確定申告の時期がやってきました。
この記事では、確定申告書等作成コーナーを使っての消費税の2割特例で申告する方法を解説します。
この記事を読んで、消費税の2割特例を計算しましょう。
確定申告書等作成コーナーで消費税の2割特例を計算しよう
まずは、確定申告書等作成コーナーにいきます。
今年初めての方は、作成開始を選択します。
以前から作成している方は、保存データを利用して作成を選択します。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/1-1-800x321.png)
つぎに、税務署への提出方法ですが、ご自身の方法を選択してください。
今回は、印刷して提出を選択します。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/2-1-800x527.png)
選択して先にすすむと、次の画面がでてきます。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/3-1-800x290.png)
消費税を選択しましょう。
申告書を作成する際、「区分経理をした帳簿」が必要になりますという注意書きが出ますので、一読します。
確認したら、「閉じる」をクリックします。
さらに「次へ進む」をクリックします。
最初に、基準期間の課税売上高を入力します。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/4-800x124.png)
2割特例で計算するので、9,999,999円以下となるはずです。
次に、適格請求書(インボイス)発行事業者ですか?を選択します。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/5.png)
2割特例で計算するため、「はい」をクリックします。
そうすると、下から選択が増えて行きます。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/6.png)
これも、「はい」をクリックします。
そうすると、次の画面がでてきます。
2割特例を適用しますか?という質問です。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/7-800x173.png)
今回は、2割特例を選択するため、「はい」をクリックします。
どうしたらいいのかわからない場合は、「いいえ」を選びましょう。
次の部分は、選択している方法を選択しましょう。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/5b398eeaa9d4e5cbd78497cfa5d68afd-1.png)
次は、「税額計算方法に関する質問」となります。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/da08479581968d2308da7b3df64abe22-1.png)
選択肢としては、
1)割戻し計算
2)積上げ計算
3)1と2の併用
となります。
ちょっと難しい内容となります。
計算方法については、こちらとありますが、内容は難しいです。
税務研究会が良さそうなので、消費税 割戻し計算と積上げ計算をご確認ください。
※今回は、操作のことを書くため、説明は割愛します。
税額計算方法は、ご自身の選択している方法を、選択しましょう。
今回は、割戻し計算を選択し、「次へ進む」をクリックします。
「所得区分の選択」が出てきますので、該当するものをクリックします。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/eba117ff5d58c6bf1f96e4940afb87de-1.png)
今回は、「事業所得(営業等)がある。」をクリックします。
クリックすると、次のように選択肢がでてきます。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/11.png)
今回は、「いいえ」を選択し、「次へ進む」をクリックします。
次の画面は、下のようになります。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/12-800x194.png)
「入力する」をクリックします。
次の画面は、売上(収入)金額・免税取引・非課税取引等の金額の入力画面となります。
今回は、3,300,000円と入力しました。
税込経理なので、消費税込みで入力しています。
注意点としては、課税事業者となった日以降の取引分です。
2割特例で計算する場合は、2023年(令和5年)10月1日以降の売上(雑収入を含む)ということになります。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/13-800x362.png)
下の画面では、「課税取引金額の内訳の入力」がでてきます。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/14-800x396.png)
6.24(軽減税率)とは、8%の軽減税率の売上のことです。
今回は、8%の売上がないことにしますので、0円を入力します。
下の画面では、選択するところがありますので、該当する場合の選択をします。
今回は、全て「いいえ」を選択しています。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/15-800x388.png)
選択したら、「次へ進む」をクリックします。
下のような画面になります。
所得区分の前に、黄色でチェックが入りました。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/16-800x223.png)
問題ないため、「次へ進む」をクリックします。
次の画面で「納付金額」「入力された金額に基づいた消費税の計算結果」「入力された金額に基づいた地方消費税の計算結果」が表示されます。
※全部入らないので、1部だけとします。
![](https://th-kz.com/wp-content/uploads/2024/01/17-800x364.png)
計算としては、消費税込3,300,000円なので、消費税は300,000円となります。
300,000円の2割のため、6万円が納税となりますので、計算は合っています。
内容がよければ、「次へ進む」をクリックします。
その後は、納付の方法や住所などを入れる画面となり、終了になります。
図解!確定申告書等作成コーナーで消費税の2割特例を計算しようの注意点
注意点は、
・税額が出てきたら、検算しよう
・入力金額を間違えないようにしよう
・消費税から先に計算しよう
となります。
税額が出てきたら、できる範囲で検算をしましょう。
消費税のかかる売上の消費税部分の2割となります。
おかしいな?と思ったら、確認しましょう。
入力金額を間違えないようにしましょう。
特に、2023年(令和5年)の場合は、10月1日以降となります。
2023年(令和5年)の全部の売上を入れないようにしましょう。
あとは、雑収入や車両の売却などがあった場合は、その分も含めて入力しましょう。
消費税から先に計算しましょう。
消費税から先に計算すれば、消費税を経費に入れることができます。
図解!確定申告書等作成コーナーで消費税の2割特例を計算しようのまとめ
消費税の係る売上金額が確定していれば、私で10分かからないくらで、税額が出てきました。
やってみると、けっこうあっさりという感じです。
編集後記(1747)
髪を切りにいったのですが、安いところも問題ないですね。
短髪なので、どこに行っても説明すれば同じ髪型になります。
髪を切ったあとに、丁寧に髪を吸ってくれるので、仕事帰りでも変な感じにならなくていいなと思いました。
55日記(2077)
私が髪を切ったのを、すぐに気づいてくれました。
なかなかの観察力です。
66日記(1304)
保育園の送りが、急に奥さんから私になり、泣いていました。
休み明けで保育園に行きたくない子が多い中、なんか不思議です。