独立のタイミングを考えてみる
独立のタイミングについて考えてみました。
もう確定申告の打ち上げのお酒を買った税理士の柏嵜忠弘です。
東京都大田区で開業しています。
この記事を読んで、独立のタイミングを確認しましょう。
独立のタイミングを考えてみる。
自分は、税理士として独立しましたが、独立のタイミングを考えてみました。
独立のタイミングで良いのは、次の3つです。
- 「独立したい!」と思ったとき
- 1年くらい生活できるお金がたまったとき
- 家族の理解があったとき
各項目について、説明していきます。
「独立したい!」と思ったとき
1つ目は、「独立したい!」と思ったときです。
自分の場合は、会計事務所に勤めてから、ずっと独立したいと思っていました。
それは、自分の父も、個人事業主だったからです。
父は、社長じゃなかったのですが、「自分の力で食べる」にとても憧れていました。
今の事務所に
- 不満がある
- 未来に不満がある
と感じたり、感じなくても「独立したい!と思ったら、独立してみてはどうでしょうか?
1年くらい生活できるお金がたまったとき
2つ目は、1年くらい生活できるお金がたまったとき、です。
なぜなら、お金がないって本当に不安ですから。
最初からお客さんがついて計算できるのであれば問題ありません。
でも、お客がいないところから始める場合は、お金が必要となります。
よくあるのが、「君が独立したら、ついていくよ」という話です。
経験から言うと、10%~30%くらい信じた方が良いです。
最終的には、契約書にサインをしたときからが、お客さんです。
契約書にサインする前は、お客さんではなく見込み客なので、あまり喜ばないほうが良いです。
これは、仕事の依頼が来たときも同じです。
仕事の依頼がきても、契約書にサインがない状態の場合は、「やっぱりやめる」があります。
お金の不安が1番の不安です。
1年くらいは、生活できるお金は貯めておきましょう。
家族の理解があったとき
3つ目は、家族の理解があったときです。
ご家族がいる方は、家族の了解をとった方が良いです。
なぜなら、家族は自分の支えになるからです。
自分が困っているときや悩んでいるときに、一番近くにいる人が、力になってくれます。
自分の場合は、独立の話をしたときに、奥さんが「独立できる資格なんだから、独立したらいいよ」と言ってくれました。
「独立する」というと、家族は不安に思います。
家族を味方につけられるように、話をしてみましょう。
独立のタイミングで考えないほうがよいこと
独立のタイミングで考えないほうが良いことは、
- 知識や技術があるようになってから
です。
知識や技術があれば、良いです。
でも、税金は、ずっと変わって行きますし、範囲も広がっていきます。
1人で全部を行うことは、ムリです。
自分も税金の全部知っているのか?と聞かれれば、「知りません」と答えます。
- 外国が絡む税務
- 組織再編
などは、まったくわかりません。(堂々と書いていますが、恥ずかしくないです)
自分がやったことなくて、やらないと思っている仕事は、お断りしてしまえば良いのです。
自分がやりたい仕事、やっていきたい仕事で、わからないことが出てきたら、仲間の税理士に聞けば良いです。
知識や技術は、後から学ぶことができます。
心配しないようにしましょう。
独立のタイミングを考えてみるのまとめ
最後にもう1度確認しましょう。
編集後記
独立のタイミングを書いてみました。
税理士の独立は、設備投資が少ないので、独立しやすいです。
「独立したい!」と思ったときが、独立のとき、と思ってよいと思います。
独立しましたが、入念に準備して独立したわけでは、ありません。
ほとんど、ノープランでしたし、日本で1位や2位を争うほどの、税金の知識があるわけではありません。
問題が出るたびに勉強し、人に聞きながらやっています。
昨日は、確定申告の仕組みづくりを少ししました。
- 最初にお客さんに渡すもの
- 確定申告の流れ
- 確定申告の申告後の書類の流れ
などです。
毎回考えないで、これを見ながらやれば、終わるように作って行きたいです。
55日記(1355)
パイナップルを凍らせたのが、好きです。
これで、お菓子を食べる量を調節できるんじゃないかと、期待しています。
66日記( 582)
用事があって、ベビーカーに乗せて一緒に出かけましたが、機嫌が悪かったです。
自分で歩けなかったからのようです。
用事が済んで、歩いて帰ろうとすると、とても楽しそうでした。