税務調査のときに、勘定科目は重要視されるのか?と悩んでいませんか。
税務調査は、勘定科目よりも経費になるかどうかが重要となります。
経費になれば、勘定科目はなんだっていいのです。
今回は、税務調査と勘定科目について、書いていきます。
税務調査では勘定科目よりも経費になるかどうかが重要です!
勘定科目がなんであろうと、経費になるものであれば、問題はありません。
これが、大前提です。
けっこう、勘定科目が問題になるケースはありますが、税務調査では問題になりません。
たとえば、ガソリン代です。
私が見た中では、
・消耗品費
・車両維持費
・車両関係費
・旅費交通費
という勘定科目を選択している方がいらっしゃいました。
その支払が経費になるなら、どの勘定科目を選択していてもいいのです。
税務署は、あまり気にしませんし、指摘もされません。
税務調査で「この勘定科目は、違っているよね」という話は、1度もないのです。
経費になるとは、事業に関連していることです。
そのため、事業に関連にしていないものは、経費になりません。
事業に関連しているものだけを、個人事業主の確定申告や、法人の決算に書くことになります。
事業に関連していないものを、経費にしてしまうことが問題となります。
税務調査では、経費かどうかを確認します。
勘定科目が合っているか?そろっているか?は、確認しません。
税理士が決算書を作る場合は、税務調査で勘定科目を気にするかも?
税理士が作る決算書の場合は、勘定科目を気にするかもしれません。
その理由は、科目がまとまっているからです。
そのため、比較とかができやすいのです。
例えば、3月決算で、材料費と外注費の金額があるのに、材料費と外注費の合計よりも売上が少なかったとします。
その場合は、どうして?とおもいますよね。
もしかしたら、売上がもれているかも?と思ったりもします。
材料費や外注費と売上の対応から、売上もれなどを確認することはあります。
ある程度科目がまとまっている場合は、それを基にして、税務調査を行うこともあります。
個人的な支払いの勘定科目は、事業主勘定かいれない
個人的な支払いの場合は、個人事業主は事業主勘定を使いましょう。
会社の場合は、もらった給料から払うので、そもそもいれないようにしましょう。
事業主勘定は、事業主借と事業主貸があります。
事業主借は、事業が個人事業主からお金を借りたようなものです。
借りたようなものとボヤっとした書き方をしていますが、本当に借りているわけではありません。
借りているような感じとなります。
翌年は消えてしまうので、問題はないでしょう。
事業主貸も、事業が事業主に貸しているような感じのものです。
会社の場合は、個人的な支払いは、会社からもらっている給料から使うものです。
もし、会社のお金を使って個人的な支払いをした場合は、賞与か貸付金として処理することになります。
個人事業主の場合は、個人と事業をはっきり分けるのは難しいので、事業主勘定を使って分けていきましょう。
会社は、会社からもらった給料で、できる範囲で生活していきましょう。
勘定科目は、どうして必要なのか?
勘定科目は、自分で比較する場合や他の人が見て確認するためです。
なにに使ったかが、自分でわかっていれば、問題はありません。
過去と比較してどうなのか?を確認するためのものです。
そのため、勘定科目がなにに使っているかまとまっていると、見やすいのです。
税務調査では勘定科目よりも経費になるかどうかが重要です!のまとめ
勘定科目は、あまり気にすることはありません。
税務調査には、影響はでないからです。
同じ科目を使うと、比較ができるため、同じ科目をつかいましょう。
編集後記(1888)
昨日は、決算が終わったので、残務整理です。
ちょっと、ほっとしています。
55日記(2218)
誕生日のアイスケーキを諦めて、アイスいっぱいを選びました。
花より団子で、飾りのついているアイスケーキじゃ、いっぱい食べられないからね。
66日記(1445)
毎日「ばっしょいして※」って言ってきます。
とてもたのしいようです。
※ばっしょいとは、たかいたかいの変形です