保証人になりたくない!経営者保証を外すにはどうしたらいいの?

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銀行融資は受けたいけど、保証人になりたくない!と悩んでいませんか?

最近の銀行融資は、保証人を必要としない場合もあります。

 

この記事では、経営者保証の外し方や要件、経営者保証を外す融資の申込みのタイミングについて書いています。

この記事を読んで、経営者保証を外す銀行融資について確認しましょう。

目次

保証人になりたくない!経営者保証を外すにはどうしたらいいの?

保証人になりたくない!と思っている社長は多いと思います。

会社が銀行融資を受ける場合は、社長の個人保証(銀行融資の連帯保証人になること)が必要とされて来ました。

 

最近は、その流れがなくなって来ているのです。

社長の個人保証は、貸している銀行に有利ですが、借りている会社の社長には、恐怖でしかありません。

会社の運営に失敗すると、社長個人の財産がなくなってしまうからです。

 

そうなると、積極的な経営ができなくなってしまいます。

銀行融資を受けるために、社長が個人保証人になる必要がないようにする流れが進んでいます。

・時代の流れは、経営者保証なし

・経営者保証なしの要件は?

・経営者保証は外すタイミングは?

について、確認していきます。

時代の流れは、経営者保証なし

時代の流れは、経営者保証なし=保証人をとらないという流れになってきています。

その理由は、2014年にスタートした「経営者保証に関するガイドライン」というのがあるからです。

 

この経営者保証に関するガイドラインは、結論として次の3つとなります。

・一定の要件に該当すれば、経営者が保証人になることを求めない

・経営者が保証人になっていても、早めに事業再生や廃業を決めた時は、一定の生活費を残すことができることや自宅に住み続けることができることを検討すること

・保証債務が履行される時に返済できない借金残高は、原則的に免除されること

 

経営者保証を取るという流れが変わって来ていて、経営者保証を取らないという銀行もでて来ています。

経営者保証なしの要件は?

経営者保証をとらないと言っても、全部の銀行融資に経営者保証がないというのも、銀行には問題です。

そのため、経営者保証がない銀行融資をするには、要件があります。

 

その要件というのは、会社の経営状態なのですが、どんな経営状態なのかというと

・法人と経営者の関係の明確な区分・分離

・財務基盤の強化

・経営の透明性

です。

各項目について、確認していきます。

法人と経営者の関係の明確な区分・分離

法人と経営者の関係の明確な区分・分離ですが、簡単にいうと、「会社と社長個人の財産をハッキリと分けましょう」ということです。

これが、法人と経営者の関係の明確な区分・分離です。

  

例えば、

・会社が使う不動産を社長個人が所有している場合は、キチンと相場の家賃を払うこと

・会社が社長に対して貸付や借入をしない(つまり、決算書に役員貸付金や役員借入金がない状態)にすること

・社長の個人的な経費(個人的な飲食代を交際費にしてしまう)を会社にいれない事

などです。

 

会社と社長個人の財産をしっかりと分けることが、経営者保証を外すことになるのです。

財務基盤の強化

財務基盤の強化とは、銀行融資をキチンと返済できる能力の確保となります。

銀行が経営者保証を取る理由は、銀行融資を返済できない時の補完とするためです。

 

会社の財務基盤や業績が良く、銀行融資への返済に不安がないことが、経営者保証を外す要件となるのです。

経営の透明性

経営の透明性というのは、キチンとした決算書を作り、さらに試算表を年に何回か銀行に報告することです。

決算書は、キチンとしているハズですが、銀行融資を受けたいために、粉飾決算などをしている場合もあります。

 

経営者保証を取ることで、キチンとした決算書を作って欲しいという意味合いもあるのです。

経営者保証を取らないでキチンとした決算書となると、決算書を作るまでの過程を見せるほかないのです。

 

そうなると、試算表を作って、年に何回か銀行に報告する必要がでてきます。

経営の透明性というのがありますが、キチンとした決算書を作るということなのです。

 

この3つが経営者保証を外す要件となります。

この3つの要件に該当している会社は、経営者保証を外す交渉をしましょう。

こちらから言わないと、経営者保証は外してくれません。

経営者保証を外すタイミングは?

経営者保証を外すタイミングは、新規の融資を受けるときです。

そのタイミングで、銀行と「経営者保証を外す融資でお願いします」と交渉してみましょう。

 

もし、銀行が「経営者保証を外すことができない」と言ってきたら、理由を確認しましょう。

銀行は、経営者保証を外すことについて、“「真摯かつ柔軟に検討を行う」とともにその結果について「丁寧かつ具体的に」説明する。”必要があるからです。

説明を聞いて、次の融資で経営者を外せるようにしましょう。

 

次に、経営者保証を外すタイミングは、銀行が「借りてほしい」と言って来た時です。

銀行が「借りてほしい」と来た場合は、有利な取引ができるチャンスとなりますので、そのチャンスを生かさない手はないです。

 

さらに、事業承継があったときも、チャンスとなります。

既存の経営者保証があった融資を、事業承継により経営者保証を外すのです。

 

タイミングについては、新規融資のときが良いです。

まずは、こちらから「経営者保証を外す融資でお願いします」と言ってみましょう。

保証人になりたくない!経営者保証を外すにはどうしたらいいの?のまとめ

経営者保証を外す流れになっています。

逆にいうと、経営者保証を外せる会社しか、銀行に相手にされなくなる未来が来るかもしれません。

会社の状況を確認し、経営者保証を外せるように、準備をする必要があるでしょう。

 

編集後記(2264)

昨日は、外出しました。

最近は、新しい店に入ることにチャレンジしています。

 

55日記(2594)

誕生日プレゼントのパウチャームというのを、作っていました。

ちょっと難しそうでしたが、なんとか作っていました。

 

66日記(1821)

長女のパウチャームをみて「わたしもやりたい」と言っていました。

人のモノがよく見えてしまうのは、仕方ないですね。

 

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