銀行融資を受けたら使い道を間違えるな!

銀行融資を受けたらなんでも使っていいの?と悩んでいませんか。

銀行融資を受けたら、申請した内容で使わなければいけませんよ。

  • 設備投資の場合は、設備投資
  • 運転資金の場合は、運転資金

他の使い道は、問題があります。

 

この記事を読んで、銀行融資を受けたときの使い道について確認しましょう。

目次

銀行融資を受けたら使い道を間違えるな!

銀行融資を受けたら、使い道を間違えないようにしましょう。

なぜなら、銀行融資は、申請した内容で使わなければいけません。

  • 設備投資の場合は、設備投資
  • 運転資金の場合は、運転資金

となります。

 

特に注意したいのが、銀行融資を受けて、設備投資をする場合です。

銀行融資を受けたら使い道を間違えるな!―設備投資の場合は、設備投資で使うー

設備投資の場合の融資は、設備投資で使います。

なぜなら、設備投資以外に使ってしまうと、資金使途違反となります。

※資金使途違反とは、設備投資に使うと申し込んで、他のことに使ってしまうことです。

資金使途違反になるとなにが問題なのかと言うと、

  • その借入の返済が終わるまで、新しい借入ができない
  • 銀行からの信用がなくなるので、新しい借入ができない

となります。

結局は、新しい借入ができないということです。

 

資金使途違反にならないようにするための注意点は、

  • 融資が入金してから設備投資の支払いをする
  • 金額が変更したら銀行へ相談する
  • 購入先であとから返金された場合

などです。

各項目について、確認していきます。

融資が入金してから設備投資の支払いをする

設備投資をする場合は、銀行融資が入金してから行いましょう。

いくらお金があると言っても、お金が入金してから設備投資をしないと、資金使途違反となってしまいます。

例えば、

  • 設備投資で融資を申し込む
  • たまたまお金があったので、設備投資資金を振り込む
  • 銀行から設備投資資金が入金される

という流れです。

 

お金の流れは、

  • 入金してから出金する
  • 出金してから入金する

ということで同じなんです。

でも、銀行からすると入金したあとでないと使ったことにならないので、資金使途違反となってしまいます。

振り込むタイミングには、気をつけましょう。

 

設備投資のお金を支払う場合は、振込が良いです。

なぜなら、現金や小切手だと決済のタイミングがわかりません。

銀行振込なら、はっきりしますので、銀行振込でおこなうのがいいでしょう。

金額が変更したら銀行へ相談する

金額が変更したら、銀行へ相談しましょう。

なぜなら、銀行へ申し込んだ金額よりも少なくて運転資金になってしまった場合などは、それも資金使途違反となるからです。

ちょっと、わかりにくいので例を出して説明します。

 

例えば、設備投資をするために、銀行融資を500万円で申し込んだとします。

銀行融資を申し込んだ後に、設備投資の会社と相談をして、450万円になったとします。

そして、銀行融資が500万円入金して、450万円のみを払うという流れです。

 

この場合は、500万円入金で支払いが450万円になるので、500万円△450万円=50万円が余ります。

この50万円をそのままにしないで、銀行に「どうしたらいいの?」と確認してくださいということです。

 

ちょっとの金額ですが、資金使途違反になってしまいますので、注意をしていきましょう。

購入先であとから返金された場合

設備投資のお金を多く払って、返金されたお金を運転資金などに使っても資金使途違反となります。

なぜなら、やっぱり設備投資のみに使っていないからです。

設備投資をやめる場合の返金や、銀行融資の申し込み金額を増やして返金してもらう場合も、同様に資金使途違反です。

 

資金使途違反は、今後融資が受けられなくなる可能性が高くなります。

設備投資の場合は、十分に気をつけましょう。

設備投資での資金使途違反はなぜわかるの?

設備投資の資金使途違反は、なぜわかるのでしょうか?

なぜなら、決算書で確認しているからです。

決算書の固定資産台帳などをみて、設備投資した機械などが書いていなかったら設備投資していないとわかります。

 

決算書などからわかりますので、資金使途違反はやめましょう。

銀行融資を受けたら使い道を間違えるな!―運転資金の場合は運転資金―

運転資金の場合は、運転資金で使うようにしましょう。

なぜなら、会社の運転資金として銀行は貸しているからです。

でも、運転資金の資金使途違反というと、あまりピンと来ないかもしれません。

 

運転資金の資金使途違反というと、

  • 役員などにお金が流れる場合
  • 賞与資金で借りて賞与を払っていない場合
  • 仕入れ資金で借りて仕入れをしていない場合

などがあります。

各項目について、確認してみましょう。

役員などにお金が流れる場合

運転資金で役員などにお金が流れる場合は、資金使途違反となります。

なぜなら、役員にお金を渡すのは、運転資金じゃないからです。

運転資金とは、会社を運営する資金です。

役員への貸付や役員への借入返済のためではありません。

 

運転資金の場合は、会社の運営に使いましょう。

賞与資金で借りて賞与を払っていない場合

賞与資金で借りている場合は、賞与を払っているかチェックをします。

他のことに使わないようにしましょう。

仕入れ資金で借りて仕入れをしていない場合

仕入れ資金で借りている場合は、仕入れをしているかチェックをします。

不動産屋などで、不動産を購入する場合などです。

他のことに使わないようにしましょう。

 

運転資金も使い方を間違えると資金使途違反となります。

銀行融資を受けたら、申し込んだ内容で使って行くことにしましょう。

銀行融資を受けたら使い道を間違えるな!のまとめ

銀行融資を受けたら、申請した内容で使わなければいけません。

  • 設備投資の場合は、設備投資
  • 運転資金の場合は、運転資金

となります。

 

編集後記(1580)

昨日は、渋谷にちょっと行きました。

渋谷も暑かったですね。

 

55日記(1910)

次女が公園に行かないので、保育園⇒家⇒公園という流れです。

うんてい⇒鉄棒⇒うんてい・・・とずっとやっていて、手のマメの皮がむけていました。

 

66日記(1137)

「ねるねるねるね」みたいなお菓子をつくりました。

「じぶんでやる!」と言ってやっていました。

スポイトが楽しかったみたいなので、別に水を用意したら、スポスポと楽しんでいました。

 

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