「よく今月決算です」とか言われることがあるかもしれませんが、決算とはなんのことでしょう。
簡単に言うと、
- 決算日の残高を確認する
- 全部の収入を入れて、全部の経費を入れること
- 税金の計算
だと思っています。
今回は、決算について、書いて行きます。
決算というとなにをすることなのか?
「よく今月決算です」とか言われることがあるかもしれませんが、決算とはなんのことでしょう。
簡単に言うと、
- 決算日の残高を確認する
- 全部の収入を入れて、全部の経費を入れること
- 税金の計算
だと思っています。
そのために決算整理仕訳などがあります。
各項目について、確認します。
決算日の残高を確認する
決算日の残高を確認するとは、
- 現金の残高チェック
- 預金の残高チェック
- 売掛金や買掛金の残高チェック
- 商品などの在庫の残高チェック
- 固定資産の残高チェック
- 借入金の残高チェック
- その他の勘定科目の残高チェック
となります。
つまり、決算日になにがあるのかを確認することになります。
現金の残高チェック
会社にある現金と帳簿(会計ソフトの残高)は、一致していますか?
いつもチェックしましょう。
現金残高が一致しない代表的な勘定科目です。
決算でまとめて、合わせないようにしましょう。
預金の残高チェック
預金というと、普通預金や当座預金のことを言います。
通帳の残高と帳簿(会計ソフトの残高)は、一致していますか?
残高証明書を取る必要はありません。
帳簿(会計ソフト)の月の最後に残高の金額を入力しておくと、いちいち通帳を見る手間が省けますので、オススメです。
売掛金や買掛金の残高チェック
もらっていない請求書や払っていない請求書が、帳簿(会計ソフトの残高)と一致していますか?
入金漏れや支払い漏れがないかを、確認しましょう。
例えば、請求書を出して売掛金で処理しているのに、入金したときに売上にしてしまったり、雑収入にしていないかを確認しましょう。
商品などの在庫の残高チェック
在庫のある会社は、在庫表を作りましょう。
特に、決算日直前直後は、気をつけましょう。
在庫表にないのに、決算日直後に出荷している商品がある。
決算直前に仕入れしているのに、在庫表にないというのも、確認してみましょう。
固定資産の残高チェック
固定資産台帳と会社にある固定資産が一致しているかを確認しましょう。
特に簡単に捨てられる固定資産の場合は、合わなくなることがあります。
パソコンなど無料で捨てられるものは、廃棄料が帳簿(会計ソフト)に出てきません。
税理士に依頼している方は、捨てたことを報告しましょう。
固定資産があるかないかを、確認しましょう。
借入金の残高チェック
借入金の残高も確認しましょう。
銀行から借りている場合は、返済明細書を確認しましょう。
特に、元利均等の場合は、返済金額は同じでも、返済元金と利息が変わりますので、ズレてしまうことがあります。
注意しましょう。
その他の勘定科目の残高チェック
その他の勘定科目で代表的なのは、仮払金です。
仮払金は、決算書になくなるように、追求しましょう。
※経費仮払金を除きます。
他には、
- 立替金
- 前渡金
- 仮受金
などが、決算書に残っても問題ないのかを確認しましょう。
貸借対照表に関係することを書いて行きました。
全部の収入を入れて、全部の経費を入れること
全部の収入を入れて、全部の経費を入れることですが、きちんと損益の計算ができているかを確認するのです。
- 収入とは、やったところまで
- 経費とは、つかったところまで
となります。
収入とは、やったところまで
収入は、請求書を出したところまでではなく、やったところまでです。
なぜなら、請求書を出したところまでにしてしまうと、利益操作ができてしまうからです。
例えば、請求書が毎月25日で締めていて、決算日が31日だった場合は、26日から31日までの分を売上にしなければいけません。
その理由は、やったところまでだからです。
売上は、やったところまでを収入としましょう。
経費とは、つかったところまで
経費は、請求書が来たところまでではなく、使ったところまでです。
なぜなら、請求書が来たところまでですと、経費がたりないのです。
例えば、仕入の材料代の請求書が20日締めの場合は、21日から31日までは、経費にしなければいけません。
※仕入の場合は、使っていない場合は、在庫になります。
電話代や電気代なども、使った分をいれることになります。
クレジットカードでガソリンを入れている会社は、使った分まで経費になっているかを確認しましょう。
減価償却もこのタイミングで計上しますが、毎月計上したほうが、決算前と決算後の利益の変動が少ないので、金額が多い場合は、毎月計上してみましょう。
収入はやったところまで、経費は使ったところまでです。
損益計算書に関することを、書いていきました。
税金の計算
- 決算日の残高を確認する
- 全部の収入を入れて、全部の経費を入れること
が終わったら税金の計算になります。
税金の計算は、上の2つが終わらないとできません。
税金の計算は、
- 消費税の計算
- 法人税の計算
という流れになります。
決算というとなにをすることなのか?のまとめ
税金の計算のまえの
- 決算日の残高を確認する
- 全部の収入を入れて、全部の経費を入れること
が1番重要です。
決算整理が少ないほうが、決算前と決算後の利益の変動が少ないので、決算でやることを減らしましょう。
そのためには、日々の処理が重要になっていきます。
編集後記( 1286)
久しぶりに近くの図書館に行きました。
朝から人がいっぱいいました。
55日記(1616)
夜になってグダグダでした。
疲れちゃったのでしょう。
66日記(843)
保育園で色々あって、疲れちゃったのでしょう。
保育園から帰ってきたときが、グダグダでした。