決算書の特別損失を有効に使って銀行融資を有利にしよう！ 2024 8/29 銀行融資・資金繰りのこと 2023年9月7日2024年8月29日 決算書の特別損失には、なにが入るの？と悩んでいませんか。 決算書の特別損失に入れれば、営業利益が増えるのに、損をしている場合があります。 決算書の特別損失に入れられるものは、 決算賞与 退職金 役員賞与 などとなります。 この記事を読んで、決算書の販売費及び一般管理費から特別損失への移動を検討してみましょう。 YouTubeでも解説をしています。 </noscript><iframe width="789" height="444" data-src="https://www.youtube.com/embed/JTNl4K5DuE4" title="" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen class="lazyload" > 目次決算書の特別損失を有効に使って銀行融資を有利にしよう！ 決算書の特別損失には、なにが入るの？と悩んでいませんか。 決算書の販売費及び一般管理費にいれてしまっているものでも、特別損失へ移動することができるものがあります。 それは、 決算賞与 退職金 役員賞与 となります。 各項目について、解説していこうと思います。 決算賞与 販売費及び一般管理費に入れてしまいがちですが、決算賞与は特別損失へ入れましょう。 なぜなら、決算賞与は臨時的なものだからです。 通常の賞与は、販売費及び一般管理費に入れます。 通常の賞与は、特別損失へ動かすのは難しいでしょう。 でも、決算賞与は、利益が出たときに出す場合が多いため、臨時的なものと考えられます。 決算賞与を販売費及び一般管理費に入れてしまうと、営業利益が小さくなってしまいます。 営業利益は、会社の営業活動に対する利益となりますので、銀行融資からみたらとても重要です。 決算賞与を特別損失へ移動することにより、営業利益を増やすことができるのです。 決算賞与を出している会社は、販売費及び一般管理費から特別損失へ移動して、営業利益や経常利益を増やしましょう。 柏嵜税務会計事務所のサービスメニュー 柏嵜忠弘のプロフィール 【月次顧問】 【年1回決算プラン】 【スポット相談】 【確定申告チェック】 【セミナー情報】 退職金 退職金も販売費及び一般管理費から、特別損失へ移動しましょう。 特に役員退職金に関しては、特別損失へ動かせます。 なぜなら、中小零細企業の場合は、役員が退職することが、あまり起こらないからです。 たぶん、社長はずっと社長で、何十年も続けて来たということが多いです。 その社長が辞めるときの退職金なら、特別と考えることができます。 ずっと何十年も続けてきた社長の退職金は、高額になる可能性が高いです。 それを、販売費及び一般管理費にしてしまうと、営業利益や経常利益が赤字になってしまう可能性があります。 それを避けるために、臨時的な支出として、役員退職金を販売費及び一般管理費じゃなくて、特別損失にしましょう。 ちなみに、中小零細企業の場合は、従業員の退職金も販売費及び一般管理費から、特別損失への移動を考えてみましょう。 中小零細企業の場合は、従業員が少なく、退職金が出ることもすくないからです。 退職金のうち特に役員退職金については、あまり出てこないことが多いです。 臨時的な支出となるので、販売費及び一般管理費から特別損失として、営業利益や経常利益を増やしましょう。 役員賞与 役員賞与も販売費及び一般管理費から、特別損失への移動を考えてみませんか？ 役員賞与と言っても、事前確定届出給与のことです。 事前確定届出給与は、事前に税務署へ知らせておいて、支払う役員賞与です。 この役員賞与は、経費になる賞与です。 役員賞与も決算賞与と同じで、臨時的なモノとなります。 会社の利益が出たため、役員も賞与を取るという感じですね。 そう考えると、臨時的なものなら、販売費及び一般管理費よりも、特別損失のほうがあっている気がしませんか？ 事前確定届出給与は、決算期末近くに設定することが多いと思います。 会社がいい感じで利益がでてきて、役員賞与を出した。 そしたら、思ったより営業利益や経常利益が少なくなったとかありませんか。 臨時的なものならば、特別利益に移動させて、営業利益や経常利益を多くしましょう。 決算書の特別損失を有効に使って銀行融資を有利にしよう！―そのほかー 販売費及び一般管理費から特別損失へ移動しましょうということですが、その他にも考えられるものがあります。 たとえば、雑収入から売上高に移動することです。 雑収入から、売上高へ移動すれば、売上高は増えますし、営業利益も増えます。 経常利益は、そのままとなりますが、本業の利益は増えます。 じゃあ、どの雑収入を売上高に移動するかと言うと、 家賃収入 業務委託収入 などです。 これを本業に追加して、雑収入から売上高へ移動させるのです。 注意点は、登記が必要となることです。 登記事項証明書を見ると、目的という欄があります。 この目的に書いてあるのが、本業となり売上高となるのです。 家賃収入などのことを、目的に追加することにより、売上高とすることができます。 登記については、お金がかかりますので、慎重に話を進めましょう。 雑収入に計上しているものを売上高にすれば、売上高が増え、営業利益も増えます。 金融機関にも見映えのする決算書になりますので、検討してみてくだい。 決算書の特別損失を有効に使って銀行融資を有利にしよう！のまとめ 決算書をうまく表現すれば、最終利益が同じでも、途中の営業利益や経常利益を増やすことができます。 この支払いは特別なのか？と一度立ち止まって見てみましょう。 決算書の特別損失に入れられるものは、 決算賞与 退職金 役員賞与 編集後記(1622) 昨日は、セミナースライドを作りました。 セミナー開催に向けて順調に進んでおります。 もっと、いろいろなことをやりたいです。 55日記(1952) 雨が降りそうだったので、保育園にちょっとだけ早めにお迎えにいきました。 「雨が降るから早く帰ろう」というと、ニコッと笑って、テキパキ動いてくれました。 66日記(1179) 保育園にお迎えに行くと、なんか抜け殻みたいな感じでいました。 お迎えに行く前に教室を移動するのですが、教室を移動するとお迎えがくると感じたんだと思います。 でも、帰り道は元気に走って帰りました。 柏嵜税務会計事務所のサービスメニュー 柏嵜忠弘のプロフィール 【月次顧問】 【年1回決算プラン】 【スポット相談】 【確定申告チェック】 【セミナー情報】 銀行融資・資金繰りのこと URLをコピーしました！
