マイクロ法人を設立したけど、まったく動かなかったらどうするの?

マイクロ法人をつくったけど、まったく動かなかったらどうしよう?と悩んでいませんか。

・税務署場合⇒申告する

・地方税の場合(東京都税事務所)⇒申告しないけど、書類を提出する

となります。

 

まったく動かなくなる前に、マイクロ法人の設立を慎重に考えてみましょう。

この記事では、マイクロ法人を設立したけど、まったく動かなかったらどうするの?を確認します。

目次

マイクロ法人を作ったけど、まったく動かならかったら申告は?

マイクロ法人を作ったけど、まったく動かなかった場合の申告は、

・税務署場合⇒申告する

・地方税の場合(東京都税事務所)⇒申告しないけど、書類を提出する

となります。

 

設立初年度なんかで、どうしていいのかわからないまま、まったく動けず(営業活動をせず)に決算を向かえてしまったということもあるでしょう。

その場合は、税務署は申告するけど、地方税(東京都税事務所)は申告しないけど、書類を提出するようになります。

 

各項目について確認します。

税務署の場合

税務署の場合は、申告します。

その理由は、税務署は申告が必要だからです。

 

税務署は申告しないと、青色申告の取り消しになってしまいます。

会社を設立したので、売上はなくても、設立費用などで会社が動いています。

 

銀行の通帳も作っているはずですので、その内容を申告することになります。

まったく設立して、通帳を作っただけで終わってしまった場合は、利益がないので法人税は0円でしょう。

 

設立してからなにもしてないからと言って、申告をしないのはやめておきましょう。

あとで、「会社作ったけど申告してませんね」っていう連絡が来てしまいますよ。

地方税(東京都税事務所)の場合

地方税は、申告をしなくてもいいので、書類を提出することになります。

その理由は、なにか書類を提出しないと、今どうなっているかわからないからです。

 

書類を提出するということなんですが、提出する書類は、異動届出書になります。

異動届出書の欄に、「まだ会社は準備中です」「まだ会社は営業していません」と書けば良いとなっています。

 

各場所は、異動前・異動後でもいいですし、(その他参考となるべき事項)の欄でもいいでしょう。

意思表示をすれば、問題ないです。

 

そして、税金なんですが、税金は会社が存在するだけで税金を払う必要があります。

でも、会社が営業活動をしていない状態で決算を向かえてしまった場合は、税金を払う必要はないとのことです。

※東京都税事務所の方に確認したら、そういう答えになりました。

 

でも、「あとで確認して営業活動しているとわかったら、税金はかかかります」とも言っていましたので、くれぐれもウソのないようにお願いします。

そして、「翌期以降に営業活動をした場合は、その時点で異動届出書を提出してください」と言っていましたので、営業活動がある場合は提出しましょう。 

 

どんなことを書けばいいのかは聞きませんでしたが、「営業活動を始めました」とかで、いいんじゃないでしょうか。

相手にわかればいいと思います。

 

ちなみに、営業活動とは売上があったということではなくて、活動自体のことなのでご注意ください。

東京都税事務所には確認を取りましたが、他のところには確認しておりませんので、営業活動をしないで決算を向かえてしまった場合は提出するところに確認をお願いします。

マイクロ法人の設立には注意しよう

マイクロ法人の設立は、インターネットやYouTubeでは、いいことばかり発信されています。

でも、合う人と合わない人がいます。

 

マイクロ法人を設立する場合は、マイクロ法人を経営するということになります。

個人事業主からマイクロ法人へ売上の移動をします。

 

この場合に、コンスタントにある売上が、ずっと続くのかを確認しましょう。

いつもある売上がなくなってしまうこともあります。

 

そうなると計画が変わってきてしまいますよね。

あとは、好評で売上が伸びるかもしれません。

 

そうなると、マイクロ法人の法人税が増えてしまうということも、考えられるのです。

思った未来と違ったってこともあるでしょう。

 

経費に目を向けると、マイクロ法人を設立すると、個人事業とマイクロ法人の両方の経理をしなければいけません。

税理士に丸投げってこともあるでしょうけど、使った領収書は使った人が個人事業とマイクロ法人に分けます。

 

「この領収書ってどっちの領収書?」なんてこともあるかもしれません。

思っていたよりも、手間がかかってややこしいなんてことも感じるかもしれないのです。

 

将来のことについてですが、マイクロ法人を作った目的が社会保険料の削減なのかもしれませんが、年金をもらう時に少なかったということを感じるかもしれません。

健康保険料は、病院に行かなかったら掛け捨てみたいなものですが、年金は将来もらう金額に影響します。

 

メリットもありますが、デメリットも考えてマイクロ法人を設立してみましょう。

マイクロ法人を設立したけど、まったく動かなかったらどうするの?のまとめ

マイクロ法人を設立したらまったく動かなくても、税務署や地方税についてはアクションを起こしましょう。

その前にマイクロ法人の設立には、よく考えて設立をしましょう。

 

編集後記(2040)

昨日は、ちょっと前からカレーにトッピングをしたいと思っていたので、コロッケカレーにしました。

やっぱりうまいですね。

 

55日記(2370)

オレンジが好きで、毎回皮ギリギリまで食べています。

たぶん、作ってくれた方も喜んでくれるような食べ方です。

 

66日記(1597)

昨日は、塗り絵を黙々と1人でやっていました。

けっこう、きれいに塗れていました。

 

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