個人事業主の毎月の経理処理は、残高を合わせていこう

最低でも、毎月経理処理をしたほうがいいと思っています。

その理由は、毎月やらないと、確定申告時期に集中してしまうからです。

毎月ちょっとずつでも、やっていきましょう。

 

やると言っても、やることが多いと大変です。

できたら、現金で使うことを減らして、通帳とクレジットカードで対応できるようにしましょう。

 

そうすれば、会計ソフトの連携でなんとかなるものです。

あとは、売掛金と買掛金の処理ですが、きちっと0円になるまで追いかければいいだけです。

 

今回は、毎月の経理について、書いていこうと思います。

目次

個人事業主の毎月の経理処理は、残高をあわせていこう

毎月経理ってどんなことをしたらいいんだろう?と思っていませんか。

経理というと難しくなってしまうので、会計ソフトに入力して、残高を合わせましょう。

残高ってなんだ?と思うかもしれませんが、

・通帳の残高

・クレジットカードの残高

・売掛金の残高

・買掛金の残高

を合わせましょう。

 

この4つが合えば、90%くらいは、終わったも同然です。

まず、残高を合わせてから、仕訳の内容を確認するのは、実際に私もやっている方法です。

 

個人事業主の方は、税金の計算が損益計算書なので、損益計算書をよく確認しています。

損益計算書をよく確認するのはいいことですが、残高が合っていないのに、損益計算書を確認しても、あまり意味がありません。

 

先に残高を合わせてから、損益計算書にいきましょう。

残高がチェックできたら、貸借対照表も必ず確認しましょう。

変な科目がないかのチェックも、必要ですよ。

個人事業主の毎月の経理処理は、通帳の残高を合わせよう

最初に、通帳の残高を合わせましょう。

その理由は、通帳の残高が合えば、ほぼ終わったも同然です。

通帳の入力が、会計ソフトへの入力への、大部分を占めているからです。

 

そのため、通帳を入力してしまえば、なんだかんだ終わりが近づいてきます。

通帳の入金や出金を簡単に処理するには、会計ソフトを使いましょう。

 

ラクな方法としては、2つあります。

・会計ソフトと連携して、通帳のデータを取り込む方法

・会計ソフトに通帳のデータをCSVなどで取り込む方法

 

通帳なら見ながら入力できますが、取り込む方法をつかえば、時間がかからなくて済みます。

そこで、会計ソフトを使ってラクすることをオススメしています。

 

通帳のデータを取り込んで、最初にやることは、残高が合っているかどうかです。

必ず確認しましょう。

あとは、早めにやることで、よくわからない内容を忘れる前に、処理できます。

取り込みの場合の問題点は、放ったらかしにすることです。

 

銀行のデータは、短いところだと3か月しかデータを取れません。

毎月やった方がいい理由は、ここにもあります。

 

通帳の残高があえば、経理処理の大部分が終わります。

経理は、お金のやり取りが1番多いからです。

まずは、通帳から片付けてしまいましょう。

個人事業主の毎月の経理処理は、クレジットカードの残高を合わせよう

クレジットカードも、まずは残高をあわせましょう。

通帳と同じで、こちらもデータを取り込みます。

・会計ソフトと連携して、通帳のデータを取り込む方法

・会計ソフトに通帳のデータをCSVなどで取り込む方法

 

クラウド会計の場合は、ほぼ自動で取り込んでくれますので、作業が少なくなります。

CSVで取り込む場合も、慣れればそんなに難しくないです。

 

クレジットカードも残高は確認しておきましょう。

個人事業主の毎月の経理処理は、売掛金の残高を合わせよう

売掛金の残高の確認は、請求書の発行から入金までをキチンと管理するということです。

こちらもそんなに難しくはありません。

 

請求書を提出したとして、その請求書が、0円になるまで追いかけるだけです。

これが、残高を確認するということです。

 

きちっと0円になるまで確認できて、会計に入力できれば、それでOKです。

やり方としては、個別に管理するしかありません。

 

クラウド会計などで請求書を発行している場合は、追いかけやすいと思います。

やよい会計などで入力するタイプは、補助科目を利用すれば、追いかけやすいです。 

 

なぜ、売掛金の残高を合わせなきゃいけないのかというと、このあといくらもらえるかがわかるからです。

売掛金をきちっと確認している場合は、売掛金の勘定科目をみるだけで、あとどのくらいもらえるかがわかります。

そして、0円まで追いかけると、税金が少なくなる可能性があります。

それは、値引き、会費、振込料などの引かれた金額を、経費にすることができるからです。

 

あとは、きちっと追いかけていないと、相手が入金していないこともわかりません。

管理すると難しいですが、0円になるまで追いかけるだけです。

 

入金が少なかったら、必ず確認しましょう。

せっかくの売上なので、きっちりと回収しましょう。

個人事業主の毎月の経理処理は、買掛金の残高も合わせよう

売掛金と同じで、買掛金もきちっと管理しましょう。

支払い漏れがあったりすると、取引先は「ちゃんとやっているのか?」と思ってしまいます。

 

まずは、請求書の入力から始まります。

そして、支払ったときに、会計ソフトへのデータの入力です。

 

支払いもれがないように、残高を確認していきましょう。

もちろん、会計ソフトにいれなくても、支払いもれは確認できます。

 

でも、一緒にやったほうがラクでいいじゃないですか?

安心もできるし、ラクもできる。

 

こちらも銀行振込ならクラウド会計で、データ入力できますので、簡単に処理が終わります。

支払ったところから、会計ソフトに入力していきましょう。

個人事業主の毎月の経理処理は、残高を合わせたあとは

残高を合わせたあとに、損益計算書を確認しましょう。

損益計算書での確認は、

・月次損益計算書

・連月損益計算書

などが見やすいです。

※会計ソフトによって、言い方がかわります。

 

他の月と同じかどうかを確認しましょう。

他の月と同じかどうかを確認する理由は、支払いなどがもれていないかどうかです。

 

振込関係は、もれる可能性がありますので、損益計算書をみておいてください。

個人事業主の毎月の経理処理は、メモしていこう

毎月の処理は、やりながらメモしていくといいです。

そうすると、同じ作業を早くできるようになります。

 

メモがあれば、次の月に忘れることもありません。

メモを活用して、どんどんと早く処理できるようにしましょう。

個人事業主の毎月の経理処理は、残高を合わせていこうのまとめ

通帳とクレジットカードを合わせれば、お金の流れは終わりとなります。

現金を合わせると大変なので、なるべく現金は使わないようにしましょう。

まずは、残高を合わせていき、その他のところを確認していくのがベストです。

 

編集後記(1836)

はじめて隅田川の桜を見に行きました。

やっぱり観光地は、スゴイですね。

近くの公園や川沿いの桜でも、充分キレイだなって思ってしまいました。

 

55日記(2166)

桜を見に行ったのですが、「公園で走りたい!」と言っていました。

まあ、花より団子ではなく、花より遊びなのはしかたないです。

 

66日記(1393)

長い距離を歩いたので、いつもの時間の前に疲れて寝てしまいました。

でも、だっこと言わずに歩いたのは、えらかったです。

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