建設業で消費税を減らす方法はあるの?

建設業で消費税を減らす方法はあるの?と悩んでいませんか。

建設業で消費税を減らす方法は、あまりありませんが

  • 原則課税
  • 簡易課税
  • 原則課税と簡易課税をうまく使う

という内容で、書いてみました。

 

この記事を読んで、消費税を確認してみましょう。

目次

建設業で消費税を減らす方法はあるの?

建設業で消費税を減らす方法は、あるといえばあるけど、やめたほうがいいということになります。

なぜなら、消費税を減らす方法は、お金がなくなってしまうからです。

お金を使えば税金が減るように、消費税もお金を使えば減っていきます。

 

あと、消費税には、2つの計算方法があります。

  • 原則課税
  • 簡易課税

どちらを選択するかで、減る場合減らない場合があるのです。

各計算方法について、確認していこうと思います。

原則課税

原則課税を適用する場合は、消費税を減らすことができます。

なぜなら、原則課税は、計算方法がもらった消費税△払った消費税=預かり消費税(納税する消費税)となるからです。

そのため、払った消費税を増やしていけば、預かり消費税(納税する消費税)が減っていきます。

 

さらに、原則課税の場合は、もらった消費税よりも払った消費税が多い場合は、預け消費税となり消費税の還付を受けることができます。

原則課税を選択する場合は、消費税の金額を操作することもできるのです。

 

原則課税の問題点

消費税を減らしたいのなら、お金を使って減らせばいいのですが、そんなにいいことはありません。

なぜなら、お金がなくなってしまうからです。

お金を使えば税金は減るというのは、あたりまえの話ですが、みんなそれをやらないのは、お金が減ってしまうからです。

簡易課税

簡易課税を選択している場合の消費税の減らし方は、消費税のかかる売上を減らすことです。

なぜなら、簡易課税の計算方法は、消費税のかかる売上に率をかけて計算するからです。

消費税のかかる売上で消費税を計算するので、払った消費税のことは関係ありません。

 

そのため、お金を使っても消費税は減っていかないのです。

消費税のかかる売上を減らすことができれば、消費税の納税が減っていきます。

他に方法はないのか?

他に方法はないのかと考えてみると・・・業種を変更すれば消費税の納税は減ります。

現実的ではないかもしれませんが、例えば、小売業から卸売業に変更すれば、消費税の納税は減ります。

消費税の納税を減らすために、思い切って業種を変更するのはどうでしょうか。

 

ザックリと説明しますが、消費税のかかる売上が2,200万円(10%の消費税)あったとします。

この場合の簡易課税の消費税の金額は、

  • 小売業⇒22万円
  • 卸売業⇒44万円

となります。

 

ちょっと建設業ではないので、想像できないかもしれないので、建設業でやってみましょう。

建設業では、手間請けの仕事をしている方が、材料持ちの仕事になった場合でやってみます。

消費税のかかる売上は、2,200万円(10%の消費税)とします。

  • 手間請け⇒88万円
  • 材料持ち⇒66万円

となります。

 

ちょっと現実的ではないですが、思い切って業種を変更すれば、消費税は減っていきます。

建設業で消費税を減らす方法はあるの?―原則課税と簡易課税をうまく使う方法―

原則課税と簡易課税をうまく使う方法があります。

例えば、簡易課税を選択しているが、翌期(来年)から原則課税となる場合は、原則課税のときにモノを購入する方法です。

車など大きい買い物の場合は、簡易課税では消費税に影響はありませんが、原則課税では消費税を減らすことができます。

簡易課税のときは、大きいモノを購入しても、消費税の納税に影響はしません。

 

もし、原則課税になるまで待つことができたら、原則課税のときに購入するのはいかがでしょうか?

そして、逆のケースもあります。

原則課税から簡易課税になるケースです。

原則課税のうちに買っておいて、簡易課税のときは購入するのを控えるというのも手だと思います。

 

自社が原則課税なのか簡易課税なのかを確認して、モノを購入していきましょう。

 

後は、簡易課税を選択している場合は、売上を5,000万円以下にすることです。

よくあるのが、簡易課税を選択していて、原則課税になると消費税が1.5倍~2倍位になることがあります。

もちろん仕事の状況にもよりますが、現在の消費税の法律では、5,000万円以下が簡易課税を選択できます。

 

原則課税と簡易課税を行ったり来たりしている場合は、もし調整ができたら調整する方が、消費税を減らすことができます。

 

いずれにしても、自社が原則課税なのか簡易課税なのかを確認しましょう。

税理士などがいる場合は、相談してみましょう。

建設業で消費税を減らす方法はあるの?のまとめ

消費税を減らす方法は、なかなか難しいです。

消費税は、難しい法律なので、悩んだら近くの専門家に相談することをオススメします。

 

編集後記( 1602)

買い物に近くのスーパーに行きました。

ビックリ価格となっていましたが、どれも値上げしていて、逆にびっくりしました。

 

55日記(1932)

夏休みあけも、保育園のあとは公園に行ってうんていをしました。

昨日は、うんていファンが多かったけど、仲良くやっていました。

 

66日記(1159)

保育園にお迎えに行きましたが、なかなか帰ってくれませんでした。

遊び足りないとのことでした。

 

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