建設業の一人親方のインボイス制度はどうしたらいいの?

建設業で一人親方をしてるんだけど、インボイス制度の対応はどうしよう?と悩んでいませんか。

この記事では、

  • 対応しないのはまずい
  • お金のことを考えておこう
  • 色々変わってくる

ということについて、書いています。

建設業で一人親方をしているんだけど、インボイス制度の対応はどうしようと悩んでいる方は、この記事を読んで確認しましょう。

目次

建設業の一人親方のインボイス制度はどうしたらいいの?

建設業の一人親方のインボイス制度については、

  • 対応しないのはまずい
  • お金のことを考えておこう
  • 色々変わってくる

ということについて、書いていこうと思います。

対応しないのはまずい

「インボイス制度は良くわからないけど、今までなんとかなってきたので、なんとかなる」と言うのはちょっとムリです。

なぜなら、インボイス制度は、ずっと続きますし、値引きなどの価格交渉がある可能性があります。

 

インボイス制度に登録していないと、取引しないと言われるかもしれません。

とにかく、インボイス制度の事がわからない場合は、人に聞きましょう。

 

人に聞く場合は、仲間に聞いても意味がありません。

私のお客様に「他の人はどうなっていますか?」と質問すると、「気にはなっているけど、そもそもわからない」と言った声が多いです。

 

そのため、わからない同士で話し合っても、しかたないので専門家に話をきくのがよいです。

まず、インボイス制度で対応しなければ行けないのが、

  • インボイス制度に登録するのか?
  • インボイス制度に登録しないのか?

ということになります。

インボイス制度を登録する場合のメリット・デメリットは、

メリットデメリット
仕事が減らない可能性が増える消費税の納税がある
 確定申告が複雑になる
 経理で手間が増える

 

インボイス制度の登録をしないメリット・デメリット

メリットデメリット
消費税の納税がない仕事が減る可能性がある
 値引きを求められる可能性がある

 

メリットとデメリットを書いてみました。

登録する場合も登録しない場合も、どちらもデメリットの方が多いです。

まずは、登録するのか?登録しないのか?を検討してみてください。

 

合わせて、取引先(売上先)の対応も聞いてみてください。

例えば、簡易課税を使っているので、登録はしなくても良いと言われるかもしれません。

 

でも、簡易課税はなくなってしまうかもしれません。

まずは、登録が必要かどうかを考えましょう。

お金のことを考えておこう

インボイス制度が始まる前に、お金のことを考えて起きましょう。

なぜなら、インボイス制度が始まると、いままでよりもお金が減る可能性があります。

 

インボイス制度に登録する場合は、消費税の納税があるため、お金が減る可能性があります。

インボイス制度に登録しない場合は、取引先がなくなったり、値引きがあったりして、お金が減る可能性があります。

 

今までギリギリでやってきた場合は、足りなくなる可能性があります。

売上を増やしていかないと行けないことになるでしょう。

 

インボイス制度が始まっても消費税としては、売上の2%が消費税で出ていきます。

※2割課税を適用した場合

 

お金が減るという前提で、考えて行きましょう。

売上の2%を消費税として納税した場合に、生活出来るかどうかを確認しておきましょう。

 

値引きの場合も売上の2%と考えておきましょう。

この場合で生活出来るかどうかを、確認しておきましょう。

色々変わってくる

インボイス制度に登録すると、色々変わってきます。

それは、

  • 確定申告
  • 請求書
  • 会計ソフト

などです。

 

各項目について、確認していきます。

確定申告

確定申告が変わります。

それは、消費税の申告が必要になるということです。

今までの確定申告から、提出する書類が増えます。

 

たぶん、国税庁の確定申告書等作成コーナーで2023(令和5)年分の確定申告書を作る場合は、2024(令和6)年1月5日から使えるようになると思います。

早めに申告書の作成をオススメします。

 

消費税の申告書は、作るのは難しいです。

しかも慣れていない書類となります。

 

早めに対応したほうがいいです。

請求書

請求書も変更になります。

いままでの請求書から、インボイス制度対応の請求書(適格請求書といいます)になります。

エクセルで作っている場合は、今までの請求書からインボイス制度対応の請求書へ変更しましょう。

 

手書きで作っている場合は、インボイス制度対応の請求書を購入しましょう。

これからクラウドなどで管理したいと思っている方は、クラウドで管理する請求書へ移行するのもいいと思います。

 

請求書は、書式が変更します。

対応していないと、作成し直しなどになりますので、ご注意ください。

会計ソフト

会計ソフトも変更となります。

最新版の会計ソフトを購入しましょう。

 

やよい会計などで、同じものをずっとつかっている方も多いかと思います。

そろそろ購入して、新しいものに変更しましょう。

 

クラウド会計ソフトに興味がある方は、変更を考えるのもいいでしょう。

でも、今から変更する場合は、注意が必要となります。

 

なぜなら、銀行のデータが連携できない可能性があります。

そのため、ほとんどが手入力となる場合があるのです。

 

お使いの金融機関のデータがどのくらい前から使えるのかを確認してから導入した方がいいです。 

 

インボイス制度に対応しない方は、請求書の消費税はなくしましょう。

なぜなら、消費税を表示することはできるのですが、混乱をまねきます。

請求書の欄に消費税があっても、書かないほうがいいでしょう。

 

インボイス制度が始まると、変更することが多くなります。

1つずつ対応していきましょう。

建設業の一人親方のインボイス制度はどうしたらいいの?のまとめ

インボイス制度がはじまると、かなり変わってきます。

そのまえに、しっかりと対応しましょう。

まずは、インボイス制度に登録するかしないかです。

 

消費税は難しい税法なので、悩んだら近くの専門家に相談することをオススメします。

編集後記(1601)

次女と買い物に行って、雨が降ってきたので高架下で雨宿りしました。

電車の通る音が怖かったので、次女が「なんですすまないの?」と言ってきました。

雨がまだやんでいなのに、雨の中を家まで進みました。

 

55日記(193)

公園で水遊びをしました。

雨が降った後だったので、誰もいなくて貸し切り状態を楽しみました。

 

66日記(1158)

公園に水遊びに行きましたが、頭から水をかけられるようになりました。

前回はできなかったので、かなりの進歩です。

 

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