会計の数字を確認するなら、次の3つを確認しましょう。
・もうかっているのか?
・お金はあるのか?
・変なものはないか?
となります。
この記事を読んで、数字について、確認していきましょう。
数字をみるなら、もうかっているか?を確認しよう
自分で会計ソフトに入力したり、会計事務所に資料をもらったりしているときに、まずはもうかっているか?を確認しましょう。
もうかっていない場合は、なぜもうかっていないかを確認しましょう。
作った資料やもらった資料に、会計に含まれていないものはありませんか。
たとえば、途中の仕事だったりします。
途中の仕事があれば、そこにかかった経費は、経費には含まれないはずです。
でも、途中の仕事がどのくらいかかったかを取り出すのは、とても面倒です。
そのため、ざっくりとこのくらいということが、わかっていれば、数字の内容がわかってきます。
ただ数字だけを見ていると、売上のわりにもうかってないなとか、経費がおおいなと思うこともあるでしょう。
出てきた数字以外のところにも、注意して内容を確認しましょう。
会計事務所が持ってくる資料も、同じです。
仕事の流れは、領収書だけではわからない部分が多いです。
そのため、
・途中の仕事がどのくらいあるのか?
・やったけど未請求の仕事がどのくらいあるのか?
などのデータが必要となります。
このあたりを確認して、一緒に考えて行くことになります。
数字をみるなら、お金はあるか?を確認しよう
数字を見るなら、お金はあるか?を確認しましょう。
なぜなら、お金がなくなってしまうと、会社は続けることができないからです。
お金があるか?を確認するには、現金残高や預金残高を確認します。
現金残高は、通常そんなにないのでしょうから、無視をしてもいいです。
1つの目安としては、1か月の売上×3か月分あれば、問題ないでしょう。
つまり、3か月の売上分の預金があれば、問題ないということになります。
あとは、この先お金が増えていくのか?減って行くのか?も確認しておきましょう。
お金が増えて行く場合はいいですが、減っていく場合は、借り入れなどを考えなければいけません。
そして、最後にお金はどこに行ったのか?です。
利益が出ていても、お金がないとうことはあるはずです。
では、お金はどこに行ったのでしょうか?
それを探すのも、会計の資料の中です。
とくに貸借対照表に現れます。
貸借対照表を比較してみると、お金の流れが見えてきます。
数字見るなら、変わったところがないか?を確認しよう
数字を見るなら、変わったところがないかを確認しましょう。
月の売上や経費の内容を確認することです。
このときは、連月損益計算書が役に立つでしょう。
連月損益計算書は、他の月と同じかどうかを確認できます。
連月損益計算書を見ると、不思議と毎月同じような金額となります。
そのため、異常が発見しやすいのです。
他の月よりも“多い、少ない”を確認してみましょう。
入力ミスなどは、簡単に発見できます。
さらに、他の月や他の期と変わっていないかを、確認します。
こうすることによって、変わったことがないかを発見できます。
数字を見るなら、もうかっているか?お金はあるのか?変なものはないか?のまとめ
決算書や会計の資料は、わかりにくいことがあります。
確認するなら、
・もうかっているのか?
・お金はあるのか?
・変なものはないか?
に絞ったほうが、わかりやすいんじゃないでしょうか。
編集後記(1816)
カニ食べました。
1匹まるまるというのは、なかなかないですね。
55日記(2146)
生きているカニを、初めてみました。
茹でたあとのカニに、「まだ生きてるの?」と話かけていました。
66日記(1373)
生きているカニを、初めてみました。
びっくりして、走り回っていました。