確定申告書の利益は、なるべく少ないほうがいいと思っていませんか?
それは、間違いです。
確定申告書から、だいたいの生活費がわかってしまうのです。
それは、確定申告書の利益=生活費と考えるからです。
そのため、毎年ギリギリの確定申告にしていると、生活できないんじゃないかと思われてしまいます。
確定申告は、きっちり正確に提出しましょう。
利益がない個人事業主は生活できない?
利益がない個人事業主は生活できません。
なぜなら、個人事業主は、事業の利益から生活しているのですから。
そのため、個人事業主の方は、基本的に黒字になります。
そして、生活費以上の利益になるはずです。
もちろん、事業ですから毎年波があってもしかたないですが、毎年税金を払っていない確定申告書の場合は、そのくらいの生活レベルと考えられます。
赤字の申告書を提出している場合は、その年はまったく生活費がなかったということになります。
たとえば、月々30万円の生活費がかかっている場合は、月々30万円以上の利益が必要となります。
年間では、30万円×12か月=360万円必要となります。
確定申告書の利益が、最低でも360万円なければ、おかしい確定申告書と思ってしまいます。
たまに利益のない個人事業主の方の確定申告書を見ることがあるのですが、
- 生活費はどこから?
- 個人的な支出を経費にしていない?
という、疑問が出てきます。
こういう疑問は、私だけではありません。
税務署の方も、このような疑問を持つはずです。
そのため、税務調査の時に、「生活費はいくらくらいですか?」という質問はあります。
もっと細かく、
- 食費はいくらぐらい?
- 家賃はいくらぐらい?
- 生命保険は?
- 子供にかかる費用は?
などと、聞かれて表にしていく場合もあります。
そして、年間の生活費が必要なのかを確認して、税務調査が始まるのです。
生活費のよりも利益が少ないってことは、
- 生活費を経費にしている?
- 誰かから贈与を受けている?
などと考えて行きます。
確定申告書で利益を少なくするというのは、生活費はこのぐらいですよと言っているようなものです。
確定申告書の提出は、大切にしましょう。
自分の個人的なデータを提出しているのですから。
利益がない個人事業主は生活できない?のまとめ
確定申告書では、生活費がなんとなくですがわかります。
確定申告を適当にしてしまうと、あとで大変なことになりますので、キチンと提出しましょう。
編集後記(1502)
昨日は、決算の準備などをしました。
ちょっとドラマに飽きてきたので、ゲームでもしようかと思っています。
55日記(1832)
最近寝る前に、肩ぐるまをします。
なんでかわからないけど、好評です。
66日記(1059)
熱も下がって保育園に行きました。
5月になり新しい先生が来ていて、固まっていたそうです。