。

 

確定申告していないというのは、いろんなルートからバレます。

自分はバレないと思わないようにしましょう。

確定申告していないデメリットは?

確定申告していないおもなデメリットは、家が買えないことです。

確定申告していないと住民税の課税証明がとれないからです。

課税証明書がないと、住宅ローンが認めれられませんので、家が買えません。

もちろん、住宅ローンを申し込まないのであればいいのですが、住宅ローンを組まないで家を購入すると、「どっからお金を工面しました?」って連絡がきます。

確定申告していないお金で家を購入しようとすると、答えるのがむずかしくなります。

 

確定申告をしていないと、収入を証明するものがありません。

家に限らず、収入を証明する必要がある場合は、なにも提出するものがありませんので、買いたいものがあっても買えなくなってしまいます。

確定申告していない場合はどうしたらいいの?

すぐに確定申告をしましょう。

いままで大丈夫だったから、今度も大丈夫と思ってしまいますが、そんなことはありません。

いつかバレますので、自分から申告しましょう。

 

税務署から連絡があって申告する場合は、ペナルティー(罰金)でも不利になるケースがあります。

自分から申告しましょう。

 

たとえば、ずっと確定申告していない個人事業主に、税務署から税務調査の連絡があったとします。

確定申告しない人なので、資料などを捨ててしまって、ほとんど残っていない場合が多いです。

 

そうなると、推計課税というのが適用されます。

ざっくりというと、「生活費がこれくらいで、貯金がこれくらいだから、利益ってこんくらいじゃない?」

じゃそれに税金かけますよという感じです。

 

この場合だと、普通に申告したときよりも税金が高くなる可能性があります。

さらに、遅れて確定申告をしたことによるペナルティー(罰金)もあります。

 

どうせ払うなら、自分で申告した方がいいです。

何年も確定申告をしていない方は、税務署から連絡が来る前に、今すぐ動きましょう。

税務署から連絡が来てしまったらどうする?

税務署から連絡が来てしまったら、お近くの税理士に相談することをオススメします。

自分だけで対応すると、好き勝手にやられてしまう可能性があります。

 

特に何年も確定申告をしていない場合だと、負い目みたいのがありますので、税務署の人の言う通りにしてしまうことが多いようです。

税務署から連絡が来た時は、まず落ち着いてメモを取りましょう。

その後、税理士に相談してみましょう。

【スポット相談】スポット相談/柏嵜税務会計事務所

個人事業主が確定申告しないとどうなる?バレる?のまとめ

1度申告しないと、次も大丈夫と思う方がいらっしゃいます。

確定申告をしないメリットは、ありません。

確定申告を毎年しましょう。

編集後記(1690)

昨日は、細々した処理をしました。

11月申告も終わりが見えてきました。

 

55日記(2020)

「かっちゃん(私の母)、昨日より良くなったかな?連絡したい」と言ってくれました。

ケガをした私の母に気を使ってくれて、とても嬉しかったです。

 

66日記(1247)

朝、ママと一緒に保育園に行けないので、保育園に行くまで、ずっと泣いていました。

ママがいいから、しかたないですね。

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