まだその銀行と付き合っているの?本当の銀行の選び方はこれだ!

この銀行と付き合っていていいの?と悩んでいませんか。

銀行は、いっぱいありますが、会社に合った銀行というは、必ずあります。

 

まずは、年商で基準を考えてみましょう。

取引の目安としては、

・都市銀行⇒会社の年商が10億円以上

・地方銀行⇒会社の年商が1億円以上

・信用組合・信用組合⇒会社の年商が1億円未満

・日本政策金融公庫⇒どの年商でも

となります。

 

金利は都市銀行が低く、審査基準は信用組合・信用金庫が優しめです。

この記事を読んで、会社に合った銀行を探してみましょう。

目次

まだその銀行と付き合っているの?本当の銀行の選び方はこれだ!

銀行は、色々なところがありますが、会社にあった銀行は、少ないのかもしれません。

判断基準としては、「会社の年商が、どのくらいか?」というのが1つの目安です。

 

銀行の名前が、みんなが知っているかどうかというのは、あまり意味がありません。

会社に合った銀行を、探してみましょう。

 

銀行の種類は、

・都市銀行

・地方銀行

・信用組合・信用金庫

・政府系金融機関

となります。

 

会社とお付き合いのある銀行が、どれに該当するのかわからない場合もあるでしょう。

そんなときは、財務省のホームページのすべての金融機関取り扱い一覧をご確認ください。

会社がお付き合いしている銀行が、どこに該当するかがわかります。

 

それでは、各銀行について、確認していきます。

都市銀行

都市銀行は、駅前にあったりして、テレビでもCMをやっていたり、スポーツのスポンサーになっているところです。

この銀行と取引の目安は、会社の年商が10億円以上となります。

 

その理由は、「大きすぎるので、小さいところは相手にしない」というものです。

多くの人が目にする銀行なので、「ここと取引すれば安心だ」と思うかもしれませんが、預金者という立場なら問題ありません。

 

でも、会社を経営して、銀行融資を受けて、会社を大きくしていこうと思う場合は、あまりよくないのです。

都市銀行は、大きい銀行のため、小さい会社にとっては、不向きな銀行なのです。

 

都市銀行で銀行融資を受けようとすると、他の銀行などに比べて銀行融資が受けにくく、融資条件も悪くなります。

銀行融資の金利

都市銀行の金利は、低めです。

でも、大きな会社に大きく貸して利息を得るというビジネスモデルとなります。

最近では、小さい会社も相手にするようになってきたようですが、あまり相手にされません。

銀行融資の審査基準

都市銀行の審査基準は、厳しめです。

決算書の内容が悪ければ、銀行融資は期待できません。

 

金利が低めの銀行は、審査基準が厳しくなります。

金利が低いということは、利益が得にくくなるので、返済ができないと損失が増えてしまうからです。

 

安く貸す代わりに、きちっと返済して欲しいということです。

低い金利が良いのはわかりますが、審査基準が厳しいということは、覚えておきましょう。

銀行融資の小回り

都市銀行は、小回りが悪いです。

小回りというのは、会社に来てくれるのか?ということですが、地方銀行や信用組合・信用金庫ほどは期待できないです。

 

都市銀行との取引は、大きい会社=年商10億円以上が、目安となります。

地方銀行

地方銀行は、地名がついた銀行などが多いです。

地方銀行は、都道府県を単位で、広いエリアで営業を行っていますし、最近では他の県まで進出して、営業を行っている場合もあります。

 

地方銀行との取引の目安は、会社の年商が1億円以上となります。

売上高が伸びてきて、信用金庫や信用組合が小さく感じられたら、メインバンクにすることをオススメします。

 

最近では、少子高齢化を原因として、本業で利益を出すことができないような状況になってきています。

そのため、地方銀行は、合併や統合があると考えています。

今お付き合いのある銀行が、別の銀行になっていたということも考えられるのです。

銀行融資の金利

金利は、都市銀行以上、信用組合・信用金庫以下といったところです。

銀行融資の審査基準

銀行融資の審査基準も、都市銀行以上、信用組合・信用金庫以下となります。

小回り

このあたりも、都市銀行以上、信用組合・信用金庫以下となります。

最近聞いた話しなんですが、店舗に営業を置かずに、比較的大きい街に集約して、そこから各地へ営業をかけるというやり方をしている銀行もあるようです。

これも、人で不足の影響でしょうか。

 

地方銀行との取引は、会社の年商が1億円以上が、目安となります。

信用組合・信用金庫

信用金庫や信用組合は、地域で活動する銀行ですが、地方銀行よりもエリアが狭い銀行となります。

エリアが狭いのが特徴なんですけど、本店移転などをして他のエリアに行ってしまうと、銀行融資を受けられなくなる可能性もあります。

 

信用組合・信用金庫と取引の目安は、会社の年商が1億円未満です。

銀行融資の金利

銀行融資の金利は、都市銀行や地方銀行よりも高めです。

その理由は、都市銀行などよりも、名前が知れ渡っていないからです。

 

名前が知れ渡っていないため、銀行融資を獲得するには、“人の足”が必要となります。

さらに、銀行の規模が小さいため、その少ないお金を、リスクのある会社に少額ずつ融資をしていきます。

 

リスクを取っているため、金利が高いということです。

リスクのある会社に低金利で融資をしてしまうと、返済されなかったときのダメージ大きいからです。

 

都市銀行の場合は、CMや駅前に店舗がありますが、信用組合・信用金庫は、ビルの2階などにある場合もあります。

あまり目立つところにない場合もあるのです。

銀行融資の審査基準

信用組合・信用金庫の審査基準は、都市銀行や地方銀行よりも、優しいです。

それは、決算書以外のところも見ているからです。

 

経営者の個人資産があったり、将来性のある会社の場合は、銀行融資をしていきます。

決算書と決算書以外の部分を総合的に判断して、融資をするかどうかを決めているのです。

小回り

信用組合や信用金庫が、1番小回りがききます。

最近は集金業務を減らしているところもありますが、他の銀行よりは、小回りがきいています。

 

信用組合・信用金庫は、会社の年商1億円未満が目安となります。

政府系金融機関

政府系金融機関というとわかりにくいですが、日本政策金融公庫と商工中金です。

今回は、日本政策金融公庫を中心に書いていきます。

もし政府系金融機関のことを確認したい場合は、財務省のホームページの政府系金融機関一覧でご確認ください。

 

日本政策金融公庫との取引の目安は、会社の年商としてはありません。

小さくても大きくても使って行きましょう。

 

特に創業融資を受ける時は、日本政策金融公庫が良いです。

日本政策金融公庫は、創業融資を積極的に行っているからです。

 

日本政策金融公庫の特徴は、預金ができない貸出しだけの銀行ということです。

通帳があれば、リアルタイムで会社の状況がわかりますが、通帳がないため返済実績が重要となります。

 

返済実績重視なので、返済実績があれば融資を受けられる可能性がありますが、過去に返済の滞りがあった場合は、まったく銀行融資を受けられないということもあります。

銀行融資の金利

日本政策金融公庫の金利は、利用する制度にもよりますが、やや高めとなります。

信用組合・信用金庫より少し低めといったところです。

銀行融資の審査基準

日本政策金融公庫の審査基準は、優しめです。

それは、政府系ということもあります。

 

民間の銀行では、赤字の会社には返済の可能性が少ないため、銀行融資ができません。

でも、日本政策金融公庫は、民間の銀行でも融資できない会社にも融資を行っていきます。

小回り

日本政策金融公庫は、訪問するということがありません。

 

日本政策金融公庫は、会社の年商の目安はなく、どの年商でもお付き合いしたいところです。

まだその銀行と付き合っているの?本当の銀行の選び方はこれだ!のまとめ

銀行も色々な特徴があります。

まずは、会社の年商で判断するのがいいでしょう。

 

編集後記(2281)

新しく契約を結ぶことができました。

あとは、やるだけです。

 

55日記(2611)

帰ったら宿題をしていました。

算数は、苦手意識を持たないようにしてほしいです。

 

66日記(1838)

最近は、YouTubeを見なくなりました。

飽きてきたんでしょう。

 

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