決算期はいつがいいの?決めるためのポイント3つを解説!

決算期はいつが良いのだろう?と悩んでいませんか。

かしわざき
かしわざき

税理士の柏嵜です。

東京都大田区で開業しています。

決算期は自由に決められるので、いつでも良いのですが、この月が良いよっていうのがあるんです。

この記事には、決算期は売上の多くない月が良い、決算期の変更のしかたなどが書いてあります。

この記事を読むと、決算期を決めてみてください。

目次

決算日はいつがいいの?決めるためのポイント

会社の決算期は、いつでも良いです。

1月1日や自分の誕生日、記念日などでも大丈夫です。

そんな決算期の決め方もありますが、オススメなのは、

  • 決算期は売上の多くない月
  • 現金が1番多い月の2か月前にする
  • 税理士が忙しくない月にする

が良いと思っています。

決算期は、売上の多くない月が良い理由を説明していきます。

決算月は、売上の多くない月にしよう

私は、売上の多くない月を決算月にするのが良いと思っています。

その理由は、次のとおりです。

  • 売上の多い月を決算月にすると、最終利益の予想が難しくなる
  • 売上の多い月を決算月にすると、納税資金が足りなくなるかもしれない
  • 売上の多い月を決算月にすると、決算対策ができなくなる

各項目について、説明していきます。

売上の多い月を決算月にすると、最終利益の予想が難しくなる

売上の多い月を決算月にすると、最終利益の予想がむずかしくなります

なぜなら、1番売上の多い月が決算月=事業年度の最終月にくると、売上の波の大きさによって、黒字になったり赤字になったりするからです。

1番売上の多い月が決算月になってしまうと、予想よりも売上が少なかった場合は、赤字になってしまうことも考えられます。

1番売上の多い月を期首近くにもってくることで、その期の利益=黒字決算を確保しやくすなります。

期首とは、事業年度の始まりの方という意味です。

4月から3月の事業年度の場合は、4月・5月・6月頃のことです。

売上の多い月を決算月にすると、納税資金が足りなくなるかもしれない

売上の多い月を決算月にすると、納税資金が足りなくなるかもしれないのです。

なぜなら、仕入れなどの支払いが多いときと納税が重なってしまう可能性があるからです。

1番売上が多い月=1番経費がかかる月と考えられます。

例えば、売上が翌々末入金で仕入れが翌月払いなどの場合は、お金が足りなくなってしまいます。

売上の入金がないのに1番多い仕入れの代金を支払って、1番多い売上の入金と税金の納付期限が一緒になってしまいます。

こんな場合は、税金が払えたとしても気持ちに余裕がなくなってしまいますので、避けた方が良いです。

売上の多い月を決算月にすると、決算対策ができなくなる

売上の多い月を決算月にすると、決算対策ができなくなります。

理由は、次の2つです。

  • 1番売上が多いのはわかっていても、どのくらい売上(利益)がでるかわからないから
  • 決算直前にやる対策は、うまく行かないことが多いから

各項目について、説明していきます。

1番売上が多いのはわかっていても、どのくらいの売上(利益)になるかわからないから

1番売上が多い月とわかっていても、実際どのくらいになるのかは、その時になってみないと分かりません。

例えば、いつも月200万円売れる会社が、1番売上が多い月で500万円売れるとします。

1番売上が多い月に、新型コロナウイルスの影響などで、200万円しか売れなかった場合は、どうなるのでしょう。

500万円売上があれば黒字決算だったのに、200万円の売上の場合は赤字決算ってことにもなってしまいます。

1番売上が多い月を期首の近くにすることで、早めの利益の確保ができます

利益を確保できれば、次にどうするかを色々考えることができるのです。

決算直前にやる対策は、うまく行かないことが多いから

決算直前にやる対策は、うまく行かないことが多いのです。

決算直前でパソコンなどを購入した場合は、そのパソコンを使わないと経費になりません。

実際に、パソコンを使ったときが、経費になるときです。

注文して、まだ会社に来ない時は、経費にはなりません。

 

利益が出たからと言って、取引先に商品券を配ろうと思っても、配ったものだけが経費となります。

決算直前にやる対策は、うまく行かないことが多いのです。

    

季節や〇月~〇月は忙しいとわかっているのであれば、その時期は決算月から外した方が良いです。

現金が1番多い月の2か月前にする

決算期は、現金が1番多い月の2か月前に決める方法です。

なぜなら、税金を支払うのは、決算期の2か月後だからです。

個人事業主から会社にする(法人成りの)場合は、過去の売上の入金状況や通帳の残高を確認して、ケ山期を決めます。

税理士が忙しくない月にする

税理士が忙しくない月に決算期をする方法もあります。

なぜなら、税理士が忙しい時期は、よく見てくれないと言われています。

私も会計事務所に勤務していたときは、3月決算が8件あって大変だった思い出があります。

今、開業する方が決算期いつが良いって相談受けたら、12月から5月はやめてほしいとお願いします。

12月の年末調整から始まって、3月決算が終わる5月を除いた月は、税理士の仕事が忙しいからです。

 

もし、開業前に税理士にお願いすることになっている場合は、どの月が良いのか確認してみましょう。

決算期は変更できます

決算日は、変更することができます。

決算日を変更するには、次の書類が必要となります。

  • 株主総会議事録
  • 異動届出書

株主総会議事録とは、株主総会で決算日の変更の話し合いをしたときの記録です。

もちろん定款も変更します。

異動届出書は、株主総会議事録と一緒に税務署などに提出します。

決算日の変更は、登記の必要はありません。

会社の決算日変更の注意点

会社の決算日の変更の注意点は、1年未満の事業年度が出てくることです。

事業年度が4月1日から3月31日の会社が、9月30日に変更しようとします。

4月1日~9月30日で1度決算を行います。

この6か月が1事業年度になります。

そして、翌事業年度が10月1日~9月30日となります。

決して4月1日~翌年の9月30日というように、事業年度は1年を超えません。

決算日の変更は、注意をして行いましょう。

決算期はいつがいいの?決めるためのポイント3つを解説!のまとめ

最後にもう1度確認しましょう。

決算期はいつがいいの?決めるためのポイント3つを解説!
決算期はいつがいいの?決めるためのポイント3つを解説!
  • 会社の売上がピークの月は避けた方が良い
  • 会社の現金がある月の2か月前が良い
  • 会社の決算日は、変更できる

決算期は、会社を作る時に決める大事な決断です。

会社の状況を考えて決めましょう。

個人的には、3月決算はオススメしません。

なぜなら、なんとなく3月って人が結構多くて、3月決算が集中しやすいからです。

7月や8月などが良いと思っていますが、お願いする

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