会計ソフトで異常な数値の見つけ方は、月次推移表を使うことです。
月次推移表があれば、各月の全部の売上や経費が確認できるので、他の月と見比べるのが便利です。
会計事務所から試算表しかもらっていない場合は、月次推移表をもらうようにしましょう。
比較することで、わかることがあります。
会計ソフトなどで異常な数値は、月次推移表で確認を!
会計ソフトで異常な数値を見つけるには、月次推移表を確認しましょう。
その理由は、他の月と比較することができるからです。
会計事務所の場合は、試算表を持って来ることもあるでしょう。
試算表は、その月の事しか書いていません。
そのため、他の月と比較することができないのです。
比較することができれば、異常な数値を発見できることもあります。
他の月と比べるなら、月次推移表を使いましょう。
月次推移表というのは、損益計算書の内容が、月ごとに全部書いてあるものです。
月次推移表を縦にみれば、損益計算書になります。
そして、月次推移表を横に見ていくと、他の月と比較ができます。
異常な数値は、他の月と比較することで発見できます。
異常値が出てきたら、仕訳データに戻っていき、確認しましょう。
異常値だと思った金額が、異常じゃなければそのままで、異常だったら訂正をします。
あとは、他の月と比べて少ない場合も確認します。
月次推移表は、各月の各科目が並んでいます。
そのため、入力が必要なのに、入力がされていないものもあるかもしれません。
入力がない場合を、チェックするにも有効なのです。
たとえば、社会保険料が翌月のはじめに支払われたとします。
通常のとおりにしょりすると、翌月のはじめと月末で2回経費がでてきてしまいます。
同じ月に、2回経費がでてくれば、月次推移表で確認すると、いつもよりも金額が多くて、異常な数値となります。
翌月のはじめに出てくる金額を、前月で未払金で処理をして、他の月と同じようにします。
月次推移表で確認すると、売上と売上原価のつきがズレているとかも確認できます。
たとえば、経費が先行している場合は、経費が先に出てきて、売上が後にでてきます。
月のみの試算表の場合は、経費がドンっとでたり、売上がドンと出たりするだけです。
月次推移表は、売上と売上原価の関係を月がまたがっても、確認できるのでとても便利なのです。
会計ソフトなどで異常な数値は、前年分も確認してみましょう
時間があったらでいいのですが、前年(前期)分も確認してみましょう。
もちろん、前年(前期)と今年(今期)が違うのがわかります。
でも、売上や経費の流れが分かる可能性があります。
たとえば、前年(前期)と一緒で、この時期が仕事が多いなとか、この時期は少ないなとかがわかることがあります。
仕事が少ない時期があったら、その時期をどうやって増やすかを考える必要があります。
このように、前年(前期)分も確認してみると、月次推移表がより活用できます。
会計ソフトなどで異常な数値は、月次推移表で確認を!のまとめ
試算表をもらうことも多いでしょうが、月次推移表の方がわかりやすいかもしれません。
会計事務所に依頼しているなら、月次推移表をもらってみましょう。
月の流れがわかるようになります。
編集後記(1875)
最近、否定しない話し方を心がけていますが、なかなか難しいですね。
クセがついているようです。
55日記(2205)
あべかわもちを食べました。
終わったあとも、きなこと蜜の入ったお皿を、ペロペロなめていました。
66日記(1432)
ベランダのスリッパを変えたのすが、すぐに気づきました。
「まえのはどうしたの?」聞くので、「捨てたよ」と答えると、ゴミ箱に見に行っていました。