銀行融資を受けている場合は、折り返し融資を受けましょう。
日本政策金融公庫でも同じです。
折り返し融資を受けるとなにがいいのかというと、
・お金が減らさない
・銀行との取引がなくならない
という理由です。
折り返し融資を受けるコツですが、
・借入本数を増やさない
・黒字のときでお金に余裕があるときに実行
・折り返し融資は自分から言う
ですね。
この記事で、折り返し融資について確認してみましょう。
YouTubeでも解説しています。
折り返し融資とは?
折り返し融資とは、融資を受けてある程度お金を返したところで、同じ金額を借りることです。
たとえば、1,000万円借りていて、返済金額が500万円になったところで、1,000万円まで借り直すということですね。
お金を返済しているため、お金が少なくなったところで、お金を増やすということです。
折り返し融資は、返済実績があるため比較的受けやすい融資となっています。
タイミングとしては、借入の残高が3分の1から半分くらいになったところで、やってみましょう。
お金を増やして行きましょう。
折り返し融資を受けることが、お金をへらさいないポイント!
折り返し融資を受ける理由は、
・お金を減らさない
・銀行との取引がなくならない
ようにするためです。
お金を減らさない
会社の経営の重要なのは、お金を減らさないことです。
嘘のような本当の話ですが、会社は赤字になるから倒産するのではありません。
お金がなくなるから、倒産してしまうのです。
そのため、お金を減らさないというのは、会社経営ではいつも考えて行かなければいけないのです。
そう考えると、折り返し融資を受けることは、非常に大切なのです。
折り返し融資を受けて、お金を増やすことが、会社の倒産をしないようにするための絶対条件となります。
銀行との取引がなくならない
折り返し融資をすると、銀行との取引がなくなりません。
その理由は、ずっとお客様でいれるからです。
銀行融資を受けると、銀行員から「決算書提出してください」と言われます。
コピー取って渡していると思いますし、面倒くせーとか思ったりもしますたが、その決算書を渡すというのが、取引が続いている証拠なんです。
銀行融資の返済が終わりお客様じゃなくなると、「決算書出してください」って言われなくなります。
イエ~イ、面倒くせーことしなくて済んだとか思っていると、次にお金を借りたくなったときに、「えっ、最初から・・・」と思うに違いないです。
そうなんです。
銀行融資を受けてお客様の状態なら、資料なども渡すので、すんなりと銀行融資が進みます。
でも、お客様でなくなって期間が空いてしまえば、最初からやり直しをしないといけません。
これを防ぐためにもではないですが、折り返し融資をうけましょう。
お金はあってもジャマになるようなものでもありません。
折り返し融資を受けて、お金を増やしておきましょう。
折り返し融資のコツってあるの?
折り返し融資のコツってあるの?という質問をされたら、ある!と答えます。
折り返し融資のコツというのは、
・借入本数を増やさない
・黒字のときでお金に余裕があるときに実行
・折り返し融資は自分から言う
ですね。
借入本数を増やさない
折り返し融資のコツの1つは、借入本数を増やさないということです。
その理由は、借入本数を増やすと、返済の金額が増えて苦しくなってしまうからです。
もし、借入本数を増やすような折り返し融資の提案があったら、やさしく断りましょう。
じゃあ、どういうのを借りるのがいいのか?というと
どうなると借入本数が増えて、返済が苦しくなるのかというと、次のような場合です。
最初の融資を1,000万円で借りて、返済は5年間(5年間×12か月=60回の返済)とします。
500万円返済したところで、折り返し融資を受けるとします。
融資の本数が1本の場合
融資の本数が、1本の場合は、毎月の返済金額は、1,000万円÷60回=166,000円です。
これを折り返し融資を受けると、1,000万円借りて、今まで借りていた500万円を返済します。
1,000万円借りて、500万円返済していますので、お金は500万円増えています。
この場合は、最初とおなじ1,000万円を借りているわけですから、毎月の返済は166,000円です。
今までと、返済金額は変わりませんけど、お金が500万円増えています。
融資の本数が2本の場合
融資の本数が2本になると、返済金額が変わります。
折り返し融資として、別の融資を500万円、返済期間5年間(5年間×12か月=60回の返済)で借りるとします。
これで、500万円は増えます。
最初の融資は、毎月の返済金額は、1,000万円÷60回=166,000円です。
2回目の毎月の返済金額は、500万円÷60回=83,000円となります。
そうなると、毎月の返済金額が166,000円+83,000円=249,000円となります。
500万円増えるけど、毎月の返済金額も増えることになります。
返済が増えてしまえば、負担も増えてしまい、使える金額がドンドンと減ってしまいます。
折り返し融資はやったほうがいいですが、借入の本数が増えないようにしましょう。
黒字のときでお金に余裕があるときに実行
折り返し融資を受けるときは、黒字のときがいいです。
その理由は、黒字の方が融資を受けやすいからです。
やっぱり黒字の方が、お金がありますからね。
それに、黒字の方が、銀行はお金を返してもらえそうな可能性あるなとか思ったりもします。
赤字になったら、断られる可能性もありますし、折り返し融資といっても、条件が悪くなる可能性もあります。
どうせなら、いいタイミングで借りたので、黒字のときに銀行の担当者に話しをしてみましょう。
折り返し融資は自分から言う
折り返し融資は、自分からお願いしましょう。
その理由は、銀行員は忙しいですし、やることがいっぱいあります。
専属ってわけでもないですから、折り返し融資の提案がなく、そのまま完済っていうこともあるかもしれません。
そのため、自分から「折り返し融資を受けたい」と言ってください。
お金を増やすチャンスは、自分からですよ。
折り返し融資を受けることが、お金をへらさいないポイント!のまとめ
折り返し融資は、返済実績があるため、比較的融資を受けやすいです。
折り返し融資を受けて、お金をふやしましょう。
折り返し融資を受けるとなにがいいのかというと、
・お金が減らさない
・銀行との取引がなくならない
という理由です。
折り返し融資を受けるコツですが、
・借入本数を増やさない
・黒字のときでお金に余裕があるときに実行
・折り返し融資は自分から言う
ですね。
編集後記(1984)
昨日は、YouTube撮影とアップ、月次処理やお客様のことを考えたりしました。
YouTubeは、週に2回のアップを目指していますが、とりあえずやっているという感じです。
習慣になってきたら、テクニックを磨きたいですね。
55日記(2314)
昨日は、図書館で借りてきた本を、読んでいました。
うまく読めていました。
66日記(1541)
昨日の夜も“わっしょい”と神経衰弱をしました。
毎日やっても、まったく飽きないですね。