税務調査の流れについて個人事業主の場合を確認しよう!

税務調査ってイヤですよね。

税務調査の流れだけでも、確認しておくと気がラクだと思います。

税務調査の流れは、

・連絡が来る

・税務調査当日

・税務調査が終わったあと

について、書いていきます。

 

税務調査の連絡があったら、ちょっとシミュレーションしてみましょう。

目次

税務調査の流れについて個人事業主の場合を確認しよう!

税務調査の流れについては、個人事業主も会社も変わりはありません。

まず、連絡がきます。

 

ほとんど、電話がかかってきます。

「◯◯税務署 個人課税部門 △△です」といった感じです。

 

税務署から連絡が来たときは、びっくりしてしまいますので、電話でメモできる体制を整えましょう。

そのため、1度電話を切って、落ち着いたところで、もう1度話をするのがいいでしょう。

あとは、メモできることも重要です。

 

メモすることは、

・税務調査に来る人の氏名

・税務調査がいつからいつまでなのか?

・税務調査の場所

・税務調査の人数

・税務調査の対象となる期間

・税務調査の時の必要書類

となります。 

 

とりあえず、このくらいの内容を、メモしましょう。

日程に関しては、お互いの時間の合ったときとなります。

 

一方的に何日ということはありませんし、都合が悪い日程を提示してきたときは、都合が悪いといいましょう。

たまに、好戦的な人もいますが、今はあまりいないような気がします。

 

連絡が来たら、しっかりとメモをとりましょう。

税務調査の当日の流れ

税務調査当日の流れは、

・10時に来る

・世間話

・事業内容の確認

・帳簿チェックなど

・終了

という流れです。

 

税務署の方は、10時に来ます。

ピッタリ10時です。

 

家から見ていると、通り過ぎたりするのを、見かけることがあります。

時間を外で調整しているようです。

 

まずは、名刺交換からの世間話となります。

いきなり、「帳簿見せてください」とは、なりません。

 

お茶などを出す場合は、ここで出しましょう。

お茶を飲む方もいれば、「持ってきています」と言って、ペットボトルなどを見せてくれる方もいます。

 

お菓子とお昼は、食べないので、用意しなくてもいいです。

世間話は、「この辺りは、いいところですね」「今日の天気は~」と言ったものです。

 

それが終わると、「では、本題に入りましょうか・・・」という感じで、

・事業内容

・取引の流れ

・家族構成

・取引銀行

・生活費

などです。

 

紙を持ってきて、書かせるパターンもあります。

提出した申告書ではわからないことが多いので、取引の流れはよく聞かれます。

 

取引の流れは、同じ業種でも事業主の方によって、やり方が違います。

取引の流れは、きちんと聞いてきます。

 

生活費は、利益(所得)金額と、生活のレベルが合っているかを確認します。

毎年、利益が5万円しかないのに、それ以上の生活をしている場合は、その理由を確認されます。

理由というのは、奥さんが働いてるとか、貯金があるとかが答えになるでしょう。

 

帳簿の確認は、総勘定元帳を基本的に見ます。

あとは、

・売上の請求書

・仕入の請求書

・経費の領収書

というながれですね。

 

質問は、最後にまとめてということが多いです。

質問については、その場で返答する必要はありません。

 

「確認してあとで答えます」で充分です。

質問内容を、しっかりと確認しておきましょう。

 

税務調査の終了は、16時です。

16時になったら、帰ります。

 

その時に、質問内容に答えられないものについて、「質問の回答を用意してください」と言って帰ります。

時間は、長く感じますが、始まってしまったら開き直りも必要です。

税務調査が終わったあと

税務調査が終わった後は、

・宿題があれば、それに回答する

・修正申告があれば、提出する

・修正することがなければ、終了

となります。

 

税務調査で答えられなかったも質問を、答えましょう。

質問への回答が終わらないと、税務調査は終了しません。

 

すべての質問に回答して、2~3週間後に、

・これで終わり

・修正申告が必要

などの話となります。

 

時間が空いてしまうのは、他にも税務調査に行ったりしているからです。

複数の税務調査を、同時進行しているため、時間空いてしまうことはよくあります。

あとは、上司への報告ですね。

 

気になるようでしたら、1か月過ぎたころに「まだですか?」と確認してもいいと思います。

修正がある場合は、修正申告を提出します。

修正がない場合は、電話連絡で「税務調査は終了です」という話があって、終わりとなります。

 

修正申告がある場合は、修正申告の提出と納税をしてください。

税務調査が終わったあとは、反省会をしましょう

税務調査とは、帳簿の確認です。

正しくできているかの確認のため、指摘を受けたことについては、次の税務調査のときに、指摘を受けないようにしましょう。

 

税務署の方は、税務調査の内容のメモを残しています。

そこに、書いてあることをもう1度確認する場合もあります。

 

余談ですが、税務署の方も、仕事でやっています。

あまり、敵視しないようにしましょう。

 

感情的になったりすると、税務調査が長引いたりします。

損をするのは、自分です。

 

怖いですけど、冷静に対応しましょう。

税務調査の流れについて個人事業主の場合を確認しよう!のまとめ

税務調査についての一連の流れを書いてみました。

ざっくりとですが、なんとなく知っていただければいいです。

 

1番重要なのは、冷静になることです。

初めての場合は、不安になることも多いですが、感情的にならないようにしましょう。

 

言い合いになってしまう方もいらっしゃいますが、損をするのは自分です。

あとは、わからないことは、しっかりと確認しましょう。

 

言われたとおりにすると、損をする場合もあります。

きちっと、理由を確認しましょう。

 

編集後記(1850)

10kmのランニング大会に出場しました。

55分台を目指していたのですが、30秒ほど過ぎてしまいました。

次は、20kmに参加したいと考えています。

 

55日記(2180)

お祭りに行ったことを、話してくれました。

バスケットボールのユニホームをもらってきて、「きる?」と言ってきました。

 

66日記(1407)

ランニング大会の後に、家の近くのスーパーで合流しました。

「いっしょにかえる」と言ってくれて、一緒に帰りました。

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