中古車を購入して減価償却で節税する方法

会計
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どうやって税金を減らそうか悩んでいませんか?

実は、中古車を購入することで、早く税金を減らすことが出来ます。

なぜなら、中古車は新車を購入するより、経費化するのが早いのです!

この記事では、中古車購入に関する節税を説明しています。

   

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そもそも減価償却とは、なんなのか?

中古車を購入して節税する前に、減価償却について説明します。

 

なぜなら、減価償却が、この節税方法には大きく絡んでくるからです。

実際に、会計でよくわからないといわれるのが、減価償却です。

  

減価償却とは、資産の経費化です。

青色申告であれば、中古車など30万円を超えるものは、資産なります。

  

資産となった場合は、購入したときにすぐに経費になりません。

減価償却という方法で、経費にしていきます。

☆関連記事☆ 減価償却とは?わかりやくす説明します!

減価償却に出てくる耐用年数とはなんなのか?

資産の経費化と言っても、どんなことをして経費にするのか分かりませんよね。

 

車を購入した金額を取得価額と言いますが、それに耐用年数という税務署が決めた率を乗じて計算していきます。

  

減価償却に出てくる耐用年数とは、税務署が決めたその資産何年使えますよという目安です。

 

何年使えるかで、1年で経費になる金額が大きく変わってきます。

300万円を購入して、6年使えるものは、6年で経費化していきますが、3年で使えるものは3年で経費化していきます。 

中古車を購入した場合の減価償却の耐用年数

中古車を購入することは、節税に効果的です。

 

なぜなら、購入した中古車は、上で書いたように耐用年数が短いからです。

 

実際に新車を購入した場合と中古車を購入した場合で比べてみます。

新車を購入した場合

新車を購入した場合は、減価償却の耐用年数が6年です。

購入した金額を6年で経費化していきます。

   

普通車の耐用年数は、6年と決まっています。軽自動車の場合は、4年です。

中古車を購入した場合

中古車を購入した場合は、新車を購入した場合と異なります。

  

耐用年数を減らして行きます。

なぜなら、中古車は、1度誰かが使ったものだからです。

  

それを購入しても新車と同じ年数は使えません。

実際に、中古車の耐用年数の計算の仕方は、税務署で決められたものではなく、計算式があります。

  

中古で取得した資産の耐用年数は、見積法と簡便法というのがありますが、実務でよく使う簡便法で説明します。

耐用年数の一部を経過した場合

耐用年数を一部経過した場合は、次の算式を使って求めます。

  

法律で決められた耐用年数―経過した耐用年数+経過した耐用年数×20%

  

耐用年数を一部経過した場合とは、耐用年数6年の普通自動車を3年使ったものを中古車で購入した場合です。

 

6年―3年+3年×20%=3.6年となりますが、小数点未満は切り捨てますので、3.6年は3年です。

中古車の購入費用を3年で経費化していきます。

耐用年数を全部経過した場合

耐用年数を全部経過した場合とは、耐用年数6年の普通自動車を8年使ったものを中古車で購入した場合です。

 

耐用年数を全部経過してしまった場合は、次の算式を使って求めます。

 

耐用年数×20%

 

6年×20%=1.2年ですが、小数点未満は切り捨てますので1.2年は1年となります。

  

本当は、1年なんですが1年に満たないものは2年にするという決まりがあるので2年となります。

なぜ中古車でも4年落ちが、節税に効果的と言われているのか?

なぜ中古車でも4年落ち(4年使用した中古車)が節税に効果と言われているのかは、購入した年の経費ほとんどなってしまうからです。

  

なぜなら、減価償却の耐用年数が2年で償却率は、1.000だからです。

 

減価償却は、中古車の購入金額に耐用年数という率を乗じていくのですが、その率がとても高く早く経費になりやすいのです。

 

実際に、新車を購入した場合と中古車を購入した場合の減価償却費を算出します。

例として、300万円の車を購入した場合です。

新車を購入した場合(1年分)

3,000,000×0.333(耐用年数6年)=999,000円

  

中古車を購入した場合(1年分)

3,000,000×1.000(耐用年数2年)=3,000,000円

  

同じ車でも新車か中古車かで、だいぶ経費になるか変わってきますね。

中古車を購入るするタイミングっていつが節税に効果的なのか?

中古車や新車に限らず言えることですが、建物や車など減価償却をする資産は、期首に購入した方が良いです。

なぜなら、減価償却をする資産は、事業共用日から経費になります。

事業共用日とは、その資産を使い始めた日です。

    

勘違いしてしまうのは、購入した日です。

購入した日から経費になるのではなくて、使い始めた日です。

 

実際に、期首から購入した場合と期末で購入した場合を比べてみます。

 

先ほどと同じく例として300万円の車を購入した場合です。

期首から減価償却する場合

3,000,000×1.000×12/12=3,000,000円

※12/12とは、1年=12月のうち12月使ったという意味です。

    

期末から減価償却する場合

3,000,000×1.000×1/12=250,000円

※1/12とは、1年=12月のうち1月使ったという意味です。

  

減価償却は、使った日(事業共用日)から、経費になります。

期首から使い始めれば、期末から使い始めたよりも、多く減価償却費を計上することが出来るのです。

中古車を購入すると消費税も節税になるのか?

中古車を購入すると消費税も節税になるかどうかは、消費税の課税方法で変わってきます。

  • 原則課税の場合は、節税になります
  • 簡易課税の場合は、節税になりません

なぜなら、消費税の課税方法は原則課税と簡易課税と課税方法の仕組みが違うからです。

下記に簡単な課税方法の違いを書いて行きます。

原則課税の場合

原則課税の場合の消費税の計算方法は、もらった消費税と支払った消費税の差額を、預かり消費税として納付します。

自動車にももちろん消費税は含まれています。

その中古車を購入するときに支払った消費税を、もらった消費税から控除することが出来ます。

簡易課税の場合

簡易課税の場合の消費税の計算方法は、簡単に計算するために、課税売上に一定の率を乗じて計算します。

そのため支払った消費税という考え方はないのです。

どんなに支払いが多くても課税売上がれば、必ず納税があります。

中古車購入するときの注意点

中古車を購入するときの注意点は、購入するときに改良や修理などにお金をかけてしまうことです。

なぜなら、中古車の購入金額に対して50%を超える支出をしてしまうと、耐用年数が新車の耐用年数と同じになってしまうからです。

中古車を購入して早く経費化したいと思っている場合は、注意してください。

中古車を購入すれば節税できるがお金も減る

当たり前の話ですが、中古車を買えばお金が減ります。

税金を減らすためだけのために中古車を購入することは、おススメできません。

なぜなら、中古車を購入してもそんなに出ていくお金は減らないからです。

中古車を購入して減価償却で節税する方法のまとめ

最後にもう一度確認しましょう。

 

中古車を購入して減価償却で節税する方法
  • 中古車は、経費にするには効果的である
  • 中古資産は、新車よりも早く経費化します
  • 4年落ち以降の車は、経費になるのが最も早いです
  • 減価償却は、月割りなので期首に近い日に購入するのが効果的です
  • 消費税の節税は、原則課税だけです。簡易課税には効果はありません。
  • 取得価額の50%を超える改良などをした場合は、新車の耐用年数を適用します
  • 中古車を購入するのはお金が出ていきますので、購入しなかった時よりお金は減ります

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。