ブラックサンダーの72%がお気に入りの税理士の柏嵜忠弘です。
東京都大田区で開業しています。
利益がでてくると、「会社にしたほうが良いよ」と言われたりします。
利益が出てきたら、会社にしなきゃいけないのでしょうか?
私は、税理士として色々な会社を見てきました。
会社を作る理由って、色々あるものです。
どうして会社を作るのか?
どうして会社を作るのか?とお客さんに聞いたことがあります。
お客さんによって色々あるのですが、
- 会社の方が節税できるから
- 取引先が会社じゃなきゃダメ
- 社会保険に入りたい
というのがあるようです。
会社の方が節税できるから
個人事業主をやっている方で、会社の方が節税できるから会社を作ったという方がいます。
この理由が、1番多いのではないでしょうか。
個人事業主から会社にすると、税金的には安くなると思います。
その理由は、個人事業主よりも会社のほうが、経費が多くなるからです。
個人事業主も会社も、事業に関係している支払いが、経費になるのは同じです。
でも、会社の場合は、給料(役員報酬)を取ることが出来ます。
そして、給料には、給与所得控除という控除がありますので、個人事業主よりも少しお得です。
会社の方が節税できるというのは、立派な理由です。
税金で払うよりは、他のことに使ったほうが良いという考えは当たり前です。
会社にしようと思っている方は、この本を参考にしてはいかがでしょうか?
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この本では、個人事業主の所得が300万円以上なら、会社を設立することを説明しています。
節税方法の色々書いてありますので、参考にしてみてください。
読む価値ありますよ。
取引先が会社じゃなきゃダメ
会社の社員をやっていて、独立する場合は、「取引先が会社じゃなきゃダメ」と言っているので、会社を作るというパターンです。
これも結構多いですね。
あとは、個人事業主をやっているけど、新規に取引するところが、「会社じゃなきゃダメ」と言っているから、会社にするパターンですね。
事業拡大を狙って会社にするという理由です。
社会保険にはいりたい
社会保険に入りたいから、会社にするという方もいらっしゃいました。
個人事業主のときは、個人事業主本人は厚生年金に入れません。
そのため、厚生年金などの社会保険に入りたいから、会社を作る人もいます。
いまで言えば、ミニマム法人なんかも、その1つになるんだと思います。
ミニマム法人とは、個人事業主をしながら、会社も経営するということです。
ミニマム法人の場合は、国民健康保険や国民年金のほうが、社会保険よりも高いから作る場合がほとんどです。
会社を作る理由は、さまざま
会社を作る理由は、お客さんによって「さまざま」です。
私も会社を作ったお客さんに会うときは、「どうして会社を作ったのですか?」と聞くようにしています。
どんな理由でも良いのですが、お客さんの会社への思いってどんなものなのかを、聞いて見たいからです。
会社の名前の由来なんかを聞くのも好きです。
昔勤めていた会計事務所のお客さんで、今でも友達なのですが、ギリシャ語から取った会社の名前の方がいました。
なかなか発音しづらく、請求書の名前も結構間違ったのが届いていました。
会社の名前の由来は、忘れてしまいましたが、良い思い出です。
会社を続けるのが大切
大切なのは、会社を続けることです。
世の中の状況は、色々変わって行きます。
でも、会社をずっと続けて行くことが、1番大切なのです。
会社を維持するのも、ツブすのもお金がかかります。
会社にしたけど、個人事業主の方が良かったという場合もありますので、会社を作る場合は、慎重に検討してください。
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節税のことがかいてありますが、個人事業主と会社の比較などが書いてありますので、良い本です。
読んでみてください。
なぜ会社を作るのか?を考えて見ようのまとめ
会社を作る理由は、色々ありますが、自分なりの理由を見つけてみましょう。
いろいろ教えてもらえれば、うれしいです。
編集後記
なぜ会社をつくるのか?について書いてみました。
いろいろな理由があると思いますので、出会った方には色々聞いて見たいと思います。
55日記(1448)
奥さんの代わりに保育園にお迎えにいきました。
30分ほど泣かれました。
66日記(675)
夜泣きしてしまうのですが、ちょっとずつ保育園に慣れているようです。
5月の連休にもとに戻らないか、ちょっと不安です。