銀行融資を銀行に相談する時って、なにを伝えたらいいの?と悩んでいませんか。
銀行融資を銀行に相談する時は、
・なぜ借りたいのか?
・いくら借りたいのか?
・いつまでに借りたいのか?
を伝えましょう。
この記事では、銀行融資を銀行に相談する時に、会社が最低限伝える必要があることについて、確認していきます。
銀行融資を銀行に相談する時に、会社が最低限伝える必要があること
銀行融資を銀行に相談する時って、なにを話したらいいの?と思いますよね。
銀行融資を受けるには、最低限話すことがありますが、それは、
・なぜ借りたいのか?
・いくら借りたいのか?
・いつまでに借りたいのか?
となります。
この3つを伝えられなければ、銀行融資を受けられなくなります。
銀行から質問された時に、「え・・・」とならないように、先に返事を用意しておくべきです。
なぜ借りたいのか?
なぜ借りたいのか?を、銀行に伝えましょう。
その理由は、銀行は何に使うかわからないお金は貸さないということです。
設備資金を借りたい時は、「設備資金を借りたいです」と伝えられるはずです。
運転資金を借りる場合は、「手元資金を増やしておきたい」というもので、充分となります。
「手元資金を増やしておきたい」って目的がないと思うかもしれません。
でも、お金がなくなると会社が倒産してしまいますので、手元のお金を増やすというのも1つの目的となるのです。
銀行融資を受けるには、何に使うかを伝えなければいけません。
あらかじめ、何に使うかという答えを用意しておきましょう。
いくら借りたいのか?
いくら借りたいのか?を銀行融資を銀行に相談する時には、話しましょう。
やってはいけないのは、「いくら借りられる?」です。
なぜなら、銀行は必要なお金を貸すのです。
「いくら借りられる?」というのは、目的がないと言っているのと同じになってしまいます。
まずは、どのくらい借りられるのか?を確認してみましょう。
ざっくりとした確認方法は、(税引き後利益+減価償却費)×10△現在の借入残高となります。
この算式で出てきた金額が、借入できる範囲と考えておきましょう。
まずは、このくらいの金額が借りられるのかということを、確認します。
算式を見ての通りですが、利益が大きいほうが、借入できる金額も多くなるということです。
利益が大切なのが、わかると思います。
大まかな借入限度額がわかったところで、細かい借入限度額を確認していきます。
運転資金については、経常運転資金分を借りるということになります。
経常運転資金は、売掛金+棚卸資産△買掛金で計算した金額となります。
経常運転資金がどのくらい借りられるかは、{ (売掛金+棚卸資産△買掛金)△現在の経常運転資金分の借入残高}となります。
ここを目安にして、必要な金額を決めて行くのがいいでしょう。
設備資金ですが、設備資金は、設備の請求書や見積書の金額の融資を申し込むことになります。
設備資金の限度額を確認するなら、(税引き後利益+減価償却費)×10△(現在の借入金の残高△運転資金分の借入金の残高△預金)となります。
現在の借入の残高から運転資金分の借入金の残高を引いているのは、設備資金の残高だけを出そうとしているのです。
預金を引いているのは、預金に相当する借入金はないのと同じということだからです。
いくら借りたいのか?については、いくら借りられるのか?を確認してから、銀行融資の相談にのぞむと良いでしょう。
いつまでに借りたいのか?
いつまでに借りたいのか?については、使い道が決まっていれば、すぐに答えられることでしょう。
とくに問題はないかと思います。
問題なのは、早めに動くことです。
急に銀行融資を受けたくなったらからといって、銀行融資を受けられるものではありません。
理想は、2か月前くらいに、銀行に伝えるべきです。
遅くとも、1か月前でしょう。
それよりも遅いと、必要な時に銀行融資が出なく、お金がない状態となります。
お金がない状態になってしまえば、倒産の危機になります。
慌てて、銀行融資を申し込むと計画性のない会社と思われて、銀行に警戒されることになります。
早め早めに動くのが大切です。
そして、いつ返事をくれるのかも確認しておきましょう。
相談してそのまま放置ということはないでしょうけど、早く返事をもらえなければ、つぎの銀行に申し込むタイミングも遅れます。
いつまでに借りたいのか?を伝えるとともに、いつ返事をもらえるのか?も確認しておきましょう。
銀行融資を銀行に相談する時に、会社が最低限伝える必要があることのまとめ
銀行融資を銀行に相談する時には、
・なぜ借りたいのか?
・いくら借りたいのか?
・いつまでに借りたいのか?
を伝えましょう。
編集後記(2266)
子どもたちとじゃれ合いましたが、昔のように体が上がらなくなってきました。
成長を感じますね。
55日記(2596)
昨日は、校門まで一緒に行きました。
「校門までいっしょにいけて、うれしかった」と喜んでいたようです。
66日記(1823)
オレンジを切る時に「わたしもきりたい」と言っていました。
なんでもやりたくなるのは、いいことですね。