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資金使途ってなに?銀行融資を受けた後のお金の使い道のこと

この記事は、資金使途について確認しています。

 

資金使途とはなんだろう?と悩んでいませんか。

資金使途とは、銀行融資を受けたあとのお金の使い道のことです。

 

資金使途には、

・運転資金

・設備資金

があります。 

 

さらに、運転資金は5つに別れていきます。

この記事を読んで、銀行融資の資金使途について、確認していきましょう。

目次

資金使途とは?

資金使途とは、銀行融資を受けたあとの、お金の使い道のことです。

銀行は、銀行融資をする前に、お金の使い道を確認してきます。 

 

なぜ、お金の使い道を確認するのかというと、事業以外のことに使われないようにするためです。

銀行は、事業にお金を貸して、会社が利益を出したり、成長したりすることを望んでいます。

 

理由もなくお金が必要になったので、「貸してくれ」と言っても貸してはくれません。

たとえば、友達が「お金貸して」と言ってきたら、どうしますか?

 

最初から貸さないという人もいるでしょうけど、「なにに使うの?」という感じで、理由とか聞いてみたくなりませんか。

銀行も同じように、「なにに使うの?」を確認したいんですよね。

 

あと、「いくら必要なの?」という疑問も出てくるでしょう。

この2つが資金使途となります。

 

よっぽどお世話になっている人以外は、「なにに使うの?」と「いくら必要なの?」を聞いて、貸すか貸さないかを決めますよね。

銀行も同じで、「なにに使うの?」と「いくら必要なの?」を聞いて、貸すか貸さないかを決めます。

 

「ギャンブルで負けて取り返したいから貸して」や「株の取引で負けたから貸して」という人には、お金を貸したくないじゃないですか。

それと同じで、銀行も会社の事業に使って、利益をだしたりしたい会社以外には、貸したくないと思っているのです。

 

銀行融資を受ける時は、

・なにに使うの?

・いくら必要なの?

を伝えなければいけません。

それが、資金使途になります。

銀行融資は、2つに別れる

銀行融資は、大きく分けて2つに別れます。

・運転資金

・設備資金

 

運転資金というのは、会社が事業を行って行くため必要なお金のことです。

設備資金というのは、会社が設備を購入するための資金となります。

 

この2つについて、詳しく解説していきます。

運転資金

運転資金といっても、種類があります。

運転資金は、

・経常運転資金

・増加運転資金

・季節資金

・納税資金

・賞与資金

となります。

 

それぞれの運転資金について、確認していきます。

経常運転資金

経常運転資金は、会社が事業を行うための、必要な資金となります。

算式で確認できますので、確認しておきます。

 

・経常運転資金=売掛金+棚卸資産△買掛金

経常運転資金の意味は、「お金の足りない部分」ということになります。

 

お金の足りない部分は、会社の販売の流れを確認するとわかります。

会社の販売の流れは、「商品を仕入れる⇒商品を在庫におく⇒商品を販売する⇒商品の入金がある」という流れです。

 

会社の販売の流れは、お金が先行して出ていき、後で入金することになりますので、「お金の足りない部分」が出てきます。

その、「お金の足りない部分」を補填するのが、経常運転資金となるのです。

 

売掛金は、販売しているけど、まだ入金していないお金のことです。

棚卸資産は、商品を仕入れて、まだ販売していないお金のことです。

買掛金は、商品を仕入れたけど、まだ払っていないお金のことです。

 

お金の足りない部分(経常運転資金)=入金していないお金(売掛金)+販売していないお金(棚卸資産)△払っていないお金(買掛金)となります。

経常運転資金の融資を受けようとするなら、算式を計算して、必要な金額を銀行に伝えましょう。

増加運転資金

増加運転資金は、売上が増加したら、お金が足りなくなるので、その「お金が足りない部分」の銀行融資のことです。

売上が増加すると、売掛金・棚卸資産・買掛金が増えます。

 

通常だと、売上が増えると、売掛金・棚卸資産が増えるほうが、買掛金が増えるよりも多いです。

売上が増えると、お金が足りなくなるので、増加した運転資金(増加運転資金)の銀行融資が必要となります。

 

よくある黒字倒産というのが、このパターンです。

売上が伸びているけど、資金が回収できなくて、支払いができないというものです。

 

売上が爆発的に増えてしまってからでは、間に合わないこともありますので、早めに増加運転資金の融資を受けるようにしましょう。

季節資金

季節資金というのは、特定の季節にお金が必要な場合の資金となります。

たとえば、3月や4月に商品を確保して、6月や7月に販売するような感じのものです。

 

代表的なのが、エアコンの販売などの、特定の季節に販売がかたよるものです。

エアコンの販売では、販売前に商品を確保しておかなければいけません。

 

暑い季節が来る前に、商品を仕入れておくため、銀行融資が必要となります。

季節資金の融資を受けるには、会社の売上のどの月の販売が多くて、どの月までに仕入れをしておかなければいけないかを、銀行に理解してもらう必要があります。

納税資金

納税資金は、決算時期は、納税が発生します。

税金を払うことにより、一時的にお金が少なくなることを防止するため、納税資金の融資があります。

 

納税資金は、税金を払うため黒字の会社に銀行融資を行うことになるので、比較的融資を受けやすいです。

税金が確定してからでは遅いので、その前に銀行融資を受ける金額を確定させなければいけないのが、ちょっと面倒なところですね。

 

ちなみに、消費税と源泉所得税は、預り金的な税金なので、納税資金では銀行融資を受けられません。

賞与資金

賞与資金は、賞与を払うときに必要なお金の融資となります。

納税資金と同じように、賞与を出すと一時的にお金が減ってしまうことを防止するため資金です。

 

賞与資金は、「賞与が出せる⇒利益がある」ということで、比較的受けやすい融資となります。

設備資金

設備資金というのは、設備を受けるための融資となります。

設備というと機械を思い出しますが、土地・建物・車なども含まれます。

 

設備資金の融資を受けるには、購入する設備の見積書を銀行に見せて、融資を受けます。

資金使途ってなに?銀行融資を受けた後のお金の使い道のことのまとめ

資金使途というのは、銀行融資を受けたお金の使い道のことです。

色々な資金使途があるので、どれにあてはまるかを確認してみてください。

編集後記(2385)

税務ソフトを変更しての決算なので、なかなか時間がかかりますね。

早く慣れて、自分のものにしたいです。

 

55日記(2715)

プールに行きました。

友達のママに「もうすぐクロールできる」と言われて、得意げでした。

 

66日記(1942)

プールに行きました。

「たのしかった」という言葉で、良かったなって思っています。

 

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