この記事は、銀行融資の借り換えについて解説しています。
借り換えって良いの?悪いの?と悩んでいませんか。
借り換えには、良い借り換えと悪い借り換えがあります。
良い借り換えというのは、お金を増やす借り換えや月々の返済金額を減らす借り換えです。
悪い借り換えは、銀行との関係を切ってしまうような借り換えとなります。
この記事を読んで、借り換えについて確認して、良い借り換え選択しましょう。
借り換えとはどんなこと?
借り換えとは、新しく銀行融資を受けて、今まで借りていた銀行融資を返済することです。
ちょっと、言葉ではわかりにくいというのもあるので、数字で確認して行きます。
たとえば、500万円を借りていた銀行融資の残高が、300万円になったので、新しく1,000万円の銀行融資を受けることです。
借り換えのメリットとしては、お金が増えることになります。
新しく1,000万円を借りて、300万円を返済しているので、700万円が手元に残ります。
借り換えというのは、新しく融資を受けて、今までの融資を返済することになります。
良い借り換えとは?
良い借り換えとは、現状維持の借り換えか、返済金額が減る借り換えとなります。
借り換えしても、負担が増えてしまうと、資金繰りがキビシクなりますからね。
たとえば、500万円借りていて、300万円になったところで、新しく500万円を借りて、300万円を返済することです。
これなら、500万円を借りて、300万円を返すので、200万円が手元に残ります。
最初の500万円の借入と同じ返済期間の場合は、元金の返済金額は同じとなるので、資金繰りは計算しやすくなります。
注意点としては、元金の返済が同じなんですけど、利息は同じになるかわからないことです。
利息は、そのときの会社に返済の可能性が高いと思ってもらえれば、低くなる可能性があります。
でも、金利は上昇しているので、最初の銀行融資の500万円よりも、高くなる可能性がありますので、注意が必要となります。
返済金額が減る借り換えは、複数の銀行融資を1つの銀行融資にまとめるものです。
たとえば、つぎのような銀行融資があったとします。
・残高200万円 残りの返済回数20回 毎月の返済額10万円
・残高300万円 残りの返済回数30回 毎月の返済額10万円
この場合で、2本の銀行融資を、600万円の60回の返済で借り換えをします。
600万円が入金して、200万円と300万円を返済するので、手元には100万円残ります。
そして、返済金額は、毎月10万円2つだったのが、10万円が1つになります。
こんな感じで、手元に資金を増やして、毎月の返済金額を減らすことができれば、良い借り換えとなります。
2つの返済を1つにする方法の注意点は、銀行がOKするかどうかです。
銀行からしたら、借り換えをすることにより、返済の期間が長くなります。
あと、20回と30回の返済だったのに、60回になるからです。
銀行は、「この会社って60回になっても、返済できるの?」と思うわけです。
だって、月20万円(10万円+10万円)の返済ができないから、月10万円の返済にするんじゃないですか。
この時点で、ちょっとキビシイと思っているわけですよね。
毎月の金額を減らしても、返済期間が長くなると、リスクが長くなるという考え方になります。
銀行がOKするかどうかは、会社の調子によりますので、断られることもあります。
借り換えするにも、タイミングが必要なので、なるべく会社の調子がよいタイミングで銀行に相談しましょう。
よいタイミングなら、銀行も「借り換えしてもOK」と思ってくれます。
良い借り換えというと、返済金額が同じか、返済金額が減る借り換えとなります。
でも、銀行としては、リスクがあるため、会社の調子が良い時に申し込むのが、1番良いのです。
悪い借り換えとは?
悪い借り換えというのは、ちょっと違うかもしれませんが、今まで書いてきたことは、同じ銀行での借り換えです。
他の銀行との借り換えをすることもできるのですが、他の銀行との借り換えは、覚悟が必要なので、悪い借り換えとします。
他の銀行との借り換えのなにが問題なのかというと、他の銀行と借り換えをしてしまうと、最初の銀行からは、銀行融資が期待できなくなるかもしれません。
銀行は、他の銀行から借り換えられることを、とてもイヤがりますので、「今後の取引はしない!」とハッキリはいいませんが、良い関係ではなくなります。
銀行は、「今まで、会社を支えてきたのに、裏切りだ」と思うのです。
会社が「この銀行とは、相性が合わないから、別の銀行に乗り換えたい」と思っているなら、借り換えを受けましょう。
でも、「他の銀行が良い話を持ってきたので、この話に乗らなきゃ」という軽い気持ちで、他の銀行の借り換えを受けると、イタイ目にあいます。
もし、他の銀行から「借り換えしませんか?」と言われたら、今銀行融資を受けている銀行に相談してみましょう。
相談して良い返事や提案があれば、他の銀行を断っても良いでしょう。
良い返事や提案がない場合は、他の銀行で借り換えすることにしましょう。
今まで借りていた銀行に、ちょっと話をするだけですけど、それだけで一方的に“裏切りもの”にはなりません。
他の銀行への借り換えは、今までの銀行との関係をなしにしてしまいますので、今後も取引を考えている場合は、慎重に動きましょう。
借り換えしたら、うまく行かないという地獄を見ないようにしましょう。
借り換えで返済がラクになる?それとも地獄の始まり?のまとめ
借り換えには、良い借り換えと悪い借り換えがあります。
良い借り換えをしていきましょう。
悪い借り換えをする場合でも、事前に話をして、なるべく影響がでないようにしましょう。
編集後記(2404)
マラソンの翌日ですが、筋肉痛ではありますが、ヒザが痛くありません。
タイツを買って良かったと実感しました。
55日記(2734)
昨日の夜に「宿題やってない!」と気づいてアセったみたいです。
よく確認してみると、宿題をやっていたみたいなので、よかったですね。
66日記(1961)
シール帳が届いたので、デコレーションしていました。
どのくらい長く使ってくれるのか、楽しみです。

