資本金はいくらがいい?資本金の金額の決め方を解説!

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資本金いくらにしようか悩んでいませんか?

かしわざき
かしわざき

税理士の柏嵜忠弘(かしわざきただひろ)です。

東京都大田区で開業しています。

この記事には、資本金はいくらが良いのかが書いてあります。

個人的には、100万円~500万円くらいかと思います。

この記事を読み終えると、資本金をいくらにしようと決めることが出来ます。

資本金はいくらがいい?

私の個人的な意見として資本金は、100万円~500万円くらいで良いと思っています。

なぜなら、資本金が少ないと、

  • 銀行で通帳作れない問題
  • 取引先に信用されない問題
  • 運転資金たりない問題

があるからです。

各項目について、説明していきます。

銀行で通帳作れない問題

資本金が少ない場合だと、通帳を作れないことがあります。

なぜなら、簡単に会社が設立できてしまうため、マネーロンダリング(資金洗浄)に使われるかもしれないと思われて通帳を作れない場合があります。

 

資本金が10万円の場合は、通帳を作るのを断られるという話を聞きました。

資本金を後から増やす場合は、増資して登記をしなければいけませんが、お金がかかります。

ムダなお金がないように、100万円~500万円で作りましょう。

 

私が経験した資本金の最低額は、20万円です。

その方は、知り合いに紹介してもらった信用金庫で、通帳を作りました。

通帳が作れる場合もありますが、特別なケースだと思ってください。

ネットバンクは、サブとして使おう

Googleなどで検索するとネットバンクだと比較的に、通帳を作ることができると書いてあります。

でも、ネットバンクをメインの銀行にするのはやめましょう。

なぜなら、現在ダイレクト納付など対応していません。

ダイレクト納付は、金融機関に行かなくても納税できる便利な税金の納付方法ですが、ネットバンクは対応していません。

 

ネットバンクは、メインの銀行でなくでなくサブの場合は、良いと思います。

振込手数料が無料な場合もあるからです。

 

ネットバンクは、サブとして使おう。

取引先に信用されない問題

資本金が少ないと、取引先に信用されないかもしれません。

なぜなら、会社設立にお金をかけていないので、取引の途中で逃げてしまうかもしれないと思われてしまうからです。

  

資本金の金額は、会社の登記簿謄本を取ればわかります。

登記簿謄本は、法務局に行けば取れますし、近くの法務局で全国の会社の登記簿謄本を取ることが出来ます。

 

資本金が多い=安全な会社という考え方は今も残っています。

 

資本金が少ないからといって、取引先に信頼されないことのないようにしよう。

運転資金足りない問題

資本金を100万円~500万円の理由は、運転資金が足りなくなるからです。

なぜなら、資本金は会社設立時の運転資金だからです。

 

設立時の必要な出費の代表例

  • 商品や材料の仕入
  • 事務所の家賃・敷金・保証金
  • 机・パソコンなどの備品
  • 名刺や文房具などの消耗品
  • 自分や従業員の給料など

  

だいたい、月々の運転資金の3ヶ月~6ヶ月までのお金がないとお金が足りなくなります。

ですから、資本金は、3ヶ月~6ヶ月分を用意するべきです。

資本金が1,000万円未満が良い理由ってなに?

会社を設立するときの資本金は1,000万円未満が良いです。

なぜなら、資本金が1,000万円未満の理由は、2つあるからです。

  • 設立初年度から消費税がかからない
  • 均等割りが最低限度になる

下記で説明したいと思います。

設立初年度に消費税がかからない

資本金を1,000万円以上にすると、いきなり消費税が課税されることになります。

設立事業年度と翌事業年度(2期目)です。

3期目については、設立事業年度や2期目の事業の成績によります。

 

消費税を回避しようとして会社を設立しようと思った方は、資本金を1,000万円以上にすると意味がなくなってしまうので注意しましょう。

消費税を回避するには、資本金を1,000万円未満にしなければいけません。

 

均等割りが最低限度になる

資本金が1,000万円以下の場合は、赤字でも支払う税金が最低の70,000円です。

資本金が1,000万円超えてしまうと、赤字でも払わなきゃいけない税金が最低金額じゃなくなります。

 

会社を始めれば、支払はなるべく減らしたほうが良いです。

理由がないのに資本金を1,000万円超にして、税金を多く払うのは辞めましょう。

資本金についてこれやっちゃダメです

会社に入れた資本金は、返金できません。

なぜなら、会社に入れた資本金は、会社のお金だからです。

  

実際に、個人の通帳に自分で資本金を振り込んでいるため、自分のお金と勘違いしてしまいがちです。

たまに見せ金と勘違いして「資本金って、いつ返してもらえるんですか?」って聞かれることがあります。

  

返せません。

資本金として会社に入れたら、会社のお金だからです。

 

昔は、会社の通帳を作って、その通帳に資本金を入金していました。

今は、会社を早く多く作るために、個人の通帳の残高や振り込みなどして、コピーを取って資本金とします。

そのため、個人と会社の区別がつかない人が多くなってしまったような気がします。

  

会社の通帳ができたら、すぐに資本金を会社の通帳に移しましょう。

資本金はいくらがいい?資本金の金額の決め方を解説!のまとめ

最後にもう一度確認しましょう。

資本金はいくらがいい?資本金の金額の決め方を解説!のまとめ
資本金はいくらがいい?資本金の金額の決め方を解説!のまとめ
  • 資本金は、100万円~500万円が良い
  • 資本金は、1,000万円未満が良い
  • 資本金は、会社のお金

お客さんによくお話しますが、「会社は、会社という自分以外の人がいる」と思ってください。

資本金として会社に渡したお金は、会社という人にお金を渡したので、会社として使うのは良いです。

でも、「会社以外の個人的なことに使ってはだめです。」ということです。

会社のお金は、自分以外の会社という人のお金なのです。

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