資金繰りが厳しいのは、いろいろはっきりしていないから

2023年9月28日

資金繰りが厳しいと悩んでいませんか？

資金繰りが厳しいのは、いろいろはっきりしていないからだと考えています。

いろいろというのは、

損益がはっきりしていない
お金の流れがはっきりしていない

からです。

この記事を読んで、いろいろはっきりさせてみましょう。

資金繰りが厳しいのは、いろいろはっきりさせていないから

資金繰りが厳しいのは、いろいろはっきりさせていいないからです。

なぜなら、お金は今あるだけではありません。

これから出ていくお金や入っていくお金や出ていくお金のことも考えなければいけないからです。

ここまで考えて、資金繰りとは成り立っていきます。

資金を管理していない会社や個人事業主は、損益の管理やお金の管理もしていない場合が多いです。

そのため、まずは会社や個人事業主の損益やお金がどうなっているかを、はっきりさせましょう。

資金繰りが厳しいのは、損益がはっきりしていないから

資金繰りが厳しい会社や個人事業主は、損益がはっきりしていない場合が多いです。

なぜなら、もうかっているのか？損しているのか？わからないので、お金を使ってしまったりします。

資金繰りが厳しい会社や個人事業主は、まず毎月損益がどうなっているかを確認しましょう。

もちろん、社長や個人事業主の方は、だいたいこのくらい利益がでていると感じている方が多いです。

この利益というのは、粗利の場合が多いです。

最終的に月にどのくらいの最終利益がでているのかを知っている方は、少ないんじゃないかと思っています。

毎月会計ソフトへ入力することや毎月税理士などに会って、今の状況を確認しましょう。

まずは、

どのくらい売上がある？
どのくらいの仕入れがある？
思っていたのと違うのはどこ？

を確認してみましょう。

まずは、会社の状態を確認しましょう。

なんとなくわかっているは、わかっていないのと同じかもしれませんよ。

資金繰りが厳しいのは、お金の流れがはっきりしていないから

次に、お金の流れがはっきりしないから、資金繰りが厳しくなります。

なぜなら、毎月どのくらいお金が必要なのかがわかれば、手の打ちようがあります。

でも、どのくらい必要なのか？というのがわからなければ、あるときに使ってしまい、ないときにあせってしまいます。

まずは、いつもどのくらい必要なのかを確認しましょう。

事業をやっていると、お金が入ってきたり、お金がでていったりします。

そうすると、お金が多い時と、少ない時がでてくるのです。

通帳をみたら、お金がいっぱいあったので、

これを元手にして新規事業を始めてしまう
以前から車が欲しかったので、買ってしまう
返済しなくてもいいのにお金を返済してしまう

などを、してしまう方がいらっしゃいます。

通帳をみたら、お金が少ないので、

今週中にお金が必要だ
今週中に銀行からお金を借りたい

などと、なってしまいます。

会社員時代なら、お金は定額で入ってくることが多いです。

でも、事業をやるとなると、お金は不定期となります。

お金が少なくなってから、お金を工面しようと動くのはダメで、早い時期に動くのが必要となります。

資金繰り表で、お金の流れをハッキリさせましょう

資金繰りの問題は、資金繰り表を作るのが1番です。

なぜなら、資金繰り表をつくると、お金の流れがはっきりします。

結局は、面倒くさい資金繰り表を作るのが、近道となるのです。

資金繰り表をいきなり作るのは、ハードルが高いと感じているかたは、まずはお金のことを考える時間を作りましょう。

通帳を見ながら、お金がどのように動いているかを確認しましょう。

ガンガン売ればいいということもあるのですが、気がついたらお金がないということにもなります。

そして、どのタイミングでお金が入ってきて、どのタイミングでお金が出ていくのかを確認しましょう。

たとえば、

A社は、翌月末入金
B社は、翌月20日入金
C社・D社は、翌月末支払い

などと見ていきます。

通帳を良く見れば、ながれはわかります。

これが、資金繰りの第一歩となります。

現金集金で現金支払いだけなら、お金の流れを確認する必要はありません。

でも、翌月入金や翌月支払いなどの、売ったときと入金がずれる場合や買ったときと出金がズレる場合は、お金の管理が必要です。

資金繰り表を作るのが、ベストです。

でも、最初は通帳を良く確認することが、大切ですよ。