経費になるかどうかの判断って、領収書があるかどうかでいいのでしょうか?
いや、違います。
事業に関連したものですね。
事業に関連したものでなければ、領収書があっても経費になりません。
今回は、経費について書いて行きます。
経費になるかどうかの判断は、領収書があればいいの?
経費になるかどうかの判断は、領収書があればいいわけではありません。
その理由は、事業に関連しているかどうかです。
そのため、事業に関連していないものは、領収書があっても経費にならないのです。
考え方としては、
領収書がある⇒事業に関連している⇒経費になる
という流れですね。
もちろん、領収書をなくしてしまうこともあるので、
出金伝票⇒事業に関連している⇒経費になる
という流れもあるでしょう。
たとえば、不動産貸付業の方がいました。
その方の家のまわりに貸しアパートと土地を貸していました。
その不動産貸付業の経費のなかに、Suicaのチャージ料が入っていました。
そこで、確認してみると、家族で動物園に行ったそうです。
領収書があったから、経費になると思ったということを、おっしゃっていました。
もし、貸しているアパートなどが、家から離れていて、そのアパートなどを確認するためのSuicaのチャージなら、経費になる可能性もあるでしょう。
今回のケースは、大げさですが、事業に関連していないものについては、経費になりません。
領収書を経費にする判断基準は?
領収書を経費にする判断基準は、他の人の人が持ってきたらどうする?で決めましょう。
社員がいてもいなくてもいいのですが、“社員が、この領収書を持って来たら経費にする?”と考えてみましょう。
経費にすると結論がでれば、経費にしたらいいです。
経費にしないと結論がでれば、経費にしないほうがいいでしょう。
正直、経費になるかどうかの基準は、あいまいです。
会計事務所を変えると、今まで経費だったものが、経費にならなくなったり、経費にじゃなかったものが、経費になったりします。
それだけ経費の判断は、難しいのです。
1つの基準として、“社員が、この領収書を持って来たら経費にする?”と考えてみましょう。
基準を持つことで、経費については、怖くなくなります。
経費になるかの判断は、領収書があればいいの?のまとめ
経費というのは、領収書があればOKではなくて、事業に関連するものです。
“社員が、この領収書を持って来たら経費にする?”と考えてみましょう。
編集後記(1957)
決算前の打ち合わせの資料を作成しましたが、間違っているところを発見しました。
確認って大事ですね。
55日記(2287)
「じてんしゃで。おいしゃさんまでいけた」と報告してくれました。
自転車に対して、だんだんと自信がついて来たようです。
66日記(1514)
お医者さんに行ったのですが、夏休み前で混んでいたようです。
1週間休みがあれば、薬とかなくなってしまいますからね。