確定申告書など、紙で税務署へ提出すると、提出するときに印鑑を押してくれます。
収受印というのですが令和7年1月以降は、その収受印というのを押さなくなります。
収受印がなくなったら、どうやって申告したことを証明するの?と思うのですが、
・e-Taxの申告手続・申請手続
・申告書等情報取得サービス(オンライン請求のみ)
・保有個人情報の開示請求
・税務署での申告書等の閲覧サービス
・納税証明書の交付請求
という、5つの方法があります。
この記事を読んで、収受印がなくなった時の申告したことを証明する方法を確認しましょう。
この記事は、令和7年1月からの申告書等の控えへの収受日付印の押なつについてを参考にして、書いています。
紙で税務署へ提出しても収受印(印鑑)が押されなくなります!
紙で税務署へ確定申告書などを提出しても、収受印(税務署で押す印鑑)は、押すことがなくります。
では、どうやって書類を提出したのかを確認するのかと言うと、次の5つとなります。
・e-Taxの申告手続・申請手続
・申告書等情報取得サービス(オンライン請求のみ)
・保有個人情報の開示請求
・税務署での申告書等の閲覧サービス
・納税証明書の交付請求
この5つは、オンラインでできる場合とそうでない場合があります。
オンラインでできるものとそうでないものを表にすると、次のようになります。
オンラインでできるもの | オンライン以外でできるもの |
e-Taxの申告手続・申請手続 | 保有個人情報の開示請求 |
申告書等情報取得サービス(オンライン請求のみ) | 税務署での申告書等の閲覧サービス |
保有個人情報の開示請求 | 納税証明書の交付請求 |
納税証明書の交付請求 |
となります。
この5つの項目について、確認していきましょう。
収受印がなくて申告したことをどうやって証明するの?
収受印がなくなって、どうやって申告したことを証明するのかというと、つぎの5つになります。
・e-Taxの申告手続・申請手続
・申告書等情報取得サービス(オンライン請求のみ)
・保有個人情報の開示請求
・税務署での申告書等の閲覧サービス
・納税証明書の交付請求
各項目について、確認していきましょう。
e-Taxの申告手続・申請手続
これは、e-Taxで申告したあとに、メッセージボックスに受信通知がきます。
その受信通知に、申告した会社などの氏名又は名称、受付番号、受付日時等を確認することができます。
個人の方は、マイナンバーカードなどの電子証明書が必要となります。
これについては、今までの通りで変化はないように感じます。
国税庁のホームページをご確認したい方は、
e-Taxを利用して申告等データを送信した場合、税務署の受付日時等はどのように確認できますか
をご確認ください。
申告書等情報取得サービス(オンライン請求のみ)
書面で提出している場合でも、パソコンやスマートフォンを利用して、過去提出した申告書などをPDFファイルで取得できます。
料金は、無料となりますが、利用するには、マイナンバーカードが必要となります。
これは、個人の方向けのサービスとなります。
・確定申告書
・青色申告決算書
・収支内訳書
などが対象となります。
国税庁のホームページをご確認する方は、申告書等情報取得サービスをご確認ください。
・保有個人情報の開示請求
税務署にある個人情報(確定申告書などの情報)を、請求して見せてもらったり、控えをもらったりする方法です。
控えをもらう場合は、1か月ぐらいの時間が必要となります。
個人情報のため、法人は使うことができません。
料金は、窓口で300円、オンラインで200円となります。
国税庁のホームページをご確認する方は、開示請求等の手続をご確認ください。
・税務署での申告書等の閲覧サービス
税務署で過去に提出した申告書を、見ることができます。
個人の方も法人の方も、利用することができ、提出した申告書の写真を撮ることもできます。
閲覧するには、顔写真のついた身分証明書などの提示が必要となります。
国税庁のホームページをご確認する方は、申告書等閲覧サービスの実施についてをご確認ください。
・納税証明書の交付請求
納税証明書を発行してもらって、申告したことを確認する書類となります。
納税証明書とは、申告書などを提出した場合の納税額、所得金額、納税の未納がないことを証明するものです。
手数料は、税務署の窓口で400円で、オンラインで370円となります。
納税証明書をオンラインで請求した場合の受け取り方法は、次の3つです。
・窓口で受け取る
・郵送で受け取る
・オンラインで受け取る
国税庁のホームページをご確認する方は、納税証明書の交付請求手続をご確認ください。
いろいろな方法がありますが、ご自身ができる方法で取得してください。
令和7年1月に収受印がなくなるけど・・・
申告書を提出して、収受印(税務署が押す印)がなくなれば、混乱するでしょう。
令和7年1月から当分の間は、窓口で交付するリーフレットに、
・申告書等を提出した日付
・税務署名
を記載したものを、希望者に渡すことになっているそうです。
金融機関などにも申告書に収受印がないことを周知するそうです。
思い出すのは、電子申告が始まった頃ですが、銀行から「電子申告をした申告書は、収受印がないので、申告した証拠にならない」と言われた事がありました。
時間がたつにつれ、そういう問題はなくなったのですが、今回はそんなことがないといいですね。
周知を徹底してほしいです。
紙で税務署へ提出しても収受印(印鑑)が押されなくなります!のまとめ
DXの推進で収受印をなくすそうです。
変化するには、色々な反発が出るでしょうが、しかたがないですね。
収受印が押印されなくなったときに、申告したことを証明するには、
・e-Taxの申告手続・申請手続
・申告書等情報取得サービス(オンライン請求のみ)
・保有個人情報の開示請求
・税務署での申告書等の閲覧サービス
・納税証明書の交付請求
となります。
編集後記(1761)
今年は、パソコンを買おうと思っています。
HPを2台もっているため、別のメーカーにしようと検索中です。
55日記(2091)
個人面談があったようですが、「先生みたい」と言われたようです。
日々がどんな状況なのか、ちょっと見てみたいですね。
66日記(1318)
朝から泣いて、機嫌が悪かったです。
外に連れ出したのですが、機嫌は直りませんでした。
こんなときも、ありますよね。