独立などをして、経理で最初にやることはいろいろあります。
本当に最初にやって欲しいことを、書いてみました。
・お金を分けること
・領収書をきちんともらうこと
・税金のタイミングを確認しておく
この記事を読んで、経理の最初を確認してください。
経理で最初にやることは、お金を分けること
経理で最初にやることは、お金を分けることです。
なぜなら、事業と個人のお金は、分けた方がいいからです。
特に法人は、お金を分けないと、めちゃくちゃになります。
個人事業主から法人になった方は、特に注意です。
法人は、個人と法人のお金の境目が、はっきりしています。
そのため、法人で個人的なお金を使うと、会社に影響がでます。
必ず、はっきりと分けましょう。
まず考えておきたいのが、法人の立ち位置です。
法人は、会社という他人がいると思ってください。
自分が株主で自分が社長なので、法人＝自分と思っていることもありますが、法人は他人です。
そのため、法人のものを個人的に使うというのは、人のものを使っているということになります。
そこで、お金を法人と個人で、きっちり分ける必要があります。
法人の場合は、資本金を会社の銀行口座にいれて、事業がスタートします。
会社のお金を銀行からおろして、使っていきます。
もちろん、その前に使うことがあるでしょうから、個人のお金が動きます。
そのお金も精算しておかないと、あとで役員借入金として残ってしまいます。
役員借入金は、相続財産になります。
自分で作った会社で、自分が立て替えたお金に相続税がかかるようになってしまうのです。
その逆もあります。
会社のお金を個人的に使ってしまう場合は、問題となります。
なにが問題なのかというと、役員賞与や役員貸付金となります。
役員賞与は、会社の経費にならないけど、役員の収入になります。
会社の経費にならないというのは、お金を使っても会社の利益が減らないので、法人税の対象となってしまうのです。
役員の収入になるとは、役員の所得税や住民税が増えます。
役員貸付金が決算書にあると、銀行から融資を受けようとするときに、良い印象を持たれません。
独立してまずやることは、会社と個人のお金を分けましょう。
個人事業主の場合は、もちろん気にした方がいいですが、あまり気にしなくても、問題はありません。
個人事業主は、事業主勘定という勘定科目で、なんとかなってしまいます。
法人は、個人と法人のお金の境目をはっきりさせましょう。
経理で最初にやることは、領収書をきちんともらうこと
経理で最初にやることは、領収書をきちんともらうことです。
領収書は、お金を使った時の証拠資料となります。
必ず領収書をもらいましょう。
たまに、領収書をもらわない方がいます。
聞いてみると「かっこわるいから」と言っていました。
せっかく事業でつかったのに、なんでいらないって言ってしまうのでしょうか。
これは、まれなケースですが、領収書は捨ててしまはないようにしましょう。
最低限やることは、会社に帰ってきたら、まず領収書をしまいましょう。
あとは、財布を領収書もいれられる財布にしましょう。
お札といっしょに領収書をいれると、なくなる可能性があります。
領収書は、お札以外をいれられる財布にしましょう。
財布を分けてしまうのもいいですね。
車のダッシュボードなどにおいておくと、感熱紙なので黒くなります。
大切に保管しましょう。
経理で最初にやることは、税金のタイミングを確認しておこう
税金のタイミングは、確認しておきましょう。
その理由は、税金は支払いを待ってくれません。
期日に、お金が無ければ滞納になってしまいます。
税金を払わないと、罰金があったり、融資に悪影響がでます。
確認するのは、
・決算の時の税金
・給料の税金
などです。
事業が大きくなれば、予定納税なども出てきます。
いつどのタイミングで払うかを、確認しておきましょう。
経理で最初にやることは？に対する答え3つのまとめ
会計ソフトを入れるとかもありますが、その前に考えておくこともあります。
経理は、お金関係です。
お金関係がしっかりしていないと、利益はでません。
編集後記(1893)
昨日は、税理士会のセミナーに行きました。
話がうまくて、ずっと聞いていられるセミナーは、なかなかありませんね。
55日記(2223)
プリンセスピーチをやっているのですが、うまく行かなくて、泣いています。
「ママやって」と言って代わってしまうのですが、代わらないで失敗するほうがいいのになって思ってしまいます。
66日記(1450)
熱が1時的にでたようですが、そのあとは下がりました。
ずっと歌を歌って、元気そうでした。