銀行融資を受けるには、お金があるときと黒字のときがタイミング

この記事は、銀行融資を受けるタイミングについて、解説しています。

 

銀行融資を受けるタイミングってどんなタイミングがいいの?と悩んでいませんか。

銀行融資を受けるタイミングは、

・お金があるとき

・黒字のとき

です。

 

内容を少し解説します。

お金があるときとは、会社に月商の2か月分くらいある時が、銀行融資を受けるタイミングとなります。

黒字の時は、

・税引き後利益+減価償却費>0

・借入残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10

・資産>負債

の3要素を満たしているときです。

 

この記事を読んで、銀行融資を受けやすいタイミングを確認して、銀行融資を受けて行きましょう。

目次

銀行融資は受けるタイミングがある

銀行融資を受けるなら、タイミングが重要です。

その理由は、銀行融資は、黒字のときやお金がある時が受けやすく、赤字の時は受けにくいからです。

 

銀行融資を受ける良いタイミングは、

・お金があるとき

・黒字のとき

となります。

 

銀行融資は、「赤字のときに受けるんじゃないの?」と思った方は、ちょっと違うと思ってください。

赤字の時では、銀行融資は受けにくくなるからです。

 

会社が赤字になってしまうと、銀行は「返済の可能性が少ない」と思うからです。

もし、会社に取引先が「お金を貸してほしい」と言って来たら、お金が返ってくるかを確認しますよね。

 

「赤字なんで、返せないかも?」や「お金ないんで、返せないかも?」と言われたら、貸したくなくなるじゃないですか。

銀行融資もそれと同じですし、しかも商売でやっているので、貸したら返ってこないよりも、貸したら返してくれる会社に貸したいのです。

 

銀行融資を受けるタイミングは、

・お金があるとき

・黒字のとき

となります。

銀行融資の1番良いタイミングはいつなのか?

銀行融資の1番良いタイミングは、

・お金があるとき

・黒字のとき

となります。 

 

これではわかりにくいので、具体的には、

・お金は、月商の2か月以上ある時

・黒字は、次の3要素を満たすとき

 ・税引き後利益+減価償却費>0

 ・借入残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10

 ・資産>負債

となります。

 

会社の決算書で確認してみましょう。

会社の決算書で、“お金があるとき”と“黒字のとき”を満たしていれば、銀行融資は受けやすいのです。

 

まず、お金があるときですが、月商の2か月分のお金が必要な理由は、ある程度のお金がないと、返済の可能性がないということです。

月商の2か月分を切るなら、すぐに銀行融資を受けましょう。

 

まずいのは、月商の1か月分未満になることです。

そうなると、会社のお金はカツカツとなってしまうため、銀行も融資をしにくくなります。

 

お金が少なくなってからではなくて、お金が少なくなる前に、銀行融資を受ける感覚となります。

お金が少なくなって銀行融資を申し込むと、銀行は「返済の可能性がない」と判断しますので、融資がうけにくくなります。

 

黒字の時については、3要素を確認していきます。

3要素は、

・税引き後利益+減価償却費>0

・借入残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10

・資産>負債

となります。

 

税引き後利益+減価償却費>0ですが、利益が出ていることが良いということです。

これは、会社が、1年間でどのくらい返済できるのか?を確認するためのものです。

 

この税引き後利益+減価償却費の数字が。大きければ大きいほど、銀行融資を返済する能力があるということです。

逆に、利益が減ってしまえば、返済の可能性は減ってしまうので、節税するために利益を減らしてしまうと、銀行融資を受ける可能性が減ってしまうことになります。

銀行融資を受ける可能性を減らさないためにも、利益を減らさないようにしましょう。

 

借入残高÷(税引き後利益+減価償却費)<10は、借り過ぎていないか?を確認するものです。

算式は、今の銀行融資を10年以内で返済できるかどうかを確認するものです。

 

銀行は、融資を10年以内に返済してもらいたいと考えています。

会社の決算書を使って、算式が10を超えなければ、まだ借りられるという合図となります。

10を超えなければよいのですが、算式の数字が10に近くなればなるほど、借りにくくなることも、確認しておきましょう。

この式には、別の算式があります。

・(借入残高△預金)÷(税引き後利益+減価償却費)<10

です。

 

これは、預金はすぐに返済できるので、借入金残高に含めないという考え方です。

合わせて、確認しておきましょう。

 

資産>負債は、債務超過でないことを意味しています。

債務超過とは、資産よりも負債が多い状態のことですが、資産より負債が多い場合は、資産を全部換金しても、負債が払えないということです。

 

会社の財務が安定していないことを意味します。

利益と関係ないと思われますが、利益がでれば資産は増えていきます。

 

過去に赤字になってしまったから、資産よりも負債が多くなるということです。

債務超過になると、銀行融資は厳しくなりますので、早めの解消が必要となります。

 

銀行融資を受けるには、タイミングが重要です。

基本的には、

・お金があるとき

・黒字のとき

となります。

銀行融資を受けるには、お金があるときと黒字のときがタイミングのまとめ

銀行融資は、タイミングが大切です。

タイミングを逃さないように、受けて行きましょう。

 

編集後記(2391)

入力作業をずっとやりました。

時間がかかるため、なんとかしないといけないです。

 

55日記(2721)

学童で宿題をやった方が、効率が良さそうです。

「宿題やった?」と聞くと、「やったよ」と返してくれます。

 

66日記(1948)

保育園のお迎えでジャンパーを持っていきましたが、「そとさいむいの?」と聞いていました。

外にでると「さむいね」と言っていましたが、元気そうでしたね。

 

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