インボイス制度で大工はどうする?を解説!

この記事でわかること

1人親方や手間請けの大工のインボイス制度

インボイス制度が始まったら、1人親方や手間請けの大工ってどうしたら良いの?と悩んでいませんか。

かしわざき
かしわざき

仕事していると色々起こるなぁ~と思った税理士の柏嵜です。

東京都大田区で開業しています。

この記事は、インボイス制度が始まった時の1人親方や手間請けの大工の対策が書いてあります。

この記事を読んで、1人親方や手間請けの大工の方は、対策を取りましょう。

目次

インボイス制度で大工はどうする?を解説!

インボイス制度が始まったら、1人親方や手間請けの大工は、免税事業者のままだと事業に問題が出るかもしれません。

なぜなら、上の会社の消費税の納税が変わってしまうからです。

取引先が、自分ではなく別の人を取引相手としてしまうかもしれません。

そのような問題が出る前に、対策を考えて見たいと思います。

インボイス制度が始まった場合の免税事業者の対策は、

  • 課税事業者になる
  • 免税事業者のまま消費税分を値引きする

各項目について、説明していきます。

課税事業者になる

課税事業者になって、取引先を損させないようにします。

なぜなら、課税事業者になってしまえば、取引先の消費税は変わらないからです。

でも、自分が課税事業者になると、消費税を納税しなければいけません。

取引先に損をさせないために、自分が消費税の納税をするということです。

1人親方や手間請けの大工は、簡易課税を選択するほうが得な場合もあります。

 

課税事業者になって、取引先を損しないように自分が消費税を納税する。

 

☆☆☆関連記事☆☆☆

消費税の原則課税と簡易課税の有利な方はどっちなの?

免税事業者のまま消費税分を値引きする

1人親方や手間請けの大工は、免税事業者のままで、消費税分を値引きする方法です。

なぜなら、値引きをしてしまえば、金額としては今までの取引と同じになるからです。

でも、消費税分を値引きしてしまえば、今までよりも利益が減ってしまいます。

 

1人親方や手間請けの大工は、課税事業者になって簡易課税を選択するほうが、お金は手元に残りやすいです。

免税事業者で値引きをするよりも良いので、検討してみましょう。

 

免税事業者が良い場合は、消費税分を値引きする。

インボイス制度で大工は、簡易課税を選択することが対策

インボイス制度で1人親方や手間請けの大工は、簡易課税を選択することが対策となります。

なぜなら、簡易課税の方が有利になることが多いからです。

1人親方で材料を持たない場合は、道具代と交通費がメインの経費になると思います。

手間請けなどでやっている場合は、売上の約4%が消費税の納税額になります。

売上の6割を消費税のかかる経費があれば、その方が得ですが、ほとんどの場合はそこまで経費がありません。

そのため、簡易課税を選択するほうが有利になります。

実際に、数字を使って確認します。

簡易課税の選択した場合の試算

例:手間請け仕事 簡易課税では第四種事業

売上880万円(内消費税80万円)

道具代110万円(内消費税10万円)

交通費220万円(内消費税20万円)

 簡易課税を選択しない場合簡易課税を選択する場合
売上にかかる消費税80万円80万円
道具代にかかる消費税10万円
交通費にかかる消費税20万円
簡易課税で計算した金額 (80万円×60%) 48万円
差引納税額50万円32万円

2022年1月20日追記

表の簡易課税を選択しない場合と、簡易課税を選択する場合の表記が、逆になっていました。

申し訳ございません。

2023年9月8日

表の簡易課税の計算が、間違っていました。

訂正して、お詫びいたします。

 

わざと簡易課税が有利になるように書いていますが、手間請け仕事がメインの大工は簡易課税の方が有利になると思います。

簡易課税の選択のポイントは、消費税のかかる経費が、売上の6割を超えるかどうかです。

超えるのであれば、簡易課税は不利になりますが、6割行かない場合は簡易課税が有利になります。

 

ちなみに、大工で、材料持ちの場合の簡易課税は、第三種事業で売上の3%が消費税の納税額です。

材料持ちと手間請けの場合は、材料持ちが売上の3%で手間請けが売上の4%と分かれます。

 

税理士は、サービス業なので第5種事業のサービス業になります。

簡易課税の選択のポイントは、消費税のかかる経費が、売上の6割を超えるかどうかです。

インボイス制度で簡易課税の問題点

簡易課税が有利と書いていますが、絶対に有利とは限りません。

なぜなら、作業車を買った時などには、簡易課税は不利になる可能性があります。

手間請けなどで仕事をしている場合は、売上の6割以上消費税のかかる経費があれば、簡易課税は不利になってしまうからです。

特に、車を購入した時などに、不利にな入りやすいです。

最近は、軽自動車でも100万円を超えることもあります。

設備投資として、車を購入することがある場合は、簡易課税が有利かどうかを確認しなければいけません。

インボイス制度で大工はどうする?を解説!のまとめ

最後にもう1度確認しましょう。

インボイス制度で大工はどうする?を解説!のまとめ
インボイス制度で大工はどうする?を解説!のまとめ
  • 免税事業者のままだと、上の会社の消費税が増えてしまう
  • 課税事業者になって、簡易課税の選択を考えよう
  • 簡易課税も不利な場合がある

55日記(1215)

オムツがもう少しで取れそうです。

頑張れ!

66日記(442)

ヒジを触るのが好きです。

抱っこのときも、寝始めのときも、ずっとヒジを触っています。

  • URLをコピーしました!
目次