会社のお金がなくなるには理由が5つある

2024年7月25日

お金がない！って思っていませんか？

お金がなくなるには、理由があります。

その理由とは、

・入金と出金のタイミングのズレが大きい

・在庫が多い

・資産を預金で買ってしまう

・経費が多い

・個人的な支出が多い

となります。

この記事を読んで、お金がなくなる理由を確認しましょう。

会社のお金がなくなる理由―入金と出金のタイミングのズレが大きいー

会社のお金がなくなる理由として、よくあるのが入金と出金のタイミングのズレが大きいことです。

支払いが1か月後なのに、入金が3か月後の場合などがよくあることです。

ある仕事を受けて、材料と外注が必要とします。

その材料と外注の支払いは1か月後なんだけど、売上の入金が3か月後とかになると、先行の支払いが2か月分となってしまいます。

そのため、お金がなくなって苦しくなるということです。

その他ですが、お金を約束の通り払わない会社とかあります。

たまに聞きますが、お金をもらう会社(自分から見て売上になる会社)が「入金してからじゃないと払わない」とか言って、入金が通常よりも遅れることがあります。

ちいさな仕事なら問題ないですが、大きい仕事をなんか月も先行で払う可能性がある場合は、注意が必要です。

日頃から支払いをキッチリしてくれる会社かどうかを確認する必要がありますし、途中でお金をもらうように交渉してみましょう。

支払いと入金のズレの場合は、数か月経過するとお金が回ってきます。

そこまで我慢して仕事をするか、融資などを受けてお金を増やして置くことを、考えておきましょう。

会社のお金がなくなる理由―在庫が多いー

利益が出てるけど、お金がないパターンの1つが在庫が多いですね。

まず、在庫というのは、お金が変化したものです。

そのため、在庫＝お金と思ってください。

在庫が多いということは、お金が多いということになります。

そして、在庫の問題点は、その在庫が売れなければ、お金に戻ってこないということです。

在庫は、売れていないときは経費にもなっていないし、お金にもならないという状況です。

保管しておく場所が必要なら、お金もかかります。

在庫がないとチャンスロスになるかもしれませんが、多すぎても問題です。　

どのあたりがいいの？と聞かれると、その道のプロではないので答えられませんが、在庫でお金がなくなって会社が回らないようにしましょう。

会社のお金がなくなる理由―資産を預金で買ってしまう―

借金したくない社長によくあるのですが、多き買い物を預金で買ってしまうことです。

借金したくないので、預金で買う。

素晴らしいです。

でも、その分お金が減ります。

そのため、なにかあったときに困ることになります。

なにかあったときの予備のお金があれば良いのですが、予備のお金がない場合や予備のお金が少ない場合は、やめておいたほうがいいです。

ぜひ融資を受けて購入しましょう。

なにかなんてない！と思う方もいると思います。

でも、あるんです。

例えば、大きいものを買ったあとに、仕事用の車が事故にあってしまったとかですね。

仕事用の車がなければ仕事にならないというときに、お金がないということもあります。

こんなときのことを考えて、お金はあったほうが良いのです。

そのため、大きい買い物をするときは、融資を使いましょう。

会社のお金がなくなる理由―経費が多い―

会社のお金がなくなる理由として、経費が多い場合があります。

これは、しかたのないことなのかもしれませんが、ちょっとだけ考えてみましょう。

まず、確認したいのが諦めなきゃいけない経費です。

攻めに行ったときの経費は、ムダ遣いではないので諦めましょう。

売上を取りにいくような場合は、経費がかかりますし、新しい事業を始める場合も、経費がかかります。

このような場合は、経費が多くても諦めましょう。

じゃあ、どのあたりを改善するかと言うと、使っていないものです。

使っていないものを探すのは難しいので、まずは通帳やクレジットカードの明細の内容を全部確認しましょう。

そして、その中で内容の不明なものを確認しましょう。

確認したら、全部が必要かどうかを考えます。

全部が必要なら、ムダな経費はないということになります。

よくあるのが、金額が多いからムダ遣いと思ってしまうことです。

でも、金額が大きいかどうかは、ムダかどうかの判断基準にはなりません。

会計ソフトの損益計算書を見て、交際費が多いから減らそうと思うこともあるでしょう。

その交際費が多ければ、ムダ遣いではないので、売上に貢献しているかどうかで考える必要があるのです。

会社のお金がなくなる理由―個人的な支出が多いー

個人的な支出があると、経費になりません。

経費にならないということは、会社のお金が出ていっても利益が残ってしまい、税金がかかってくることになってしまいます。

個人的な支出が多いなんて、会社のお金に関係ないだろとか思ってしまいますが、会社のお金を個人的に使ってしまう方は、ルーズなことが多いです。

そうなると、お金がどっかに行ってしまう確率が高いです。

不明な支払いが多いということですね。

不明な支払いが多ければ、決算書に役員貸付金が出てきてしまいます。

決算書に役員貸付金などがあると、どういう理由なのかな？と確認したくなります。

役員貸付金が出てくる会社は、しかたのない理由もありますが、お金にルーズな場合も多いです。

お金にルーズな社長が経営すれば、お金がどんどんとなくなる可能性は高いのです。