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黒字決算でも安心できない!お金がなくなってしまう衝撃の落とし穴

この記事は、黒字でもお金がなくなってしまうので、お金がなくなる場面と対処法を解説しています。

 

黒字でもお金がなくなることってあるのかな?と悩んでいませんか。

黒字でも、お金はなくなります。

 

黒字でもお金がなくなる場面は、

・売上が増えた時は、会社にお金がなくなる可能性がある

・借金の返済が大きい時は、会社にお金がなくなる可能性がある

・個人的に使っちゃっている時は、会社にお金がなくなる可能性がある

となります。

 

売上が増えた時は、お金がなくなる可能性があるので、増加運転資金で対応しましょう。

借金の返済が大きい時は、利益がでていてもお金がなくなる可能性があるので、1本化を銀行に相談しましょう。

個人的に使っちゃっている時は、経費にならないのにお金がなくなってしまうので、個人的には使わないようにしましょう。

 

この記事を読んで、黒字でもお金がなくなる理由を確認して、対処法によりお金を安定させて行きましょう。

目次

売上が増えた時は、会社にお金がなくなる可能性がある

売上が増えた時は、会社にお金がなくなる可能性があります。

その理由は、売上が増えるということは、売掛金や仕入れが増えるからです。

 

売掛金は、販売した後の入金待ちの状態ですし、仕入れが増えれば支払いが増えます。

そのため、売上が増えた時は、会社にお金がなくなる可能性があります。

 

売上が増えるということは、お金が増えるハズと思っていても、お金が思うように増えないことがあります。

それは、利益とお金の関係がズレているからです。

 

利益は、販売した時に売上にして、仕入などは、使った時に経費にします。

お金が入金したときではなくて、お金はその後に回収することになります。

 

税理士に経理をお願いしているなら、「利益がでていますね」と言われたあとに、お金が入ってくる感じです。

現金商売じゃなければ、4月に「利益がでていますね」と言われたら、5月とか6月にお金が入ってきます。

 

この売上と入金のズレにより、利益が出ているけど、お金がないという状態が起こってしまうのです。

長期的に見ると、だんだんとお金が回ってくるので、お金がないという現象は解消していきますが、急激に売上が増加した場合は、お金が回りません。

 

では、どうやってお金の不足を解消するのかというと、銀行融資を受けることです。

銀行融資で、売上が増えた分の運転資金=増加運転資金を借りると、お金の不足が解消できます。

 

増加運転資金は、次の算式で計算できます。

・増加運転資金=売掛金+棚卸資産△買掛金

 

売上が増加していて、利益が出ているため、増加運転資金の銀行融資は、受けやすいと考えてください。

銀行は、売掛金が入金すれば返済できる、棚卸資産を販売して入金すれば返済できると考えるから、銀行も貸出しやすいのです。

 

利益が出ていて、お金が苦しいと思っているなら、増加運転資金の銀行融資を受けて、資金繰りを安定させていきましょう。

借金の返済が大きい時は、会社にお金がなくなる可能性がある

借金の返済が大きい時は、会社にお金がなくなる可能性があります。

その理由は、借金の返済は、経費にならないからです。

会社の利益よりも、借金の返済金額が多い場合は、お金が苦しくなります。

そのため、銀行融資を1本化して、毎月の返済金額を減らして行きましょう。

 

よくある話ですが、「利益がでています」という話をすると、「俺の借金を返済すればいい」と言う社長がいます。

でも、借金の返済は、お金が動いても、経費になりません。

 

よくある説明としては、「会社が借りた時には売上にしないから、返した時にも経費にしないのです」となります。

これは、銀行融資を返済するときも、同じです。

 

ざっくりとした説明になってしまうのですが、利益=お金だとすると、利益<借金返済額となってしまえば、利益だけでは借金が返済できなくなってしまいます。

たとえば、利益が300万円で借金返済額が500万円なら、200万円はどこかから借りて来ないと返済できないということになるのです。

 

じゃあ、新しい融資を受ければよいのか?というと、そういうことでもないのです。

新しい融資を受けるなら、お金は一時的に増えますが、毎月の返済も増えてしまいます。

 

新しい融資を受けたら、お金が残っているところまでは返済できますが、その後は同じように苦しくなってしまいます。

考えなければいけないのは、根本的に返済額を減らすことです。

 

返済額を減らすには、銀行融資を1本化する必要があります。

今まで返済していた複数の銀行融資を、1つにまとめて借り換えをして、毎月の返済を少なく、そして長くする方法です。

 

1本化については、返済が長くなってしまうため、返済リスクが増えてしまうことから、銀行が難色を示すこともあります。

でも、やってみないとわかりませんので、利益<返済金額になっている会社は、銀行に相談しましょう。

まずは、毎月の返済額を減らすことを、考えて行きましょう。

個人的に使っちゃっている時は、会社にお金がなくなる可能性がある

個人的に使っちゃっている時は、会社にお金がなくなる可能性があります。

その理由は、個人的なもので、経費にならないからです。

そのため、すぐに個人的にお金を使うことはやめて、給料の範囲内でやっていきましょう。

 

会社のお金を個人的に使ってしまう場合は、会社の経費になりません。

その分を、個人的に使った人が返済すればいいのですが、返済しなければお金だけ減ってしまいます。

 

その状況が会社の決算書でもわかります。

会社の経費にできない場合は、役員貸付金が増えたり、現金の残高が増えたりするからです。

 

個人的にお金を使ってしまう場合は、個人的にお金を使うことをやめるしかありません。

会社のお金と個人のお金は分けていきましょう。

黒字決算でも安心できない!お金がなくなってしまう衝撃の落とし穴のまとめ

黒字決算でも、お金がなくなってしまう状況はあります。

会社が、どのような状況なのかを確認して、対処していきましょう。

 

 

編集後記(2370)

プリキュアの映画を見に行きましたが、今回も半分寝てしまいました。

まあ、クライマックスみたから良しとします。

 

55日記(2700)

プリキュアの映画みました。

今回と前回はハマりましたが、次回はどうなるのでしょうか?

 

66日記(1927)

プリキュアの映画を観おわったあとに「もっとみたかった」といっていました。

楽しかったんでしょうね。

 

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