銀行融資で決算書が赤字になりそうな時にどうする?

決算書が赤字になりそうなんだけど、どうしたらいいの?と悩んでいませんか。

決算書が赤字になりそうなときも、対応次第でなんとかなります。

 

この記事には、銀行融資で決算書が赤字になりそうなときは、

・決算書が赤字になる前に融資を受ける

・決算書が赤字になりそうな原因を確認して対応する

・決算書をとことん赤字にしてV字回復を狙う

ということが書いてあります。

 

この記事を読んで、決算書が赤字になりそうな場合に対応しましょう。

 

YouTubeでも解説しています。

目次

銀行融資で決算書が赤字になりそうな時にどうする?

銀行融資で決算が赤字になりそうだなってときは、赤字の決算になる前に融資を受けましょう。

なぜなら、赤字の決算になると、銀行融資を受けられない可能性が出てきます。

銀行が重要視しているのは、決算書だからです。

 

そのため、年に1回税務署に提出する決算書は、とても重要になるのです。

決算が赤字になる前に、融資を受けるには、どうしたらいいのでしょうか?

 

それは、試算表というか、毎月の経理で確認するしかありません。

毎月の経理をやって、赤字になりそうかどうかを確認し、赤字になりそうだなってときは、まずお金のことを考えてみましょう。

 

「このままだと赤字になるな、じゃあ先に融資を受けておくか」と考えるのです。

「いや~、今期はこのまま行ったら赤字かぁ」ってだけで終わらないようにしましょう。

せっかく毎月の経理をやっているので、判断しないのはもったいないです。

 

経理が遅れていたりすると、キチンとした金額が出てきません。

黒字だったのが、決算でいきなり赤字になってしまうこともあるでしょう。

 

そんな決算にならないように、毎月の経理をやっていきたいものです。

きっちりやるってどんなこと?と思われるかもしれませんが、スゴイことではありません。

 

例えば、

・減価償却費を毎月いれる

・月末が土曜日や日曜日のときは、未払金を使って処理する

・簡易課税の場合は、消費税を経理に含める

ということです。

 

特に減価償却費や、消費税については、決算のときに経費にすると黒字⇒赤字になる可能性がでてきます。

なるべく決算のときに、数字が変わらないように経理をやっていきましょう。

 

 

銀行融資については、赤字の決算になる前に、融資を受けておきましょう。

そのために、毎月やっている経理を正確にやっていきましょう。

銀行融資で決算書が赤字になりそうなら、試算表を確認しろ!

なんか今期の決算は赤字になりそうってなったら、試算表を確認しましょう。

なぜなら、どの部分で赤字になっているかを確認するためです。

 

その赤字は、

・営業利益で出ている?

・経常利益で出ている?

・税引き前当期利益で出ている?

を確認するのです。

 

営業利益で赤字が出ている場合は、本業で赤字がでているので、ヤバイ赤字ですね。

でも、本業の利益を示す営業利益は黒字なんだけど、特別損失なんかで赤字になっていませんか?

 

その場合は、営業利益で赤字が出ている場合よりも、銀行融資は受けやすいです。

会社で所有している土地を売ったら、特別損失に大きい金額が出てしまって赤字になることもあります。

 

そういう場合は、営業利益が赤字=本業が赤字よりも、銀行融資を受ける可能性は高くなります。

試算表をにらめっこすると、黒字に変えられる可能性もある

試算表を見ていて、営業利益は赤字だけど、経常利益は黒字ってことはありませんか?

その場合は、営業利益も黒字にできるかもしれません。

 

例えば、家賃収入とかありませんか?

家賃収入を雑収入で処理しているなら、雑収入から売上高へ移動すると、営業利益を黒字にできるかもしれません。

 

この場合は、表示だけ変えてもダメです。

会社の定款の目的に不動産貸付業を追加して、登記をしなければいけません。

 

もし、雑収入のままじゃなきゃダメって場合でも、家賃収入にかかる固定資産税や減価償却費は、販売費および一般管理費になっていませんか?

固定資産税や減価償却費を、販売費および一般管理費から営業外費用に移動することで、営業利益が黒字になるかもしれません。

 

 

試算表を確認すると、色々わかることがあります。

試算表が赤字の場合は、どこの利益が赤字なのかを確認しましょう。 

黒字にできる可能性があるなら、黒字を目指しましょう。

銀行融資で決算書が赤字になりそうならトコトン赤字にしてV字回復を目指せ!

銀行融資を考えると、決算書が赤字になってしまうのなら、トコトン赤字にしちゃえばいいと考えます。

その理由は、今期トコトン赤字にしちゃえば、翌期に黒字の可能性がでてくるということです。

 

トコトン赤字にしちゃえっていうのは、個人的な経費も突っ込んで、赤字にしちゃえって意味ではないですよ。

経理で問題ない範囲で、経費を突っ込んでしまうということです。

 

先延ばしにできる経費も、赤字の期に入れてしまって、そして次の決算を迎える。

その期には赤字で申告して犠牲になってもらうけど、来期は確実に黒字に持っていく方法です。

 

赤字になるならトコトン赤字にして、次の決算でV字回復と行きましょう!

銀行融資で赤字決算は不安だから、黒字を目指しましょう!

結局は、銀行融資での決算書は、黒字がいいんです。

そのため、黒字にする努力が必要となります。

 

決算書は、1年に1度提出するものですが、試算表なんかよりもずっと重たいものです。

黒字を目指して行きましょう。

銀行融資で決算書が赤字になりそうな時にどうする?のまとめ

決算書が赤字になる場合でも、やることは色々あります。

赤字にならないことがいいのですが、赤字になったらどう対応しようというのは、考えておきましょう。

 

銀行融資で決算書が赤字になりそうなときは、

・決算書が赤字になる前に融資を受ける

・赤字の原因を確認して対応する

・とことん赤字にしてV字回復を狙う

 

編集後記(1978)

昨日、結婚して6年くらいで、奥さんの血液型を知りました。

血液型って気になるもんですかね?

私は、まったく気になりません。

 

55日記(2308)

昨日の勉強は、なぜかアルファベットになりました。

まずは、A~Gを勉強したようです。

 

66日記(1535)

みんなが勉強しているときに「わたしだけ、あそんでくれない」と怒っていました。

いっしょに勉強すればいいのにね。

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