銀行融資には、損益計算書を見直してみよう

銀行融資をするには、決算書の提出が必要となります。

損益計算書がもう少し良かったら・・・なんて思うときもあるでしょう。

そんなときは、損益計算書を見直して、変えることができれば、変えていきましょう。

 

見直す点は、

・収入は、営業外収入よりも売上

・経費は、営業外費用や特別損失へ

となります。

この記事を読んで、決算書について考えてみましょう。

目次

銀行融資には、損益計算書を見直してみよう

損益計算書とは、その期の営業成績を表したものとなります。

そのため、損益計算書が良くなれば、銀行融資を受けられる可能性が高まります。

損益計算書を見直していきましょう。

見直す点は、

・収入は、営業外収入よりも売上

・経費は、営業外費用や特別損失へ

となります。

 

各項目について、確認していきましょう。

収入は、営業外収入よりも売上

収入は、営業外収入よりも売上と書きましたが、営業外収入ってなんだ?と思うこともあると思います。

営業外収入というのは、本業以外の収入です。

 

収入があるのはいいのですが、本業以外の収入なので、営業外収入を売上に持ってくれば、損益計算書は見栄えが良くなります。

なんで見栄えが良くなるかとう言うと、営業利益が増えるからです。

 

営業利益が多くなれば、本業が調子のいいこととなります。

営業外収入は、営業利益の後で、経常利益の前です。

 

経常利益の前なので、重要ではありますが、営業利益も重要です。

営業利益は赤字でも、経常利益は黒字となることもあるでしょう。

 

そんな決算書を避けるには、営業外収入を売上にもっていくのがいいのです。

営業外利益でよく出てくるのが、家賃収入です。

 

自社ビルを建設して、1部を会社などに貸している場合などです。

本業が家賃収入なら、売上にできますが、本業が家賃収入じゃない場合は、営業外収入となります。

 

この家賃収入を本業にするためには、定款の目的を追加するのです。

定款とは、会社のルールだと思ってください。

 

目的とは、会社が行う事業の目的です。

定款の目的に“不動産賃貸業”を追加するだけで、家賃収入が営業外収入から売上に移動できるのです。

 

目的を追加するには、登記が必要となります。

まずは、営業外収入になにがあるかを確認してみましょう。

受取利息や受取配当金だけの場合は、売上には変更できませんが、それ以外のものがある場合は、検討してみましょう。

経費は営業外費用や特別損失へ

経費は、営業外費用や特別損失へするのがいいです。

その理由は、経費が営業外費用や特別損失へ行くことで、営業利益や経常利益が増えるからです。

 

営業外収益のところで、家賃収入について書いていますので、ここでも家賃収入について確認していきます。

家賃収入が営業外収入の場合は、費用も営業外費用の方がいいです。

家賃収入の経費で代表的なものは、固定資産税です。

 

固定資産税の全部を、販売費及び一般管理費にしていませんか?

貸している部分だけでも、営業外費用にすることで、決算書の見栄えはよくなります。

 

その他だと、退職金などもそうでしょう。

退職金は、販売費及び一般管理費に入れたいところですが、そんなに出てくることもないからです。

あまり頻繁にないものは、特別損失へ表示するのも考えてみましょう。

銀行融資には、損益計算書を見直してみようのまとめ

決算書を良くするには、収益を上に、経費を下にと言われています。

収益を上にとは、特別利益や営業外収入を売上に。

経費を下にとは、販売費及び一般管理費を営業外費用や特別利益にということです。

ちょっとだけでも、決算書について考えてみましょう。

編集後記(1798)

昨日は、確定申告を中心にやりました。

終わりが見えてきたので、ホッとしております。

 

55日記(2128)

最近は、よく食べます。

カレーうどんを3杯、ヨーグルト、たこ焼き4つです。

大きくなってほしいです。

 

66日記(1355)

久しぶりに公園に行きました。

「ねえ、ここからおりられたよ」と自慢してきます。

日が長くなってきて、遊べる時間も増えてくるでしょう。

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