銀行融資の勘違い3つを解説！

2023年7月18日

銀行融資にどんなイメージがありますか？

テレビ番組の半沢直樹のような社員がいたら、とことん追い詰められてしまうので、銀行融資を受けるのがイヤだと思ってしまいますよね。

あんな銀行員(本人は「バンカー」といっています。)がいたら、私でもイヤです。

銀行融資について、

お金を借りるのは悪
利息はムダ
困ってから借りればいい

という勘違いがあるなら、それは損をしています。

この記事を読んで、銀行融資について勘違いをなくしていきましょう。

銀行融資の勘違い3つーお金をかりるのは悪―

銀行融資の勘違いで最初にでてくるのは、「お金を借りるのは悪」です。

なぜなら、借金はイメージ悪いですよね。

そんなイメージで借金しないという方も多いかもしれません。　

借金の前にまず、考えたいのが、会社が倒産する理由です。

それは、お金がなくなることです。

会社は、赤字になっても倒産するのではなく、お金がなくなるから倒産するのです。

自己資金で賄うことができればいいのですが、自己資金がない場合は、他人に頼るしかないのです。

親戚に頼む場合もあるかもしれませんが、限度がありますし、関係が壊れるかもしれません。

関係が壊れてしまえば、お金を返しても2度と貸してくれることはないでしょう。

そして、貸してくれる他人となると銀行などの金融機関となります。

さらに、別の視点でも確認していきましょう。

有名な大きな会社がありますが、そこはお金を借りていないのでしょうか？

有名な会社にソフトバンクがあります。

あの会社は、かなりの借金があります。

それを聞いただけでも、安心しませんか？

大きな会社でも、借金はあるのです。

大きな会社は、大きくお金を借りて、大きく投資して、大きなお金を回収しています。

そうやって、事業を大きくしています。

事業を大きくする必要がなくても、新型コロナウイルスのまん延などで、事業がストップするかもしれません。

そんなときに、お金をいっぱい持っていれば、すぐに倒産する確率はなくなります。

すぐに倒産しないのなら、次に手を打てる時間ができるのです。

借金は、お金を増やす1つの手段です。

お金を増やして、会社を安全に運営していきましょう。

銀行融資の勘違い3つー利息はムダー

借金が悪と思っている方は、利息がムダな支払いと思っています。

お金がある人は、借金して利息を払っているのは、お金を捨てていると思うこともあるでしょう。　

利息の考え方は、保険料です。

会社の倒産から守る保険料と考えてみては、いかがでしょうか。

保険は、ケガなどをしたときにお金が支払われます。

でも、会社が倒産のピンチになったときに支払われる保険はありません。

借金をしてお金を増やしておけば、会社の倒産を防ぐことができます。

利息は、そのための保険となります。

低金利の状態が続いています。

もし1,000万円借りても、利息が2％なら、年間の利息は約20万円となります。

銀行融資の場合は、返済が進めば利息も減っていきます。

利息は、保険として考えましょう。

お金がなくなることのほうが、お金を借りるよりも怖いです。

銀行融資の勘違い3つー困ってから借りればいいー

銀行融資の勘違い3つめは、困ってから借りればいいです。

もちろん、困ってから借りればいいのです。

正論です。

でも、困ってから銀行は貸してくれません。

なぜなら、銀行は、返済してくれる人へ貸したいのです。

困っている人＝返してくれない人となってしまいます。

変な話ですが、お金がない会社に銀行融資は難しいのです。

お金がない会社は、お金を返してくれる可能性がないと思うからです。

お金があるうちにお金を借りて、それを維持するのが1番良いのです。

ギリギリの状態で、銀行融資を申し込んでも、お金の返済の可能性がないので、融資をうけるのは難しいです。

じゃあ、ギリギリの直前に申し込めばいいんじゃないかと思うのですが、そんな判断誰にでも出来るわけではありません。

はっきりとしてるのは、

お金がある
お金がない

なのです。

そのため、お金が無いときに銀行融資をことわられるなら、お金に余裕があるときに申し込むのが１番いいということになります。

お金があるときに申し込みましょう。

それが、1番良いタイミングなのです。