経費を使うとお金が返ってくるのは本当なのか?

この記事でわかること

経費を使っても、お金は返ってこない

経費と検索すると、「お金が返ってくる」と出てきたので書いてみました。

かしわざき
かしわざき

よくわからないけどテーマパークで楽しめない税理士の柏嵜です。

東京都大田区で開業しています。

この記事を読んで、経費をつかってもお金が返って来ないことを確認しましょう。

目次

経費を使うとお金が返ってくるのは本当なのか?

経費を使うとお金が返って来ることはありません。

なぜなら、経費は税金を減らす効果はありますが、税金を返金させることはないからです。

個人事業主や会社の

  • 税金の計算の流れ

について解説したいと思います。

税金の計算の流れ

税金は、利益にかかります。

利益が出ていれば、税金を払わなければいけません。

利益は、収入-経費=利益で計算することができます。

経費を使うと利益が減りますので、税金を減らす効果がありますが、お金が返って来ることはありません。

経費は、税金を減らす効果はあるが、お金が返ってくることはありません。

経費を使ってお金が返ってくるケースはある

経費を使ってお金が帰ってくるケースは、

  • 予定納税が返って来る場合
  • 源泉徴収されていて、返って来る場合など

があります。

この2つは、経費を使ったから返って来るのではなくて、税金を計算した結果、予定納税や源泉徴収税よりも計算した税金が少なかったから返って来るということになります。

予定納税の方が身近でわかりやすいので、予定納税を例にして解説していきます。

予定納税のお金が返って来る場合

予定納税のお金が返って来る場合は、税金を計算してみたら、計算した税金が予定納税よりも少なかったときです。

なぜなら、予定納税は、前年や前期の調子がよく多くの税金が発生したため、翌期は税金を半分くらい前払いしてくださいというルールだからです。

予定納税は、とりあえず払ってくださいということなので、ちゃんと税金の計算をしたら、予定納税より少なくなってしまう場合があります。

予定納税よりも、ちゃんと計算した税金の金額がすくない場合は、差額が返金されるのです。

予定納税の数字を使った具体例

例えば、予定納税が100万円あったとします。

税金を計算したら、50万円だった場合は、すでに100万円払っているので、50万円が返金されます。

 

予定納税は、経費を使ってお金が戻って来るのではなくて、先に払っていた税金が戻って来るだけです。

経費を使ってお金が戻って来ることではありません。

給料もらっている人は、お金が返ってくるケースもある

給料をもうらっている人は、お金が返ってくるケースもあります。

年末調整もお金が返って来ますし、医療費控除などで税金の還付を受ける場合もあります。

でも、これは経費を使ってお金が返ってくるわけではありません。

そもそも、給料をもらっている人は、経費が給料の税金を減らす効果はありません。

  

※特定支出控除というのがありますが、使い勝手がよくないので割愛します。

経費を使うとお金が返ってくるのは本当なのか?のまとめ

最後にもう1度確認しましょう。

経費を使うとお金が返ってくるのは本当なのか?のまとめ
経費を使うとお金が返ってくるのは本当なのか?のまとめ
  • 経費を使ってもお金は返ってこない
  • 予定納税は、経費を使ったから返ってくるのではない
  • 医療費控除やふるさと納税は、経費を使ったから返ってくるのではない

ネットで「経費」と検索したら、「お金が返ってくる」と出てきたので書いてみました。

経費は、税金を減らす効果はあっても、お金が返ってくることはありません。

 

先日、ディズニーランドに行ってきました。

2年ぶりくらいです。

ディズニーランドには、個人的に行ったので経費になりませんが、お土産として配ることがあれば、お土産代は経費になります。

このお土産代は、税金を減らす効果があります。

それにしても、朝は人が多かったですね。

夢の国は、行く人がいっぱいいました。

55日記(1252)

ディズニーランドに行ってきました。

ベルの衣装を着て楽しむはずでしたが、「チクチクして痛い」と言って、すこししか着ませんでした。

その後は、楽しんでいたようです。

66日記(479)

ディズニーランドで、ガンガン歩いて楽しんでいました。

コロナでどこにも行けなかったので、行けてよかったです。

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