納付書が来なくても、納付が必要となる場合があります。
それは、法人税と地方法人税の予定納税です。
消費税や地方税の納付書だけ来ても、法人税と地方法人税の納付書が来ない場合があります。
納付のチェックをしましょう。
納付書が来ないので、どうするか?を考えなきゃいけません。
解決方法として、
・納付書を税務署に取りに行く
・Pay-easy(インターネットバンキング)納付
・ダイレクト納付
について、書いています。
この記事を読んで、納付漏れのないようにしましょう。
納付書が来ない問題というのがある
11月は9月決算もあるんですけど、3月決算の予定納税を払う時期ですね。
納付書は、全部来ているでしょうか?
消費税と地方税だけが来ている方は、注意しましょう。
法人税と地方法人税があるかもしれません。
これ払わないと、納付もれになります。
地方税は、ざっくりと
・東京23区⇒〇〇都税事務所から納付書が来る
・東京23区以外⇒〇〇都税事務所と市役所などから納付書が来る
・東京以外の場合⇒〇〇県税事務所と市町村役所から納付書が来る
となります。
この地方税の予定納税の納付書がきたら、法人税と地方法人税があると疑ってください。
なんでこんなことを書くのかというと、納付書来ない問題があるからです。
国税庁のホームページに納付書の事前送付に関するお知らせというのがあります。
ここには、次のことが書いてあります。
《事前送付を行わないこととなる方》
・e-Taxにより申告書を提出されている法人の方
・e-Taxによる申告書の提出が義務化されている法人の方
・e-Taxで「予定納税額の通知書」の通知を希望された個人の方
・「納付書」を使用しない次の手段により納付されている法人・個人の方
・ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
・振替納税
・インターネットバンキング等による納付
・クレジットカード納付
・スマホアプリ納付
・コンビニ納付(QRコード)
ということになっています。
e-Taxで申告している場合は、納付書が来ませんということです。
来ないということなんですが、その下の方に「消費税の予定納税については送っています」と書かれています。
そして、地方税については、国税庁とは関係ないので、納付書が届くとなります。
この状況により、消費税等と地方税が来たら、法人税と地方法人税の納付書が来るかもしれないということなんです。
決算から、6か月経過したら、必ず納付が必要なのかを確認することをオススメします。
納付書が来ないときの納付方法
納付書が来ない場合の納付方法は、どうしたらいいのでしょうか?
オススメは、次の3つです。
・納付書を税務署に取りに行く
・Pay-easy(インターネットバンキング)納付
・ダイレクト納付
です。
納付書を税務署に取りに行く
今までと変わりませんが、納付書を税務署に取りに行く方法があります。
送ってくれないから、取りに行くということですね。
本当に面倒・・・。
もしかしたら、ここでちょっとした面倒が起こるかもしれません。
それは、ちょっと時間がかかり、枚数が多すぎるともらえないということです。
税務署に行ったときに、その税務署なら納付書の在庫があるのですが、他の税務署の納付書をもらう場合は印字が必要です。
長いと10分くらい待たされます。
あと、枚数なんですが、税務署によっては5枚までとか決めているようです。
言われるところと言われないところがあるようです。
言われるところは、パンフレットを持ってきて「キャッシュレスでお願いします」と嫌味?みたいなこと言われます。
今までのやり方がいい方は、納付書を取りに税務署へ行きましょう。
Pay-easy(インターネットバンキング)納付
Pay-easy(インターネットバンキング)納付は、インターネットバンキングをやっているとできます。
なんで、Pay-easyと書いているかというと、銀行のサイトのPay-easyというところから入る場合が多いからです。
Pay-easy納付のメリットは、
・登録の必要がない
・手数料がかからない
Pay-easy納付のデメリットは、
・インターネットバンキングやってないとできない
・納付できる銀行が限られている
・操作は自分でやる
となります。
自分でインターネットを使ってできるなら、この方法が1番ですね。
私の場合は、予定納税をe-Taxで送信して、その情報をお客様にお送りしています。
お客様は、その情報を使って納税をしています。
できないということを言われたことがないので、皆さんできると思います。
会計事務所が予定納税などの申告をしている場合は、情報を送ってもらうと良いでしょう。
Pay-easy(インターネットバンキング)納付なら、今日にでもできます。
ダイレクト納付
ダイレクト納付は、あらかじめ通帳の登録をしておき、その通帳から支払う方法です。
ダイレクト納付のメリットは、
・インターネットバンキングをやってなくてもできる
ダイレクト納付のデメリットは、
・登録までに1か月かかる
・納付できる銀行が限られている
となります。
会計事務所の方でダイレクト納付の設定をしてもらえるなら、残高の確認だけをしておけば良いです。
事前通知とかはありませんので、会計事務所から金額を確認することになります。
私の場合も金額と支払い日をお客様にお話して、予定納税の申告をしたときにダイレクト納付の設定をします。
基本的には、残高の心配もあるので月末の3日前あたりを設定します。
インターネットバンキングをやっていないなら、ダイレクト納付がオススメとなります。
納付書が来なくても納付が必要な場合がありますのまとめ
納付もれの無いようにして、行きましょう。
納付書が送られて来ない問題の解決方法は、
・納付書を税務署に取りに行く
・Pay-easy(インターネットバンキング)納付
・ダイレクト納付
となります。
編集後記(2063)
お客様と年末調整の話とかをしました。
年末はそこまで来ていますね。
55日記(2393)
ご飯をおかわりしていました。
こんなに食べてくれると、うれしいね。
66日記(1620)
どう考えても叩いているのに「まちがって たたいちゃった」と言うんですよね。
なんか知恵のある子です。