銀行融資の返済期間は長い方がいいの?と悩んでいませんか。
銀行融資の返済期間は、長いほうが良いです。
この記事には、銀行融資の返済期間が長いほうが良い理由や、繰り上げ返済はやめよう、据置期間のある銀行融資についても書いています。
この記事を読んで、銀行融資の返済期間について、確認しましょう。
銀行融資の返済期間は、長い方が良い
銀行融資の返済期間は、長いほうが良いです。
その理由は、将来どんなことがあるかわからないので、返済期間はなるべく長くしたほうが良いからです。
今は、絶好調で返済の可能性が高いから返済期間を短期にして、返済金額が多くてもいいやって思っていても、悪い状況になるかもしれません。
そのため、最初からなるべく長期の返済期間にして、お金を返済できる金額にしておいて、さらに会社に残るようにしておく必要があります。
あと、返済期間を長くすることにより、ゆっくり返済ができるので、資金繰りが安定します。
毎月20万円返済するのと、10万円返済するのでは、倍時間はかかりますが、それだけお金にゆとりができるということなのです。
社長の中には、融資を返済できないかもしれないという恐怖から、早く返済をするために返済期間の設定を短くしてしまう方がいます。
返済期間を短くしてしまうと、お金がドンドンと銀行に流れて行ってしまうため、お金が苦しくなってしまいます。
せっかく銀行融資を受けて、お金が増えているのに、毎月返済で多くの金額が減ってしまうため、あまりよくない状況です。
充分なお金を稼ぐことができ、返済してもお金が残る状況ならいいですが、そうでない場合は返済期間は長くしましょう。
銀行融資の返済期間は、短くすることができる?
銀行融資の返済期間は、短くすることはできます。
その理由は、繰り上げ返済をしてしまうことです。
銀行融資の返済期間を後から長くすることはできませんが、後から短くすることはできるのです。
じゃあ、短くできるならやったほうがいいのか?というと、短くできることとは別の問題となります。
繰り上げ返済を、銀行はキライます。
その理由は、銀行のお客様ではなくなるということです。
今の銀行は、イロイロやっていますが、基本的には貸金業です。
お金を貸して、利息の収入をメインの業務として行っています。
そのため、繰り上げ返済をしてしまうと、銀行のお客様でなくなってしまいます。
今の銀行融資を繰り上げ返済してしまい、次の銀行融資を受ける時までに時間が空いてしまうと、銀行融資がうけにくくなります。
あと、早く返す行為は、お金が手元からなくなってしまうのです。
お金がなくなってしまうと、運転資金も苦しくなる可能性があります。
このような理由から、返済期間を短くできる繰り上げ返済は、やめておきましょう。
銀行融資で据置期間を設定するかは、よく考えてから決めましょう
返済期間つながりで、据置期間のある銀行融資について、説明していきます。
まず、据置期間ですが、融資を受けた後にすぐ銀行融資を返済しないで、すこし経ってから返済することです。
据置期間のある銀行融資のメリットとデメリットを確認しておきます。
据置期間のある銀行融資のメリット
据置期間のある銀行融資のメリット、一定期間返済がないことです。
据置期間があると、利息のみの支払いとなり、お金の流れは楽になります。
据置期間のある銀行融資のデメリット
据置期間のある銀行融資のデメリットは、
・毎月の返済金額が増える
・新規の銀行融資が受けにくくなる
というものです。
毎月の返済金額が増えるというのは、据置期間があると実際の返済期間が減るので、その分だけ返済金額が増えます。
たとえば、6年間で返済するとして、据置期間が1年間あったとします。
この場合は、6年間で返済すると6年×12か月=72か月となりますが、5年間で返済すると5年×12か月=60か月となります。
返済期間が減ってしまうので、返済金額が増えてしまうということです。
据置期間があると、据置期間の内では、お金を有効に使いやすくなりますが、返済金額が増えてしまいます。
返済金額が増えることにより、お金が苦しくなるかどうかの検討が必要です。
新規の銀行融資が受けにくくなるというのは、据置期間のある銀行融資を、まだ返済していないのに、つぎの銀行融資を受けるのは難しいということです。
銀行融資が受けられないことはないのですが、難しくなるということを頭の中にいれておいて、据置期間の融資を受けるかどうかを考えてください。
しばらくの間は、融資を受ける必要がないときなどに据置期間のある銀行融資を受けると、効果を発揮します。
据置期間のある銀行融資は、メリットとデメリットがあります。
そのため、据置期間を設定する場合は、確認してから設定することをオススメいたします。
銀行から返済期間を短くしましょうと言われたらどうする?
銀行融資を受けようと思って申し込んだけれど、銀行から「希望は◯年ですが、それよりも返済期間を短くしましょう」と言われたどうしましょう。
その時は、それを受け入れるしかないでしょう。
「返済期間を短くしましょう」と言われたときの融資はどうするのか?なんですが、融資は受けた方がよいと考えます。
それは、断ったら融資を受けられない可能性があるからです。
返済期間を短くしようと言われたら、銀行から「この会社返済できるの?」と警戒されているのかもしれません。
警戒されているということは、決算書などの内容が、あまりよくないことが考えられます。
今回の銀行融資は、短い返済期間で銀行融資を受けて、決算書をよくすることにより、次からの銀行融資を長い返済期間で受ける方がよいでしょう。
銀行融資の返済期間は、長いほうが良いのまとめ
銀行融資の返済期間は、長いほうが良いです。
なるべく、長い期間で少ない金額で返済し、お金を減らさないようにしましょう。
編集後記(2067)
昨日は、仕事をしました。
なかなか疲れますね。
55日記(2397)
チアの発表会がありましたが、うまくできていました。
寒い中お疲れ様。
66日記(1624)
自転車が乗れるようになりました。
スタートもスムーズにできます。
あとは、ブレーキだけかな。