銀行融資のタイミングって“必要になってから”でいいの?

この記事では、銀行融資のタイミングについて、確認していきます。

 

銀行融資のタイミングって“必要になってから”でいいの?と悩んでいませんか。

銀行融資のタイミングの大原則は、“借りられるとき”となり、決してピンチになってからではありません。

 

そして、銀行融資のタイミングの“借りられるとき”というのは、

・決算書の内容が良かったとき

・銀行が「借りてくれ」と言って来たとき

・事業を始めるとき

となります。

 

銀行融資のタイミングを確認して、確実に銀行融資を受けていきましょう。

目次

銀行融資のタイミングは、借りられるとき

銀行融資のタイミングは、借りられる時となります。

その理由は、経営者が「銀行融資を受けたい」と思うときと、銀行が「貸したい」と思うタイミングは、違うからです。

そのため、銀行融資のタイミングは、借りられるときとなるのです。

 

だいたいの経営者は、お金がなくなるタイミングで「銀行融資を受けたい」と思うのです。

でも、銀行が「貸したい」と思うタイミングは、「この会社って返済してくれそう」なのです。

 

借りたい人と貸したい人のタイミングが合いませんから、借りたい人が貸したい人のタイミングに合わせるしかないのです。

では、どのタイミングなら、銀行融資を受けられるタイミングなのかというと、

・決算書の内容が良かったとき

・銀行が「借りてくれ」と言って来たとき

・事業を始めるとき

となります。

 

銀行融資のタイミングは、借りられるときですが、この3つが借りられる時となります。

それぞれについて、確認していきます。

決算書の内容が良かったとき

決算書の内容が良かったときは、銀行融資を受けるタイミングとなります。

その理由は、決算書の内容が良ければ、銀行は「この決算書の内容なら、融資をしても返済してくれる」と思うからです。

 

銀行融資を受けるには、決算書の内容がとても大切になります。

銀行融資が受けられるかどうかは、決算書の内容が7割で、他のことが3割で決まると言われています。

 

決算書の内容が良ければ、銀行融資を受けられる可能性が高まります。

では、決算書の内容が良いというのは、どんな決算書なのでしょうか。

 

それは、利益が出た決算書です。

銀行融資では、利益から銀行融資の返済をしてもらおうと思っています。

 

利益がなかったら、融資をうけられないということです。

利益が出たときが、銀行融資が受けられるタイミングとなります。

銀行が「借りてくれ」と言って来たとき

銀行が「借りてくれ」と言って来たときは、銀行融資を受けるチャンスとなります。

その理由は、銀行も融資目標があり、目標達成のために「借りてくれ」と言ってきます。

 

銀行が「借りてくれ」と言ってきたら、銀行融資のチャンスなので借りましょう。

チャンスは、逃す手はありません。

 

でも、銀行が「借りてくれ」と言うときって、お金を借りる理由がないし、お金を借りる必要もないかもしれません。

それでも、借りておくほうがよいでしょう。

 

その理由は、将来どんなことがあるかは、わからないからです。

今は、銀行から「借りてくれ」と言われていますが、これから先は、「借りてくれ」と言われないかもしれません。

 

考えたくないですが、いきなり売上が激減して、決算書の内容が悪くなってしまうかもしれません。

先のことはわかりませんが、なにかあってからでは、銀行融資を受けられないかもしれないのです。

 

銀行から「借りてくれ」と言われるのは、銀行から銀行融資を受けるタイミングとなります。

お金がたくさんあっても、腐るわけではありませんからね。

事業を始めるとき

事業を始めるときも、銀行融資を受けられるタイミングとなります。

その理由は、まだ決算書ができていないからです。

 

銀行融資の7割が決算書だと、上で書きました。

でも、決算書に関係なく銀行融資を受けられるのが、事業を始めたときです。

 

決算書がないのにどうやって銀行融資をするのかというと、事業の計画などを見て、銀行融資を受けることができます。

でも、一般の銀行では、なかなか事業を始めたときの融資(創業融資)は、受けられません。

 

一般の銀行なら、成功するかどうかわからない事業に、銀行融資は行いません。

創業融資を受けるなら、日本政策金融公庫にお願いをしましょう。

 

日本政策金融公庫は、政府系金融機関となります。

簡単にいうと、国がお金を貸してくれるということです。

 

国は、事業を増やしたいと思っているので、事業を始めたばかりの会社にも銀行融資をしてくれます。

「今は、貯めたお金があるんで、苦しくなったら借りてもいいよ」と思っている場合は、事業を開始するときに銀行融資を受けましょう。

 

創業融資は、決算書の必要がないということなので、苦しくなる時には、時間が経過して決算書があるという状態となります。

決算書がある場合は、決算書を基準にして、返済できる金額しか銀行融資を受けられなくなりますので、少額の銀行融資となります。

 

さらに、苦しくなっているということは、返済の可能性がなくなっているため、銀行融資を受けられない可能性も出てくるのです。

決算書がない状態というのが、銀行融資を受けやすいというのは、なんとも変な感じもするのです。

でも、事業を開始した時は、決算書がないときが、銀行融資のタイミングとなります。

銀行融資のタイミングって“必要になってから”でいいの?のまとめ

銀行融資のタイミングは、“必要になってから”ではなく、“借りられるとき”となります。

借りられるときというのは、

・決算書の内容が良かったとき

・銀行が「借りてくれ」と言って来たとき

・事業を始めるとき

 

編集後記(2287)

久しぶりにランニングをしました。

くもりだったのですが、晴れてきてしまって、かなり苦しかったです。

 

55日記(2617)

ネルネルネルネ(みたいなヤツ)を、作りました。

作り方を、次女に教えてあげいました。

 

66日記(1844)

17時30分にお迎えにきて欲しいとのことなので、17時30分に保育園にお迎えに行きました。

友達といっしょに帰りたかったみたいですが、昨日は別の時間に帰ってしまったようです。

ちょっと、残念そうでした。

 

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